ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.86
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本棚登録 : 14409
レビュー : 1738
  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048708241

作品紹介・あらすじ

鎌倉の片隅にひっそりと佇むビブリア古書堂。その美しい女店主が帰ってきた。だが、入院以前とは勝手が違うよう。店内で古書と悪戦苦闘する無骨な青年の存在に、戸惑いつつもひそかに目を細めるのだった。

感想・レビュー・書評

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  •  シリーズ第二作目。
     果たしてこれは最初からシリーズになる予定の本だったのか……? と意地悪なことを考えたりもします。

     物語は、栞子さんのところに出戻った主人公がやはり本に絡めた事件を解決していく話です。
     一冊目と違って、そこまで血生臭い話はなくて。
     どちらかというとすれ違いや、行き違いの話が多かったです。

     それでもそれよりも、栞子さんのお母様の話が少し、出てきたりして、ちょっとだけ、裏側の事情が透けて見えてこようとしています。
     二人の関係も、大人とは思えないくらいゆっくりで、亀の歩みのようですが、名前で呼び合う関係にはなれたようで、ちょっとだけ前進です。

     もどかしい二人の話と、ちょっとしたハプニングを楽しめる方にはオススメします。

  • 2018/H30.5.19(土)~20日(日)[再読]

  • ○目次
    ◇プロローグ:坂口三千代『クラクラ日記』(文藝春秋)・Ⅰ
    ◇第1話:アントニイ・バージェス『時計じかけのオレンジ』(ハヤカワ文庫NV)
    ◇第2話:福田定一『名言随筆 サラリーマン』(六月社)
    ◇第3話:足塚不二雄『UTOPIA 最後の世界大戦』(鶴書房)
    ◇エピローグ:坂口三千代『クラクラ日記』(文藝春秋)・Ⅱ

    いよいよ大輔と栞子の人間模様が色々明らかになってきて、話も展開し始める。前巻に続いて古書や書誌の話もふんだんに盛り込まれており、何冊か今後読んでみようと思いました。

  • 「時計仕掛けのオレンジ」については勉強になりました。旧版も読んでないけど。
    本編については、ようやく動き出した感があるかな。

  • 1巻に引き続き読了。
    前作よりも内容の濃さとしては物足りなさを
    感じる人もいると思うが、
    ストーリーが展開されているという点では
    面白くなってきた!と思う。

  • 著者にとっては北鎌倉は馴染の場所らしい。自分にとっても北鎌倉駅まで徒歩10分程度なので、やはり馴染があり、まぁそんなに土地勘のある話題が出てくるわけじゃないけど、やっぱりそういう本ってちょっと愛着が出てしまう。
    でもって本を読む人というのはそれなりに読むほどにウンチクを持ってくる気がして、そういうウンチクは次第に頭に貯まっていくけど、でも実際にそれを開放するチャンスというのはほとんどない。でも貯まっていくのはなんというか心地よいもので、このシリーズはその欲求をさりげなく満たしてくれて、かつヒロインの萌え要素が強烈で、美人・巨乳・引っ込み思案、と揃えばもう。そんなこんなでゆるりとした事件を解決しながら、主人公のもたもたしっぷりにイライラしたりほんわかしたり、今回もわりかし楽しませてもらった。
    しかし時計仕掛けのオレンジ、原作がある上にこんな結末だったのかー、と、脳にしわが一つ増えたのだった。

  • 大輔の元カノ登場。
    彼を搦め手でゲットしたとのこと。

    これがなにを表しているかというと、栞子さんも、彼を搦め手で捉えようとしているということだと思います。
    この栞子さんの黒いところを見せているのが、この作者のすごいところというか、このお話のいいところかも。

    黒い人が嫌いかというと、実はそんなことはないかも。
    というか、その部分にけっこうひかれているかも。

    そして、栞子さんは、自分の黒いところとか、主人公を搦め手で捉えようとしているところとかをけっこう自覚しているっぽい。
    そこが、けっこうよいなぁと思います。

  • さらっと読め、それなりに楽しめた。 1巻に比べると少し物足りなさはあるかな。

  • 古書に関わる人間模様とちょっとした謎解き。

  • いよいよ物語が動き出した、シリーズ2作目。足塚不二雄『UTOPIA』にまつわる話は、本のストーリーとお客さんのストーリーと栞子さん自身のストーリーが対比されていて、とくに印象的だった。

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プロフィール

電撃文庫『ダーク・バイオレッツ』にてデビュー。ホラーからファンタジーまで、幅広い作風で縦横に活躍中。

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