落下する夕方

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 721
レビュー : 86
  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048729482

作品紹介・あらすじ

愛しきれない、憎みきれない。押しかけてきたおかしな女の魅力に取りつかれ始める、亡霊のような私-。死、癒し、永遠の日常を清新なまなざしで追う、恋愛小説の新しい波。

感想・レビュー・書評

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  • 時々華子に会いたくなって読み返す

  • 同棲していた男が別れ話を切り出すところから物語がはじまり、男に出ていかれた女性のところに、彼が好きになった女性が転がりこんでくる。ありえない状況なのに、だんだん受け入れて彼女を気に入ってしまう主人公。はじまりから終わりまで、つめたい床に裸足で立っているような心細さがある。

  • 江國ワールドに初めて出会った小説☆
    …1番好きだったかも…

  • すれ違う魂の話らしい。
    つかめない女の子、華子に翻弄される梨華、健吾、勝矢さん。
    結局何故自殺したのかはわからないけど、しそうな雰囲気も十分感じられた。

  • 理解できなかった。当然おもしろくなかった。残念。

  • 自分の中にある感情、情景と共鳴して、すっと、身体を通り越して心に浸透していくような物語。

    別れ話をした後の何気無い言葉が「勝手にとげとげしく響いて驚いた」り、「1ミリグラムの誤差もなく、正しい重量をもった『おかえりなさい』に胸がいっぱいになった」り、感じてはいるけれど言語化できなかった部分を言葉にしてくれていて、自分の中に居場所ができた気がして嬉しかった。

  • (1997.09.13読了)(1997.09.11購入)
    (「BOOK」データベースより)
    愛しきれない、憎みきれない。押しかけてきたおかしな女の魅力に取りつかれ始める、亡霊のような私―。死、癒し、永遠の日常を清新なまなざしで追う、恋愛小説の新しい波。

    ☆江國香織さんの本(既読)
    「つめたいよるに」江國香織著、理論社、1989.08.
    「こうばしい日々」江國香織著、あかね書房、1990.09.
    「綿菓子」江國香織著、理論社、1991.02.
    「きらきらひかる」江國香織著、新潮文庫、1994.06.01(1992年)
    「温かなお皿」江國香織著、理論社、1993.06.
    「なつのひかり」江國香織著、集英社、1995.11.10
    「流しのしたの骨」江國香織著、マガジンハウス、1996.07.25

  • 1997年3月1日読了。

  • 設定がぶっとんでるのに、さらっと読めた。主人公と同じく、華子を憎からず思ったからかもしれない。
    作者の後書きにあるとおり、冷静で、明晰で、しずかで、あかるくて、絶望している物語に感じた。

  • 相関図にしてみたら、恐ろしいほどドロドロしてるはずなのに、江國さんが書くと、まったくそうならない不思議さ。
    そこが大好きです。

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著者プロフィール

江國 香織(えくに かおり)
1964年、東京生まれの小説家。1986年、児童文学雑誌『飛ぶ教室』に投稿した「桃子」が入選。2004年、『号泣する準備はできていた』 で、第130回直木賞を受賞。他、山本周五郎賞、中央公論文芸賞、川端康成文学賞、谷崎潤一郎賞など受賞歴多数。代表作として、映画化もされた『きらきらひかる』や『冷静と情熱のあいだ』など。女性のみずみずしい感覚を描く作家として、多くの読者を魅了している。また、小説から絵本から童話、エッセイまで幅広く活躍中。翻訳も手がけている。2019年5月2日、2年ぶりの長編小説『彼女たちの場合は』を刊行。

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