- Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048728256
感想・レビュー・書評
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パラレルな世界がリアルなミステリを求める私には少し合わなかった。そういった世界を割り切れる方はとっても楽しめると思います。外国の方の日本に対する印象が垣間見える点は自然に楽しむことができました。
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日本殺人事件。この言葉から何を想像するかは人によるが、タイトルからこの世界観を言い当てられる人間は少なかろう。パラレル日本で私立探偵茶夢がむちゃくちゃな日本人による殺人事件を解決したりするってミステリーだが、めちゃくちゃな日本人独特の事件と言えるのは最初の二篇だけで、三篇目は普通のミステリーでもできそうだし、四篇目に至ってはミステリーですらない。そこが少し残念だった。
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イメージ参照(http://kentuku902.seesaa.net/article/387161941.html)
日本推理作家協会賞(1995/48回)
(収録作品)微笑と死と/佗の密室/不思議の国のアリンス/南無観世音菩薩 -
お得意の、というか、御家芸のパラレルもの。
日本に来たことがない外国人が書いた、日本を舞台にした推理小説、という設定。
ぶっ飛びすぎて逆に違和感がない。
観音様の像が灯台になってて、目から光線ピカーとか、想像できすぎて困る。
違和感アリアリなのに違和感がない。
わけがわからないよ。
とりあえず、ツッコミ得意な人にオススメします。 -
2009/3/20読了。
とある海外作家が書いたものを山口雅也が翻訳したもの。
色々と日本のことで誤解したまま書かれてるけれど、そこがまた楽しい。
ミステリとしても楽しめる。
主人公のサムがなんか可愛い。
それにしてもこんなにすんなり読めるように翻訳した山口雅也はすごい。