ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.86
  • (1315)
  • (2790)
  • (1777)
  • (153)
  • (18)
本棚登録 : 15096
レビュー : 1797
  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048708241

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • プロローグからエピローグまでで徐々に明らかになる栞子さんの秘密。
    一巻の表紙の絵が実はこんな風に繋がっているのか…!と驚かされた。
    『時計じかけのオレンジ』の改稿の話は、書いたものはなかったことにはできない。
    だからどちらも真実であるし、決して消えない。
    それは人の人生と似ていて、作者の心の流れを知る上で大切なことだと思った。
    誰かの事を知りたいと願う事は、探偵のように隠されていた真実を暴くことと紙一重なんだということはわかっても、そうせずにはいられないのは業の深さというのか人の性というのか…。
    次巻も気になります。

  • 大抵二番煎じは劣るものが多いのだけど これは1巻よりも面白いと思う。
    取り上げている古書も2巻の方がとっつきやすいという事もあるかもしれないが
    『時計じかけのオレンジ』の完本版とそうでないものの違いにまつわる話や
    有名作家の隠れた作品の話とかとても興味深かった。
    栞子さんのお母さんの話が出てきてベールに包まれた彼女の過去も徐々に分かってくる。
    大輔くんと仲良くなってゆく様子もほのぼのと描かれていて
    読んでいて心地よかった。
    栞子さんの古書の泉は深いなあ。
    限られた分野だけでもイイ、打てば響くような知識が私にも欲しい。

  • 連作短編集の続編、という判ったような判んないような体なんだけど
    基本的には1冊で連作分は完結するという形をとっているみたいだし
    作中の折々で今までのあらすじ的なところに触れてくれているので
    前作を読んでなくても全く話が判んなくて困る、ということはなさそう。

    とはいえ、栞子さんと大輔くんの遣り取りはだいぶキュンキュンできる(笑)。
    つーか何気に小悪魔だな栞子さん(爆)。
    表紙や挿画のイメージでは掴みにくいかもしれないけど
    栞子さんの女子高育ちで引っ込み思案で眼鏡で巨乳という設定は
    男子目線の萌えポイントをしっかり押さえてるんだなと感心することしきり(ってそこ???)

    飛び込みのお客さん、というのではなく
    今いるキャラクターを介して登場人物が増えていく、という進み方をしてるのが
    意外といえば意外だった。
    『基本的に』1冊で完結、という体を取っているのは変わらずだが
    今回はあからさまに回収してない伏線が1個残されてるのが気になる。
    3は手元にあるからすぐ読めるけど、4が待てなくなりそうで怖い。

  • 相変わらず栞子さん鋭い!
    今回もおもしろく あっという間に引き込まれていく。
    本の知識が得られ、本好きにはたまらないかも・・・
    栞子さんの過去が少しずつ明らかになり、五浦くんとの関係もますます気になる。

    「時計仕掛けのオレンジ」学生の頃、授業で見させられたことがあったけど、途中で見るのに耐えられなかった。なので結末は知らなかったけど
    「そうだったんだ~」とわかった。でも改めて映画を見る気も本を読むこともないかも・・・ちょっと苦手。

  • 栞子さんの昔の思い出のいくつかを知ることができる話。
    五浦さんの恋愛話も。

    本は、既に誰かの想いによって生まれているけど、そこに新たに自分の想いを託して誰かに届けることができるのだ。
    そんなことを考えた。

  • 第一巻を読んでから久しぶり。実在する本×軽い謎解きが心地よい。少し栞子さんの過去が明らかになりつつあり、続編が楽しみになる。
    シリーズ累計680万部とか。

  • 本にまつわる蘊蓄と愛書家達の愛憎入り混じった喜怒哀楽の人生模様を描く大人気古書店ミステリ第2弾。嫌いな本「クラクラ日記」をどうして大量に買うのか?の意外な理由。バージェスの2通りの結末がある珍しい本。福田定一の本名にビックリ!稀少な名作マンガは最近のお安い物でいいからぜひ読みたいですね。それから語り手の五浦は厄介な恋愛に係わってしまう宿命なのでしょうね。彼の遠回りの恋は何時か成就するのか?そして栞子さんは母の残した「クラクラ日記」を手にし、やがてこの似た者同士の母娘に再会の日は来るのか?気長に読みますね。

  • 小学生の栞子さん。大学生の大輔君。栞子さんの母親。。。作者があとがきで述べてるようにいよいよ本編に入った感で主人公たちの人となりが語られていく。それが古書にまつわってっていうのがこの作品のすごさだな~。栞子さんと大輔君のこれからが楽しみだ。そしてもちろん語られる古書も興味深い。

  • 相変わらず読みやすくて本に纏わる物語で面白い。謎解きというよりはその本に魅せられた人達のドラマに重きを於いている感じ。
    さすがに、本が日焼けとベタついている情報だけで、持ち主の家を当てられちゃう栞子さんはやり過ぎ。

    『最後の世界大戦』という何百万もする漫画本に興味惹かれた。読んでみたい。

  • 『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズの第2巻です。今回も引き続き本にまつわる謎解きのお話です。と、同時に主人公が働く古書店の店長である才媛の栞子さんと主人公が徐々に親密になっていく様子も描かれていました。面白かったので次巻も読みたいです。

全1797件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

1971年、神奈川県横浜市生まれ。 武蔵大学人文学部社会学科卒業。中古レコード店、古書店勤務を経て、『ダーク・バイオレッツ』で2002年デビュー。2011年に発表した古書ミステリー『ビブリア古書堂の事件手帖』が人気作になる。同作は2012年に本屋大賞にノミネート。2012年、「足塚不二雄『UTOPIA 最後の世界大戦』(鶴書房)」(『ビブリア古書堂の事件手帖2』に収録)で第65回(平成24年度)日本推理作家協会賞短編部門にノミネート。2014年3月14日、『ビブリア古書堂の事件手帖4』(メディアワークス文庫)で第67回(平成26年度)日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門にノミネート。

ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)のその他の作品

三上延の作品

ツイートする