太陽の世界 選ばれざる者 (18)

  • 角川書店 (1989年3月27日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784048729185

みんなの感想まとめ

物語は、シリーズの最終巻である18巻において、アムの鳥人カゲルが3国の聖王マール王となった後の世界を描いています。タルボという村長の末息子が、憧れのラ・ムーを目指して冒険する成長物語が展開され、彼の前...

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ18巻、最終巻だが、全く面白くなかった。半村良氏は、この後どんな展開を構想されていたのだろうか?よくわからない。ぜひともこのシリーズの続きを書いてもらいたかったが……。なぜかこの18巻だけが、私にはよく分からない。つまり面白くなかった。と言っても昔の作品なのだが……。と超速読みでは思ったが、再度ゆっくり読んで見ると、なかなか面白かった。シリーズ17巻のその後の新しい展開となっている。
    ブリンコ軍を撃破したアムの鳥人カゲルが、3国の聖王マール王となったその後の世界。タリム国の田舎の村長の末息子タルボの成長とラ・ムーへの限りなくあこがれ。その為に、ネプトの船団へ乗り込みラ・ムーを目指す物語。途中またしても、デギルの影が近寄ってくるが……。
    再度、この後の物語が読みたかった。しかし作者はもういない。未完の大作。そしてこの作品に流れる生まれながれの差別。格差。選ばれし者と選ばれざる者。アムの持つ念力(キマ)は、その選ばれた者の象徴。選ばれざる者は、どんなに努力や修行しても、キマを持つことはできない。アムが世界を支配する世界はどうなるのだろうか?という作者の一つの例:理想を読んで見たかったのだが。それはもう読む事はできない。

  • 発売と同時に購入、時間をかけて読了。
    事実上の最終巻。未完。

    発表当時は全80巻を予定されていた。初稿から18巻まで月刊野生時代(角川書店)で連載された。
    休載広告はなかったと思う。

    太陽の世界の連載中は伝説シリーズや他の作品の出版が極端に少なかったためやむなく休載したのではないかと考えている。
    休載後に著者が急逝され、そのままになる。

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著者プロフィール

1933年東京都生まれ。都立高校卒業後、紙問屋の店員、板前見習、バーテンダーなど様々な職業を経験した後、広告代理店に勤務。62年「SFマガジン」第2回SFコンテストに「収穫」が入選。71年初の単行本『およね平吉時穴道行』刊行。73年『産霊山秘録』で泉鏡花文学賞、75年「雨やどり」で直木賞、88年『岬一郎の抵抗』で日本SF大賞受賞。『石の血脈』『戦国自衛隊』『妖星伝』など著書多数。2002年逝去。

「2023年 『半村良“21世紀”セレクション1 不可触領域/軍靴の響き 【陰謀と政治】編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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