音楽の海岸

著者 :
  • 角川書店
3.23
  • (3)
  • (2)
  • (19)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 45
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048727624

作品紹介・あらすじ

を写す映像作家の抹殺を狙うケンジ。引き起こした凄惨な地獄を見続けたケンジに、今、臓器を揺さぶる真の音楽が聞こえる。「限りなく透明に近いブルー」から18年、官能と覚醒の果てについに描き上げた神無き世代の聖書。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 「この人はこんなにもシリアスなことを、私にはなしてくれた」と思って安心する。此処の文にやられた。

  • 最終章の妹とケンジの会話は圧巻。 さらに、この章で妹が発する「誰が何と言っても生きていく希望っていうのは、他の誰かへの働きかけと、その誰かからの反応だからね。他の誰かからの自分への働きかけと、自分の反応じゃ希望にならないから、妄想が起きるわけでしょう?」が、『KYOKO』のテーマになっている。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1952年長崎県生まれ。76年に『限りなく透明に近いブルー』(第75回芥川賞受賞)でデビュー。2003年には、514の職業を紹介した『13歳のハローワーク』が125万部を超えるベストセラーに。財政破綻した近未来日本を舞台にした『半島を出よ』(05年)では野間文芸賞を受賞。10年には『歌うクジラ』(毎日芸術賞)を電子書籍として刊行。 近著に『55歳からのハローライフ』、『オールドテロリスト』などがある。16年に『日本の伝統行事 Japanese Traditional Events』を刊行。

「2018年 『収録を終えて、こんなことを考えた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

音楽の海岸のその他の作品

村上龍の作品

ツイートする