八つ墓村

  • 角川書店 (1996年5月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784048729543

みんなの感想まとめ

村で起こる殺人事件を背景に展開される物語は、読者を一気に引き込む魅力を持っています。金田一耕助の名推理を期待していた読者も多い中、実際には異なる語り手による一人称の視点で物語が進むため、金田一の活躍が...

感想・レビュー・書評

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  • 初めて読んだ金田一耕助の本。
    タイトルは知っていたけど読んだことがなかったので、読む前から色々と想像してた。
    きっと金田一耕助が村で遭遇した殺人事件を名推理で解決するんだって。
    実際は違う語り手の一人称で物語が進んでいって、ほとんど金田一が活躍するシーンがなかったのはちょっと残念。
    でもグイグイと引き込まれて、結構な長編だけどあっという間に読み切れた。
    まさか犯人があの人とは…
    それに村社会の恐ろしさ!
    臨場感もあって面白かった。

  • 金田一耕助は映像をたくさん見ているが、小説を読むのは初めて。
    この表紙は豊川悦司が映画で金田一耕助をしたときの写真ですね。私が中学生の時の映画だから、25年以上前の映画かな。

    八つ墓村に関しては、多分映像化作品は一番最初の映画以外見ている気がする。
    作品によって解釈や登場人物が違っている。
    近年の八つ墓村(吉岡秀隆主演)では、たつやのキャラも結構違って、同じ作品なのにおもしろいなと思っていた。

    ドラマ映画を何作も見て筋と犯人がわかっているんだけど、原作小説はミステリというよりも八つ墓村の宝をめぐる冒険小説のようでおもしろかったな。
    濃茶の尼が登場するシーンや、最初に丑松が毒殺されるシーンは「知ってる知ってる!」と、読みながら心がはしゃいだ。

    たつやの回想文として構成されているので、金田一耕助が事件解決のため何もしないし、手をこまねいているだけ。
    金田一耕助は他の事件でも同じく全然殺人を阻止できないのだが(名探偵とは・・・)、この原作小説では完全に脇役の一人である。

    映像作品ではヒロインは美也子だったことが多いけど、原作では典子なんですね。
    典子って、こんな重大な役なのに映像だと脇。はしょられているの。
    知的に障害がありそうな典子を主人公たつやが、典子に惹かれていくまでの心の動きを映像だと再現が難しいのかも知れない・・・。
    それに、最後のお宝山分け大円団。円満に終われば終わるほど、美也子の悲しみや切なさを感じられて、映像作品の監督にとっては美也子のほうを魅力的キャラクターとして掘り下げたいと思うものなのかも知れない。

  • 2016/4/20読了。
    まさかまさかの展開で、途中から一気に読み進めた。しかし、最後はハッピーエンド。

  • 1ページに上下2段に文字が並んでます。この手の本は久しぶり。

  • タイトルや一般的なイメージからかなりドロドロとした内容を想像していました。しかし最初こそ不気味さやおどろおどろしい雰囲気に満ちていましたが、後半のスピード感(?)とドラマチックな内容に、冒険小説を読んでいるような気分に。
    ロマンス要素も合間って、ハリウッド映画っぽささえありました。

    初めての横溝正史でしたが、他の作品も読みたくなりました。

  • 岡山などを舞台とした作品です。

  • 読んでてハラハラ感が止まらない!ドロドロした一族とか大好きです。竜也さんどんだけもてもてなんだ

  • あんなに怖くてドキドキするのにさわやかな読了感でびっくり。すごい数の犠牲の上ではあるのだけど…

  • 時代を感じました。

  • 岡山がモデルだよ!何度もいったよ!

  • 2008/09/08読了
    初横溝

  • なんかうちにあるやつと表紙微妙に違うけど・・・。中学3年のときはコレをずっと読んでました。読むのが遅い上に長いから。でも飽きなかった。

  • 初めて読んだ横溝作品。
    とにかく、とにかくオススメです。
    読まなきゃ損!

  • 超有名すぎてとっくに知ってるような気になってたけど、実は読んだことなかった話。
    時代は終戦直後ぐらい、26年前に大量殺人事件が起こり、犯人は行方不明になったままの山奥の迷信深い村(八つ墓村)で再び連続殺人事件がおこる。
    村の分限者・田治見家の地下から広がる広大な洞窟に隠された死体と黄金。
    探検と宝探しのスリルもあり、犯人と誤解され村人に追われる主人公の必死の逃亡、「お兄さま…」の典子嬢との恋?など、見所は存分に。

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著者プロフィール

1902 年5 月25 日、兵庫県生まれ。本名・正史(まさし)。
1921 年に「恐ろしき四月馬鹿」でデビュー。大阪薬学専門学
校卒業後は実家で薬剤師として働いていたが、江戸川乱歩の
呼びかけに応じて上京、博文館へ入社して編集者となる。32
年より専業作家となり、一時的な休筆期間はあるものの、晩
年まで旺盛な執筆活動を展開した。48 年、金田一耕助探偵譚
の第一作「本陣殺人事件」(46)で第1 回探偵作家クラブ賞長
編賞を受賞。1981 年12 月28 日、結腸ガンのため国立病院医
療センターで死去。

「2022年 『赤屋敷殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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