むかし・あけぼの―小説枕草子

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 16
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (613ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048723596

感想・レビュー・書評

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  • 中学生の頃、担任の先生に教えていただいた本です。枕草子の現代語訳だけではなく、清少納言の人生に焦点をあてた長編小説といえます。
    今古典を勉強している中高生の方にも読みやすく、時代背景がみえるので役に立つと思います。
    読み返してみて、特に「心ときめくもの」の段など、女性の感性がキラリと光る言葉にはっとさせられました。
    心の底から敬愛できる中宮定子に遣えた清少納言。
    さらに二人は、同じ感性を味わう事ができました。
    何か「をかし(趣深いもの)」な事があると互いに知らせたいと願う関係は特別な絆をもたらしています。
    定子亡き後孤独な晩年であったと言われることもある清少納言ですが、 熱愛する相手(定子)に出会い、人生や自然のよさを味わい、創作の歓びを感じるー田辺聖子さんが描く清少納言はなんてたのしい人生なのだろうと感じます。

    (六)

  • 清少納言についてあまり、知らなかったので、「はなとゆめ」を読んで、概略が、分かりました。また、みんなのレビューを読んで、この作品を知りました。それが、読み始めたきっかけです。しかし、つらいくらい、事件がない。たわいない日常の繰り返し。さすがに、辛くて、挫折。読破できませんでした。

  • 中宮さまが可愛すぎるお話。弟ぎみも可愛いなー
    平安時代の人々の感性が大好きです。
    そして田辺聖子の文章は美しい。よみやすい。
    大変おすすめです。

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著者プロフィール

1928年、大阪市生まれ。樟蔭女子専門学校卒業。64年『感傷旅行』で芥川賞、87年『花衣ぬぐやまつわる……』で女流文学賞、93年『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞を受賞。『むかし・あけぼの』『ジョゼと虎と魚たち』『田辺聖子の小倉百人一首』など著作多数。

「2017年 『私の大阪八景』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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