小説 熱海殺人事件 つかこうへい劇場 (1) (つかこうへい劇場 1)

  • 角川書店 (1996年8月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (228ページ) / ISBN・EAN: 9784048729857

みんなの感想まとめ

登場人物の個性が際立つ中で、熱気あふれる会話が展開される作品は、シンプルながらも深い魅力を持っています。劇作家の手による小説は、戯曲から派生したものであり、特に登場人物のやり取りが笑いを誘う要素として...

感想・レビュー・書評

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  • 風間杜夫+平田満+つかこうへいの愛娘バージョン@紀伊國屋ホールin December 25, 2015

  • つかさんの訃報を聞き、再読しています。
    芝居を書く人の小説ってこれほど面白いとは!と感動して実際に劇場まで足を運ぶきっかけをつくってくれた作品。劇と同じく登場人物は4人ほど。シンプルだけど、熱気を帯びた会話が笑いを誘います。容疑者金太郎に一流の死刑囚として13階段の花道を歩かせようと必死な木村伝兵衛刑事。逆説的な構成は、滑稽さを生み、登場人物一人ひとりが愛嬌のある存在として浮かび上がります。
    熱海で起こった殺人事件の、そのタイトルから受けるイメージ通りに事を運ぼうとする刑事たちの力説にいつしか巻き込まれていきます。
    日本の劇作家や演劇人たちに、面白い芝居を作る手本となった作品ではないでしょうか。

  • 小説に加え、作品の亜種である「モンテカルロ イリュージョン」、「売春捜査官」を含めた戯曲3作も一緒に読了。
    小説ははっきりいって読みづらかった。元々戯曲から生まれたのだろうが、小説でこの台詞の冗長さはない。
    戯曲自体もあまり好みではない。間延びというか、このシーンは必要なの?って思うのがいっぱい。まあ高校演劇は1時間しかないので、短くしたがるクセのせいもあるけど。
    モンテカルロ~は最初に読んだんだが、これはもう途中でウンザリするほど面白くなかった。阿部寛がどうこの役を演じたのか観てみたい。
    売春捜査官は面白かった。話に筋が通っているというか、1番すんなり消化できたという感じ。
    名作は色あせないというが、初めに書かれたのが30年も前であるから、やはり当時の雰囲気を知っていないと楽しめないのかな、というのが率直な感想。
    でもこの台詞の意味、長さ、これをみてると役者次第で良くも悪くも大きく振れるよなあ。

  • 初めてのつかこうへい作品。最初はノリについていくのが大変でしたが、どんどん引き込まれていく。4人しか登場人物がいないんですが、それぞれの個性がもう読みながら笑っちゃうくらいものすごくて・・・舞台で是非見たいなぁ。

  • もっとも好きな作家の一人

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。劇作家、演出家、小説家。大学時代から演劇活動をはじめ、73年『熱海殺人事件』で岸田國士戯曲賞を当時最年少の25歳で受賞。70年代演劇界に一大旋風をおこす。82年『蒲田行進曲』で直木賞受賞。現在も国内外で活発な劇作・演出活動を続ける。

「2018年 『小説 熱海殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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