哀しい予感

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 295
レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (193ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048725217

作品紹介・あらすじ

19歳。失われた家族の愛の奇跡に祈りをこめて-。幻を追う、私の哀しみはとまらない。

感想・レビュー・書評

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  • どんな話かと言われれば、なんてことはない1人の女の子の話なわけだけど、その世界があまりに面白くて、のめり込むように読んでしまった。大したことない場所に、大きな魅力を注いでしまえる作品が、小説にしろ映画にしろ、ダイスキだ。

  • 吉本さんの物語には、夜や死、雨、恋人かそれに近い男性がよく出てくる。「悲しい」ではなく「哀しい」というせつなさ。タイトルが出てくる、…哀しい予感がした。という一文の入る一節が好き。

  • 2015/11/17読了 図書館本

    タイトルとは反比例してふわふわ再生するような気持ちになれた。

  • おばが長い間ひとり、胸にしまい込んで鍵をかけていた思い出が、弥生によってほどかれ、交わる経過が胸に迫る。
    弥生をずっと見守ってきた家族の温かさと、それをきちんと受け止めている彼女の成熟した精神性が美しくて、涙があふれた。

  • 家族、家族。
    父の手、弟の手。

  • 悲しい話かと思ったら、これが意外とそうでもなくて、テンション高くはないけど、ちょうど良い明るさの短い話で読んでて心地良かった!細かい部分まで書き過ぎてないところが良かったのかなぁ・・・!

  • 最近疲れてるのかよしもとばななに癒されてます。
    予感は今じゃなくて昔にも働くものなのね。

  • 少し動揺してたときに読んだら、平静が取り戻せた。
    静かな、透明な幻想世界

  • きれいで哀しくてすりガラスのような物語。
    装丁は角川文庫と同じイラスト・イメージで、地が黒、文字が白。

  • もともと好きだったけど、とつぜん、
    読みたくなって、読んでみた。

    どうしても、いま読むべきだと、
    心が呼んだんだと思う。
    それくらい、いまの自分に必要なことが
    書いてあった。


    でたらめでけだるい生活が、愛おしくて、
    でも、健康で明るい生活も、たぶんよくて、
    きっと、私はそこを行ったり来たりしながら
    生きていくんだろうと思う。

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著者プロフィール

一九六四年東京都生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。八七年「キッチン」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。八九年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で芸術選奨文部大臣新人賞、同年『TUGUMI』で山本周五郎賞、九五年『アムリタ』で紫式部文学賞、二〇〇〇年『不倫と南米』でドゥマゴ文学賞を受賞。著作は三十カ国以上で翻訳出版されており、海外での受賞も多数。noteにてメルマガ『どくだみちゃん と ふしばな』を配信中。

「2020年 『嵐の前の静けさ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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