ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.86
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本棚登録 : 15090
レビュー : 1797
  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048708241

感想・レビュー・書評

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  • 第1巻で登場した小菅奈緒が、ビブリア古書堂の大輔のところへ、妹の結衣が書いた読書感想文を読んでほしいと申し出る話です。取り上げられている作品は、A・バージェス『時計じかけのオレンジ』(ハヤカワ文庫NV)でした。いささか暴力的なその本の主人公に共感を寄せる文章が、学校や親に問題視されているというのです。

    第2章は、大輔が大学時代に付き合っていた香坂昌穂の父親の家に、本の買い取りに出かける話。栞子は、司馬遼太郎と関係のあった香坂の父が、娘の昌穂に託した思いを解き明かすことになります。

    第3章は、かつてビブリア古書堂で、栞子の母から藤子不二雄の初期作品『UTOPIA最後の世界大戦』を買ったという男の息子が姿を現します。栞子以上の本の知識を持ちながら、一筋縄ではいかないらしい栞子の母・篠川智恵子の人物像が明らかとなります。

    坂口三千代『クラクラ日記』(文芸春秋)を軸に、今も母親の影から自由になれない栞子と、そんな彼女を見守る大輔の様子を描いた「プロローグ」と「エピローグ」が置かれています。

    各章のミステリの内容よりもキャラクター先行という印象はあいかわらず強いですが、シリーズを通して明かされるであろう栞子とその家族の関係が少しずつ明らかになってきて、続編への期待も高まってきます。

  • ドキドキな場面がときどきでてくるのがいい♪

  • 2014年4月5日読了。
    本を読むことが好きなのと、古書が好きなのは少し違うような・・・?と思いながら読んでしまった。
    『クラクラ日記』は是非読みたい。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「少し違うような・・・?」
      根っこは同じだとは思うけど、、、
      「少し違うような・・・?」
      根っこは同じだとは思うけど、、、
      2014/04/09
  • ドラマで見逃した部分が収録していて新鮮でした。この巻では特に『時計じかけのオレンジ』が読んでみたくなります。 いよいよ栞子のお母さんについて触れてきましたね。

  • 本の紹介の本ではないですが、お話の中に出てくる本が
    今まで読んだことのない物で、そのあらすじを知ることが出来、読んでみようかななんて思えます。
    私は、お互い好き合っていると分かっているのになかなかくっつかない人たちの恋愛話が好きみたいなので、そこもいい雰囲気です。

  • 古書店の均一コーナーで購入。
    半年ぶりに続編読んだ。
    やはり本にまつわる謎解きは、わくわくしますね。
    次の巻も均一コーナーに出るまで待とう(笑)

  • 栞子さんだったら、鎌倉の島森・・・いや島野書店まで来たときには、きっと御成のたらば書房にも寄っただろうなぁ。

  • 2人の距離が少しづつ縮まってきたかな?♡
    次巻に期待ーヾ( ^ω^)ノ

  • 北鎌倉の古書店ビブリオ古書堂を舞台にした連作小説集の2作目。古本が絡むとホームズ並みの推理力を発揮する美人の店主、文字が読めないアルバイト店員、ふたりの微妙な関係、北鎌倉の雰囲気が、1作目を読んだときは楽しく、新鮮な感じがした。しかし、ストーリーの面白さで勝負すべき2作目は、ちょっと息切れしたような気もする。「時計仕掛けのオレンジ」や司馬遼太郎に関するトリビアが2作の筋の中心となっているが、驚くほどのものではない。ただ、平易な文章、わかりやすいストーリー、何よりも古書店を舞台にしているシリーズであり、本好きは幸福感は味わえると思う。まぁ、お勧めのシリーズ。

  • 栞子の言動は、全部おっさんが考えている現実を思うとなんだか変な気分になるが。
    そこは考えないほうがいいのかね。

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著者プロフィール

1971年、神奈川県横浜市生まれ。 武蔵大学人文学部社会学科卒業。中古レコード店、古書店勤務を経て、『ダーク・バイオレッツ』で2002年デビュー。2011年に発表した古書ミステリー『ビブリア古書堂の事件手帖』が人気作になる。同作は2012年に本屋大賞にノミネート。2012年、「足塚不二雄『UTOPIA 最後の世界大戦』(鶴書房)」(『ビブリア古書堂の事件手帖2』に収録)で第65回(平成24年度)日本推理作家協会賞短編部門にノミネート。2014年3月14日、『ビブリア古書堂の事件手帖4』(メディアワークス文庫)で第67回(平成26年度)日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門にノミネート。

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