• Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048726672

感想・レビュー・書評

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  • 小林多喜二の名は知っていたし かの「蟹工船」もかつて読んだけど、人となり はこの本で知れた。時代が時代とは言うものの官憲の拷問で30歳で死亡した多喜二、その時 母は60歳。その母が88歳になった今 多喜二の思い出を振り返る形で話は進む。一番素晴らしいのは この家族の気持ちがいつも通い合っていることで、文字も読めない母だけれども家族の皆が互いを認めていて強いけど優しい。小説だからどこまで史実に添っているのか分からないけど、小林多喜二像がくっきり浮かんできた。朴訥な訛り混じりの老母の語り と言うスタイルが効いている。

    • ありんこさん
      読んでみたくなりました。
      読んでみたくなりました。
      2018/06/02
  • 『蟹工船』の小林多喜二の母の一生を、本人が語っているかのような文章で三浦綾子が小説にしたもの。以前に買っておいた本だがなかなか開けなくて、台風でやっと読めた。
    実際に読んだらとても読みやすく、「おしん」のような少女時代、こども達を育てているとき、ラストの多喜二が亡くなる様子など、「母」の視点から淡々と描かれていた。
    同じ母として共感できるところ、真似したいところなど多々あり、読んでよかった。

  • 方言が。
    優しさで満ちている、忘れがちな大切なこと。

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