ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 15126
レビュー : 1800
  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048708241

感想・レビュー・書評

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  • 大輔の元カノが登場したり、栞子さんのお母さんのことが少しずつ明らかになったりと、登場人物の背景に深みが出てきた。二人の関係は相変わらず微妙な距離を保っているが、そこが好感の持てるところかも。

  • 十年前に突然失踪した母と主人公との確執が大きな命題であります。
    たぶん、その謎は最終巻まで持ち込み謎を解き明かすのでしょう。
     第三話で、構成されております。特に好きなのは、第二話で日本を代表する大作家 司馬遼太郎先生に関する薀蓄であります。
     勿論、小説は創作であります。経緯や登場人物は架空のものであることは、あとがきに書かれていますが、古書は実在であると書かれていました。
     初めて聞く図書の所在は、ネットで確認もしました。
    勿論、この作品は2011年に発行されていますから、本書を読んだ古書ファンが希少価値のある本を、買いあさったのではないかと思われますが・・・殆ど品切れ状態であります。
     第二作目も、楽しく読ませていただきました。 
     続けて、三作目を読みます。

  • 大の本の虫である栞子が好きになれない【クラクラ日記】と、大輔がうまく応対出来なかった電話の【蔦葛木曽棧】… 小菅姉妹の話が間に挟まれたせいか余計に「あれはここに繋がるわけか…!」と、小さなクエスチョンだったものが読み進めるうちにリンクしていく感覚、それがすごく個人的には楽しかったです。 色々複雑な事情はあれど不器用ながらも妹を大切に想ってる(…と思われる)光代姉さんも、私は結構好きだなぁ~

  • 「値段の割にページ数が多いのが、ビブリア古書堂のいい所といっていいのではないでしょうか」などと、シリーズ第1冊目で購入した私に、現実を見せてくれたのがシリーズ第2冊目。そう、第1冊目より若干薄い。でも、内容の具合は変わらなかった気がするので、手に入れて問題無かったです。第2冊目の表紙も変わらず綺麗で引き付けられる。『時計じかけのオレンジ』をこれ読んだ後に間接的に知ったのが悔やまれるので、もう一度読もうか迷っています。だんだん栞子さんのお母さんへと近づいていくので、若干暗い雰囲気もありますが、同時にもっと進みたい意欲もかきたててくれます。

  • 人生を本に例えれば毎日がページをめくるように過ぎていくのだろう。時には雨が降ってページに濡れ皺がついたり、熱い日差しにあたって退色したり。それぞれの本には人生があり、本を見ると持主の人生が垣間見える。次はどんな本が書店に来るのだろうか?次作が楽しみ。

  • 昔読んだマンガに、「男性ファンをとりこにする真に魅力的な女性アイドルは、ただ可愛いとかスタイルがいいとかいうだけではない、必ず『毒』を内包している。」という意味のことが書かれていたのを思い出した。
    栞子が内包する「毒」の部分が見えてきて、ぐっと面白くなった気がする。

  • シリーズ第二作。今回のテーマは「家族」。さまざまな家族の形があって、それは決して暖かく穏やかなものとは限らないのだけれど。それでも分かり合える存在でいてほしいと思うなあ。
    栞子さんの家庭の事情もなかなかに複雑。だけどいつかその呪縛が解ける日は来るのでしょうか。ただ……その能力の遺伝っぷりは、凄すぎ(笑)。

  • ドラマ化されるという事なので、予習のつもりで読んでます。

    ※追記

    うーん、何か、栞子さんのお母さんの謎が増えたのか減ったのかって感じですね。

    後、大輔との関係も気になります!

    次巻の展開が、どんな感じになるのか楽しみです。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「ドラマ化されるという事なので」
      どーしての篠川栞子役なのに、髪短いのでしょうね?
      「ドラマ化されるという事なので」
      どーしての篠川栞子役なのに、髪短いのでしょうね?
      2013/01/09
  • 全く同じ結果であっても視点や変わればここまで印象が変わるものか、と。
    思わず、そう感じずにはいられなかった。
    今まではほとんど語られる事がなかった、栞子さんにまつわるお話が出てきます。
    これがこの巻のメインのお話でしょう。
    今後も深いストーリー展開が期待される、面白い話でした。
    また、それ以外でも何人か新キャラクターが登場し大輔の過去も少々見られたのも、またいい感じの小出し感で引き込まれます。
    新キャラが今後も何かしらストーリーに関わってくるのかどうか...まだまだ先が楽しみなシリーズです。

  •  今回は『ブレイク前の作者の実態』に焦点を当てたお話が多かった。たくさんの有名な著名人の、知られざるエピソードが知れてよかった。
     本っていいなあってこの作品を読むと改めて思える。本は、その人にとっての、大切な財産になりえるものだものなあ。
     3巻も読もう。

    • 猫丸(nyancomaru)さん

      「『ブレイク前の作者の実態』に焦点」
      そうなんだ、本に纏わる薀蓄は楽しいですよね。読むのが愉しみ!

      「『ブレイク前の作者の実態』に焦点」
      そうなんだ、本に纏わる薀蓄は楽しいですよね。読むのが愉しみ!
      2012/09/19
    • kwosaさん
      ayakoo80000さん

      >『ブレイク前の作者の実態』に焦点

      なるほど、言われてみればその通りですね。
      「親子の物語」という見方しかし...
      ayakoo80000さん

      >『ブレイク前の作者の実態』に焦点

      なるほど、言われてみればその通りですね。
      「親子の物語」という見方しかしていませんでしたが、そう考えると面白いですね。
      2013/01/18
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著者プロフィール

1971年、神奈川県横浜市生まれ。 武蔵大学人文学部社会学科卒業。中古レコード店、古書店勤務を経て、『ダーク・バイオレッツ』で2002年デビュー。2011年に発表した古書ミステリー『ビブリア古書堂の事件手帖』が人気作になる。同作は2012年に本屋大賞にノミネート。2012年、「足塚不二雄『UTOPIA 最後の世界大戦』(鶴書房)」(『ビブリア古書堂の事件手帖2』に収録)で第65回(平成24年度)日本推理作家協会賞短編部門にノミネート。2014年3月14日、『ビブリア古書堂の事件手帖4』(メディアワークス文庫)で第67回(平成26年度)日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門にノミネート。

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