奇跡島の不思議

著者 :
  • 角川書店
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レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (465ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048730099

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりに推理小説らしい推理小説を読んだ。登場人物も各々個性的で
    面白い。犯人も最後まで分からず、自分で推理するよりも、話しの進展を
    素直に楽しめた。
     ただし、本筋とは言えないが、有香子姫の死因が、(隕石)とはチョット
    偶然に頼りすぎな点だけは、いただけない。
     また、探偵役(風来坊ー水乃サトル)をもう少し事前に引き立てていれば
    違った展開になったかも?

  • 水乃サトルシリーズ。
    既読。

  • いわゆる「嵐の山荘」タイプのお話。連絡手段も交通手段もない孤島で起きる殺人事件。奇怪な装飾を施された死体――とくれば、わくわくしてしまうのはミステリファンの性でしょうか。ただ今回、装飾に特に意味がない(飾ったこと自体にはありますが…)のが残念といえば残念です。
    あと難を言えば、登場人物の描写(性格含め)。劇を見ているというか、大げさに作られている感が。ちょっと移入しにくい感じがしてしまいます。
    それさえのぞけば全体的には面白いです。ただやっぱり、個人的には、蘭子シリーズには負けるかなと思いました。

  • 孤島、“奇跡島”。昭和初期、名家の娘の手により享楽の館が築かれたが、彼女の不可解な死以来封印されてきた魔島。そこに眠る膨大な美術品を鑑定するために島を訪れた美大の芸術サークル。彼らを出迎えたのは凄惨な連続殺人だった。脱出不可能のパニックのなか、メンバーは自ら犯人を探し始める…。これぞ、本格推理小説!著者が全霊を込めて取り組んだ“フーダニット(犯人探し)”。厳密な論理と巧妙な道具立てで読者に挑戦する意欲作―――――先ず引っかかるのは漫画的なキャラ設定。そして、漫画キャラ達の軽やかな小説が展開していくと思わせといての猟奇連続殺人。正直ホラーじゃないかと思うほどグロかったです。首ちょんぱ死体、切断された手足、シャンデリアに潰された死体、なんて今まで読んできたミステリでは\"常套句\"であり、全く気色悪さを覚えなかったが、この作品はめちゃめちゃ気色悪い。そこまで死体描写は多いわけでもないのに何かリアルに想像しちゃってブルブルくる。さらにそんな館で事件解決を目的に疾駆している登場人物も何だか残念に思えてくるし。本題のミステリ部分はそんなに驚きはなし。一部目撃証言を強引に押し切っているし…。\"暁の塔\"でのトリックも足跡の部分については、なるほど!と思うけど、その後が…。もうグロ死体しか思い出せないです。

  • 二階堂さんの本は、分厚い!!けどおもしろい。
    読んでて全然苦じゃないし、どんどん読んでってしまいますね
    好きな作家さんの一人です

    内容は大学のサークルのみんなで島に行って、その島の城の中にある美術品の鑑定を頼まれるが、
    次々と仲間が無残に死んでいき。。。

    犯人全然わからんかったなぁ
    最後に出てきて、おいしいとこ全部もっていくヤツは一体だれなんだ。。。笑

  • 水乃サトル・シリーズ 大学生編

    奇跡島と呼ばれる島に美術品鑑定にやってきた大学生サークル「ミューズ」のメンバーたち。途中であった「風来坊」と名乗る青年。30年前に起きた奇跡島での足跡の無い首切り殺人。当時の島の所有者有香子姫の死。
    奇跡島に残された「ミューズ」の元メンバー八代百合夏の遺言。
    シャンデリアの落下による日野原の死。死体から切り取られた首。友美の死。留美子の死と続く殺人事件。管理人夫婦の殺害。疑心暗鬼のに囚われるメンバー。犯行を告白する遺書を残した権堂の死。

     2010年10月12日読了

  • 美術サークル、邪悪な女神、フーダニット

  • 著者の名前がこの漢字であってるか心配。
    タイトル通りとある島が舞台の話。
    推理モノはあまり読まないけどこれはなかなかおもしろかった。
    まさかあの人が犯人だったなんて。

  • 禁じ手?何でそれがいけないの?どんでん返しにもほどがあるその小気味よさ。

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プロフィール

1959年、東京都に生まれる。中央大学理工学部卒業。在学中は「手塚治虫ファンクラブ」会長を務める。
1990年に第1回鮎川哲也賞で『吸血の家』(講談社文庫所収)が佳作入選。1992年に『地獄の奇術師』でデビューし、推理小説界の注目を大いに集める。全4部からなる長大な本格推理小説『人狼城の恐怖』は1999年版の本格ミステリベスト10の第1位を獲得した。
近著に『巨大幽霊マンモス事件』(講談社ノベルス)。

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