魔法科高校の劣等生(3) 九校戦編<上> (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048709989

作品紹介・あらすじ

『九校戦』。そこでは毎年、全国から魔法科高校生たちが集い、熾烈な魔法勝負を繰り広げていた。七月中旬。第一高校でも、将来の魔法師候補たちによる優れた選手団が組織されていた。遠征メンバーには、『新人戦』に参加する司波深雪と、その兄・達也の姿もあった。競技に向け決意を新たにする深雪だが、一方で達也の表情は晴れず…。『九校戦』で勝利を掴むためには、選手の運動能力の他に、もう一つ重要なファクターがある。それは、選手たちが持つCAD(術式補助演算機)の調整。-魔法の苦手な司波達也が、魔法の代わりに得意とする分野。達也によって調整されたCADを手に、第一高校生徒による華麗なる圧勝劇、その幕が開く。

感想・レビュー・書評

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  • 学編にも説明があった九校戦編がついにスタート。3巻でもまだやるかというぐらいの設定の羅列。この説明の嵐は人を選んでしまうかもしれないが、慣れてくれば世界観に惹き込まれてすらすらと苦も無く読めると思います。またキャラの心理描写も細かく、次にどんな行動を取っ手くれるのか気にさせる書き方はとても上手いです。
    しかし今回は達也がエンジニアとしての裏方担当、そして九校戦がまだ本選前半と言うことで前巻みたいな爽快感は得られないが、張りに張った伏線の中、新人戦が描かれる下巻でどれだけ無双してくれるのかとても楽しみです。

  • 合同体育祭みたいな九校祭前編.司波兄妹が活躍するのは後編へお預けであるものの,魔法に対して天才的な素質を惜しげも無く披露する兄貴や,頭の中がお兄様で埋め尽くされているブラコン妹は読んでて気持ちがいい.
    1・2巻から変わらず,間の悪く始まる魔法解説や謎の改行,セルフツッコミだらけな地の文というスタイルは今巻も変わらないけど,徐々に慣れてきた.イメージのしづらい魔法競技内容が,冒頭で絵付きであるのはとても良かった.

  • 内容は面白いのですが、専門用語や説明等が多いと読み辛いと思ってしまいますね。

    主人公の表以外の部分が徐々にみえてきました。
    切り札の1つと思われるスキル名が挙がり、まだまだ切り札がありそうな気がするので制限を無くした際に主人公がどこまで強くなるのか気になるところ。
    3巻ではほとんど戦闘がなかったので、4巻に期待といったところでしょうか。

  • 説明がクドい割にスルッと読める。なんでだろ。

  • 読了。
    長かったけど、面白い。
    次も楽しみ。

  • 【再読】
     精霊魔法を操る幹比古が新たに加わり、達也が軍関係者で、天才エンジニアで、魔法術式開発者トーラス・シルバーであることが初めて明かされ、出自の秘密の一端に触れられる今回した。
     さていよいよ『九校戦』 ですが、競技だけでなく競技への妨害企む何者かも動き始めました。それにしても、かくも多様で魅力的な種目を創出した作者の想像力には唸るばかりです。
     幹比古との出会いから達也のエンジニア就任〜九校戦三日目まで。

    そして、本作の代名詞『さすおに(さすがはお兄様です)』初出。

  • アニメでも見た内容ではあるが……やはり面白い。
    非常にいい場面で続くので、もどかしさもあった。
    電撃文庫にはなかなか見かけない厚みに圧倒された。

  •  劣等生な兄と優等生な妹のお話、第3巻。
     とはいえ、劣等生だというのは、「今の評価基準で」劣等生というだけなので、元々はとんでもない能力を持っているお兄さん(その代わりに何かの欠落はありそう)なので、今回も見えないところで大活躍している。

     とはいえ、メインテーマは普通の高校生活なので。
     今回は、九校戦という、魔法学校が魔法を使って行う対抗戦の話。
     競技もそれぞれ魔法を必要とするもので、学校ごとにチーム戦で競うのだけれど、その中にちょっとずつ不穏な要素が紛れ込んでいる。

     そして、上巻の最後で事件が起こるのでした。

     この物語の「魔法」がどのような扱いなのか……を3巻まで読んでようやく理解したところなので(それとアニメも見た)、頑張って続きも読んでいきたいです。
     設定凝っているラノベだとまずその世界観を理解することが必要になってきしまうので、そこが難しいなあ……と思いながら、いつも読んでいます。

     とはいえ、1巻2巻クリアしていれば、この巻は政治的な思惑よりも体育祭的なお祭りムードがまだ大きいので、さらっと読めると思います。

  • アニメで結構面白かった九校生編に突入。今回は厚みが違う!
    3巻は深雪が新人戦でなくて、本戦のミラージ・バットに出るのが決まるところまで。ほぼアニメ通りだったので、ただの復讐という感じ。
    1個だけ新しく気づいたのは、FLT。改めて考えてみたら、Four leavesでがっつり四葉じゃん、と。いつもカタカナで書いてあったからまったく気が付かなかった。
    あと、十師族も28家あったとは。wiki的なもの読んでないので、アニメに細かいとこがでてこない設定が読めるのは原作本のメリットですね。

  • ライトノベル

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著者プロフィール

電撃文庫『魔法科高校の劣等生』著者。

「2023年 『続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(6)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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