ドールズ 闇から招く声 (文芸シリーズ)

  • 角川書店 (2001年9月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (480ページ) / ISBN・EAN: 9784048730990

作品紹介・あらすじ

8歳の少女のなかに甦った江戸の天才人形師・泉目吉。この希代の名キャラクターが、周囲で連続する猟奇殺人事件に挑んだ! 人気シリーズの最高傑作、待望の刊行!

みんなの感想まとめ

独特のグロテスクな描写と、緊張感漂うストーリー展開が特徴の作品で、読者を引き込む力があります。物語は、連続猟奇殺人事件に挑む少女と江戸の天才人形師が中心となり、彼らの会話やキャラクターの魅力が際立って...

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。ただし謎解きとしてびっくりする系ではない。犯人は早々にわかっちゃう感じだなぁとは思ったけどそれも込みで、というよりそれありきで気持ち悪さを演出しているのだと思う。探偵役の怜と恒一郎の組み合わせが私は好きだよ。
    星4なのは私がそのキャラクター出てくる話が好きだからだよ。

  • ドールズシリーズ、3作目。

    初っ端から思わず本をパタンと閉じてしまいたくなるくらいグロテスク描写でヒーッとなってしまったけれど、そこは高橋センセーのお話。以降も度々、気味の悪い描写は出てくるけれど、レギュラーメンバーのテンポのいい会話やストーリー展開に惹き込まれ、一気に読み終わった。まぁ、真相は結構早い段階で薄々ながらも気付けるかな、と思いますが、それでも面白い。真犯人の正体といい、ホラーというより、「霊の柩」みたいな伝奇SFモノになってしまっているような気もしないではないが、もともとそっちの方が好みの私なので、この展開は単純に面白くて楽しめた。次作以降の展開も楽しみです。

  • 三作目、これも既読だったあ…しかしよくできてる。グロいだけじゃない。解説にもあるとおり、血の通ったホラーミステリー。

  • 正直、途中から犯人分かってたけど、こいつが怪しいて奴が出てきたあたりからは楽しめた。
    とにかく探偵役の設定が面白い。

  • ちょっと不親切。「闇から来た少女」「闇から覗く顔」に続くシリーズ三作目なんだけど、設定の説明がぜんっぜんないじゃないの。つまり、この一冊だけ読むと、状況がまったく分からなくて悩むことに。あくまでも前作……少なくとも一作目は読んでる、って前提のもとでないと読めない。
    ま、読んでるうちに分かるだろう、ってこともあるかもしれないけれど。「9歳の少女の中に、転生した江戸時代の人形師の魂が甦っている」てな状況を説明なしで読めというのはちょっとつらいんじゃ。
    けど、内容としては面白いし怖い。犯人のキャラクターは結構好きかも。歴史的に有名なあの人ですよね実は。そして読みどころは転生と死の概念。これは希望ともいえることなのかな。「不死」というのは半ば憧れのように言われることのようにも思えるけれど。いやいや、「永遠」ってのは案外と恐ろしいものですよ。終わりあるからこその人生。そう思うと、犯人の心境もなかなかに哀れを感じさせます。

  • あまりのスプラッタっぷりに見事に夢に見ました…。心底恐い。でも面白かった。せんせーはどんどんかっこよくなりますね。しかし、れいちゃんが高校生くらいだったらどうなっていたんでしょうか。
    諸事情により2作目を飛ばして読んだのがちょっと残念です。

  • ドールズ3作目。
    今までの2作とはうって変わって、血腥い猟奇殺人事件な内容。
    真犯人の正体は予想がつきやすいものの、そんなのお構い無しにぐいぐい引き込まれてしまう。
    そして自分の存在に悩む目吉センセーと、恒一郎をはじめとした周囲の人たちの思いが切なくも暖かくって、最後の涙に思わずもらい泣きしてしまう。
    怜にはセンセーを受け入れられる女性になって貰いたいなぁ…。

  • 盛岡に住む8歳の月岡怜の体には、江戸時代のスゴ腕人形師・目吉の魂が同居している。
    好奇心の塊かつ鋭い頭脳の持ち主である目吉センセーとその保護者たちには、不思議と事件が付いて回る。探偵役はもちろんこの中身は江戸っ子少女、怜ちゃん。不気味なコナン君だ。
    「ドールズ―闇から覗く顔」に続く2作目。でも1作目を全く覚えていなくても、十分単体で楽しめた。
    8歳の少女が突然べらんめぇの江戸言葉で語りだし、バラバラ死体を見てもビクともせずにむしろ近づいて詳しく検分する。
    かなり怖い絵のはずだが、目吉センセーの遠慮深い人柄と周りの明るい大人たちのお陰で、怜(目吉)の存在自体はホラーなわけではない、ことになっている。
    今後、目吉センセーはどうなってしまうのか?
    今回のラストでちょっと先の見通しが立ったかな。

  • 出版社/著者からの内容紹介
    希代の名キャラクター、泉目吉が連続する猟奇殺人事件に挑んだ!

    8歳の少女のなかに甦った江戸の天才人形師・泉目吉。この希代の名キャラクターが、周囲で連続する猟奇殺人事件に挑んだ!人気シリーズの最高傑作、待望の刊行!

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著者プロフィール

1947年岩手県生まれ。早稲田大学卒業。83年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞、87年『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、92年『緋い記憶』で直木賞、2000年『火怨』で吉川英治文学賞を受賞する。他の著書に『炎立つ』(全5巻)、『天を衝く』(全3巻)などがある。

「2009年 『To Tempt Heaven』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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