君が壊れてしまう前に (KADOKAWA新文芸)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 52
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048730914

作品紹介・あらすじ

かつて14歳だったあなたへ。いま14歳の君に。ぼくのまわりは敵だらけだ。謎の教師が教えてくれた、世界とうまく戦うコツを。最新長篇小説。

感想・レビュー・書評

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  • 2014 12/12?

  • 自分の10代後半の頃を思い出し、ノスタルジーに浸り、涙ぐんでしまった。
    ただし、私としては、何も大きなことが起こらない日常が淡々と進むのが好きなのだが、男女関係がちょっと進展しすぎかも…
    筆者はイケメンで頭も良いので、かなり実話が入っているような気がする。

  • おもしろいのだが、島田雅彦これでいいのか?とも思う。なんとなくですが。

    タイトルは佐伯一麦っぽいね(…これもてきとうか)。

    ゴルドベルクの変奏が、「ぼく」(日記だから一人称あんまり出てこない)の1か月を示し、人生を表し、その子どものあり方までも象徴する。つまりみんなということ。
    と、まとめるとピュアフル文庫感が。。うーん、それは本質ではないけど。

  • 少し変わった中学生の日記だ。それとも世間の男子中学生は大体こんなものか…そんなこと私にはわからない。
    たが、身近にこんなやつがいたら、きっと友達に成りたいと思うに違いない。たとえ、その日記がエンターテイメントとしてイマイチ面白味に欠けるとしてもだ。

  • 日記で綴られる淡々とした、しかし奇妙な「僕」の毎日は、理性の裡に妄想と狂気を孕んで続いていく。
    君が壊れてしまう前に、ぼくは、ぼくが、ぼくに、ぼくと、。
    けれど結局この場所から一歩も動けないし、動かない。

  • 汗と誇りにまみれた誇大妄想青春小説。せつないです。

  • 中学生日記。島田雅彦本人のかも と思われる。脚色とか再構築とかされたんじゃないでしょうか。

  • うー。挫折。久しぶりに読書で痛い目を見ました。
    「リアルな中学生」っていう点ではすごく完成されてるかもしれないけど、やっぱ昭和のにおいがする。オナニーだけはべつにして。中学生時代をこの時代より30年ちかく遅れた、平成の時代にすごした私としてはいまいちピンときませんでした。この頃を同じようにすごした人なら「あー懐かしい」という気持ちが持てるかもしれないけど、そういうわけにもいかず。とくに何が起こるわけでもない日記の形態に疲れてしまった。いつか気が向いたらもっかい向き合いたいです。というか、個人的に悔しいので読みきりたい。P134まで。

  • こういう日記系好きだ。懐かしくて、すごく切ない。

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著者プロフィール

島田 雅彦(しまだ まさひこ)
1965年東京都に生まれ、東京外国語大学外国語学部ロシア語学科卒業。1983年在学中『海燕』掲載の『優しいサヨクのための嬉遊曲』でデビューし芥川賞候補。1984年『夢遊王国のための音楽』で野間文芸新人賞受賞。『僕は模造人間』(1986年4月)『ドンナ・アンナ』(1986年9月)『未確認尾行物体』と、郊外の新興住宅を舞台にした若年層の生活を、奇抜な語彙を用いつつ軽妙な筆致で描く作風で、新世代の作家として注目を浴びる。1987年までに6度芥川賞候補となり最多候補記録。1992年『彼岸先生』泉鏡花賞受賞。『忘れられた帝国』(1995年)、『自由死刑』(1999年)2003年には「自らの代表作とすべく書いた」という『無限カノン3部作』(『彗星の住人』『美しい魂』『エトロフの恋』)を完成。2006年『退廃姉妹』で伊藤整文学賞受賞、2008年『カオスの娘』で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。2016年、『虚人の星』で毎日出版文化賞受賞。1998年近畿大学文芸学部助教授に就任。2003年法政大学国際文化学部教授。2000年から2007年まで三島由紀夫賞選考委員、2010年下半期より芥川賞選考委員となる。

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