占い師の娘 (KADOKAWA新文芸)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048731058

感想・レビュー・書評

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  • タイトルと序盤に惹かれて読み始めたが、パチパチした感覚の一冊だった。つかみどころがあるようなないような、雰囲気を楽しむものかな、と思う。タケルくんの設定がよかった。タケルくんをもっと掘り下げたスピンオフのようなものがあれば読みたいくらい、タケルくんがすきだ。
    翻訳本のような雰囲気がすきな方にはオススメだ。
    2013.08.04

  • 10代で日本からアメリカに渡り、占い師として人気を博していた母が、交通事故であっけなく死んだ。

    それから母は、幽霊となって娘のアズキのもとに姿をあらわすようになる。

    タイトルの通りの占い師の娘。

    なんていうか、なんだろうか。
    話がいろんな方向に飛んで行ってしまって
    こういうのって読みにくいんだね。

    アズキが地下室にお酒を取りに行ってからの錯乱するところは
    脱線しすぎだけどなかなかいい)^o^(

  • ちょっとよくわからなかった。

  • タイトルに惹かれて借りる。
    うーん、独特の世界観についてゆけない。
    占い、占い師には興味あるけどね〜。

  • アメリカぽっくて日本ぽくないところが新鮮でよかった

  • 外国の話を翻訳したような文章だと思った。ポップでスピードがある。ティーンエイジャーの思考は滝の様に素早く流れていくんだなぁ。

  • アメリカンテイストがチープに感じてしまって、いまひとつ…。
    タケルくんのキャラクターも、女の子の装身具が好きという個性は素敵だけど、魅力的と言うにはもう一歩足りない。

  • ママの幽霊が出てきて…っていう出だしは良かったんだけど、その後は何だかあっちこっちへフラフラする独白が主体で結局どうなのよ?って感じ。アメリカ人のティーンエイジャーってこんな感じなのね、ということしか残らなかった。

  • アメリカの小さな町で、占い師を営んでいた母親の私生児・アズキは、毎晩訪れる母の幽霊に悩まされていた。
    母親は交通事故で死んだばかりだったが、なぜか成仏せずに気軽にアズキの前に現れるのだった。
    ボーイフレンドのタケルに頼んで、アズキは母親の幽霊と立ち向かおうとする・・・・。
    野中柊らしい軽快な語り口調と勢いで語られる「生きるっていうことは」。
    嫌いじゃないんだけれど、話が大きく広がりすぎて、うーん、乗り切れなかったかも。
    チャクラとかチャネリングとか、苦手なんだよな。

  • よく憶えてません。ふわふわしていたような気がします。

  • 鮮やかな色をしたお話。

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著者プロフィール

野中 柊(のなか ひいらぎ)
1964年生まれ。立教大学卒業後、ニューヨーク州在住中の1991年に「ヨモギ・アイス」で海燕新人文学賞を受賞して作家デビュー。小説に『ヨモギ・アイス』『小春日和』、『銀の糸』、『公園通りのクロエ』、『波止場にて』『猫をおくる』など、エッセイ集に『きらめくジャンクフード』など、童話に「パンダのポンポン」シリーズ既10巻(長崎訓子 絵)、『ようこそ ぼくのおともだち』(寺田順三 絵)、「本屋さんのルビねこ」シリーズ既2巻(松本圭以子 絵)、絵本に『赤い実かがやく』(松本圭以子 絵)など著書多数。『すてきなおうち』(マーガレット・ワイズ・ブラウン 作/J.P.ミラー 絵)など翻訳も手がける。

「2020年 『紙ひこうき、きみへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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