ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.86
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本棚登録 : 15068
レビュー : 1796
  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048708241

感想・レビュー・書評

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  •  第3話で栞子の母の話が出てきた。1巻のレビューの時に、栞子の闇の部分をもっと出して欲しいと書いたが、その闇を出した人物がこの智恵子になりそうだ。栞子以上の本の知識を持ち、本を手に入れるためなら手段を選ばない。グチャグチャにして欲しいね。他の話とかは、深刻そうな雰囲気だけど内容はほのぼのしているから。
     本のために力を出す人が出てくるが、私はそこまで本に執着がないので分からない。本は道具と思っている人には、古書を大事にする人々の気持ちは分からないだろう。だから私は大輔目線でも話を追っている。
     大輔といえば、大輔と栞子が名前で呼び合う時の地の文に、この記録もこの時から名前で呼ぶ様にすると書いてあった。この本は大輔の書いた手記なのかな。
     胸を強調する描写が多かった。なんだか、見え透いたフェティシズムで好ましくない。

  • 前巻同様、実在する古書に絡めてよく練られたストーリー展開に引き込まれる。今回は大輔の元カノ?が登場したり、栞子さんの母親の過去が語られたりと、主人公二人のプライベートが少し明かされた。それにしても、大輔と栞子さんの距離感がじれったくもあり、これから楽しみでもあり。

  • "第2巻も楽しめました。私の実家最寄駅が本郷台、大船なので、なんとなく似たような名前で実在する場所も登場する。本書に登場する島野書店はおそらく島森書店のこと。
    大船の駅を降りて横断歩道を渡って右手にあったのが島森書店だったと記憶している。懐かしい思いでネット検索をしたら、なんと昨年閉店したようだ。実家に帰ってもぶらぶらすることもなく、目的地に直行するので、子どもの頃通った通りとかもしばらく歩いていない。大きく変わっているのでしょう。
    第一巻のあとがきによると、この書店のモデルとなったような古書店は実在しないようだ。
    こんな古書店があったら、実家に帰った時に散歩がてらに訪問してみたくなる。
    この本を読み、古書店めぐりの旅に出てみたくなる人もいるのでは?"

  • ストーリーの展開が好きで2作目終了。すぐに読み終わってしまいました。このシリーズ(といっても2作目だが)を読むと紹介された本を読んで見たくなる。。感想文の話は、自分の読書感想文を思い出したりと後味も最高に良かった。続きがきになるのでまたシリーズ買いたいと思います

  •  古書にまつわる謎をビブリア古書堂の美しい店主とバイトの武骨な青年が解き明かしていく。

     久しぶりに第2弾を読みましたが、読み始めるとサクサク読めて一気に読み進めてしまいました。

     本にまつわる謎と美しい店主のミステリアスな部分の解明を縦軸に店主と青年の恋模様が横軸に編まれたストーリー展開が連作短編の魅力を引き立てている感じがしました。

     自分の好きな作家や作品が出てくる所もこの作品を読む楽しみの一つになっています。

  • シリーズ第2弾。短編4編。
    退院し、ビブリア古書堂に戻ってきた栞子は、大輔と共に働くが、またも古書にまるわる日常の謎が栞子の元へ。そして大輔が不思議に感じている栞子の母親の謎は?
    映画でしか見ていなかった「時計じかけのオレンジ」が、旧版と違うとは知らなかった。

  • 「いやいや、それはちょっと飛躍しすぎでしょう!」
    という、ツッコミ所が見え隠れしますが、それでもやはり面白い。
    結局、一気に読んでしまいました。
    地の文がすくないからですかね。すいすい読めるのは良いのですが、時々誰が喋っているのか分からないときがあります。
    この著者の方は、書き分けがとても上手だと思うのですが、ヒロインと主人公の雰囲気が同じような特徴を持っていて、ゲストの本好きの登場人物たちもやはり似たような落ち着きを持った人が出てくるのでそんな風に思うのかもしれません。
    冒頭に書いたことですが、お話だからメリハリ付けないと成立しないのでしょうけど、さすがにそこまできっぱり言い切るのはちょっちムリがあるんでないかい? という気持ちと「この人はきっと、とてつもなく運がいい人に違いない」と物語の登場人物に、無意味に嫉妬する気持ちも湧いたりしました。
    それが栞子さんの魅力を引き立たせるわけです。

    ・・・・・・ちなみに、
    「剛力じゃないだろ」
    と、二巻でも改めて思いました。

    それはさておき、今回は司馬遼太郎の話が印象的でしたね。大輔の過去なんか別にどうでもいいですが、それよりも司馬遼太郎のサラリーマン時代のほうが興味をそそられました。ちょっと読んでみたいかも。

  • 多くの男はこういう女性に弱い・・・
    正直ズルいと思う、栞子さんがまぶしすぎるわ。だってこんな人がいたら、守ってあげたくなるもん。

    私的には、2話目が良かったかな。別れた彼女との別れの場面は、かくあるべきと強く思う。

    著者のあとがきにもあったが次作からが本番とのこと。
    二人の仲や母親との関係など、新たな楽しみが増え待ち遠しい。

  • 前編より引き続き、古書の内容になぞをかけて物語を作成している。今回のテーマは、栞子の母親に関する謎を作ること。母は本好きで、栞子に伝授した。10年前に突然姿を消した。五浦に打ち明けるところから、2人の関係は沁みて行く。

    クラクラ日記(母の失踪を暗示させる)
    時計じかけのオレンジ(読書に関して早熟であった栞子)
    サラリーマン(五浦も気付かず)
    足塚不二雄(母の古書に対する暗行)

  • 栞子さんと大輔さんの距離が縮まった気がする古書店を舞台にした日常ミステリ第二段。
    ちょっとずつ栞子さんがなついていくのがかわいい。

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著者プロフィール

1971年、神奈川県横浜市生まれ。 武蔵大学人文学部社会学科卒業。中古レコード店、古書店勤務を経て、『ダーク・バイオレッツ』で2002年デビュー。2011年に発表した古書ミステリー『ビブリア古書堂の事件手帖』が人気作になる。同作は2012年に本屋大賞にノミネート。2012年、「足塚不二雄『UTOPIA 最後の世界大戦』(鶴書房)」(『ビブリア古書堂の事件手帖2』に収録)で第65回(平成24年度)日本推理作家協会賞短編部門にノミネート。2014年3月14日、『ビブリア古書堂の事件手帖4』(メディアワークス文庫)で第67回(平成26年度)日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門にノミネート。

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