青春ラリアット!!(3) (電撃文庫 せ 3-3)
- アスキー・メディアワークス (2011年12月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048708821
作品紹介・あらすじ
長瀬の悪魔の誘導術などに押され、自慢のナンパテクなるものを披露することになった黒木。そして、運命の出会いを果たしたのが-ゆかりだった。きっとお嬢様に違いない、と思うぐらいに、おしとやかで天然なゆかりに黒木は舞い上がる。だが、お約束なことに、彼女は記憶喪失という重すぎるオプション付きだった。下心むき出しに、一人暮らしの自分の家に誘う黒木。宮本たちも監視を兼ねて黒木家に滞在することに。月島と一つ屋根の下に舞い上がり暴走する長瀬など、黒木の家は大騒ぎ。一方で、ゆかりを捜す不審な影が宮本たちの周りに出現し始め…。
感想・レビュー・書評
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清々しいくらいにバカ。でもこの世界観は何か中毒性がある。良作です。
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バカまっしぐらな青春ラノベの第3弾。
今回は軽口が幸いして、特技(?)のナンパを披露した黒木だったが、声をかけてしまったのは記憶喪失の少女だった!
だが、この少女に惚れてしまって…
相変わらずの皮肉たっぷりの長瀬のコメントは賞賛に値します。
宮本との掛け合いは漫才をみているよう。
それだけで満足しますね!
このラノベはもう少しストーリーに予想外なことが起きればいうことないと思います。 -
1巻からスタンスがまったくブレないのがカッコいい。都子の登場はまだですか
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おそらく話のテーマであったはずの黒木の存在意義がわからない。
惚れた女のためになら頑張る奴って、誰でも助ける人に劣ってるじゃないですか。 -
個人的に満足のいく結末だった。なので終わり良ければ全て良し。とはまぁあまりいかないが、これはこれで良いと思う。恋愛沙汰から始まった話が、恋愛方面へまったく向かないところもまたなんとも……。
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表紙のとおり黒木メイン。どのポジションになっても黒木は黒木でした。いやまあちゃんとメインはやってましたけどね。変わらぬバカたちの青春ぶりがいいですね。次当たり、そろそろ姑息亭チキンさんの彼女を出してもいいんじゃないかな?長瀬と組むとこっちはこっちでとんでもない化学反応を見せそうだしな…!(笑)
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青春感丸出し。今回は黒木メインのお話。徹頭徹尾青春でよかった。
このシリーズは、物語としてはわかりやすい話だけど、展開とキャラの熱で持っていけるのは強みだなあ。
欲を言えば、ゆかりと溝口の件はもう一押し何かあって欲しかったけれど。
とはいえ、三人+長瀬の絆はご馳走様でした。青春ラリアットてのは、友達にかける手のことかなあ、なんて思ったり。
そして今回も長瀬の罵倒芸最高でした我々の世界ではご褒美です本当にありがとうございました。