刹那の街角

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 19
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048731621

感想・レビュー・書評

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  • 『血の冠』の印象が強すぎて敬遠気味だった作者さん。これは意表を突かれた!事件解決の詳細じゃなく、そこで展開される刑事魂...思わず立ち止まってしまう話に敬服~

  • (収録作品)エールを贈れ/知らすべからず(日本推理作家協会賞候補(48回/1995年))/刹那の街角/捜査圏外/女事件記者/十字路/証拠

  • そこには
    「犯人を捕まえたい」
    ただそれだけの私利私欲のない男たちの世界がありました。

    「俺達の仕事は人を疑うことだ」
    そう割り切らないといけない悲しい男たちの世界がありました。

    「灰色の物は灰色のままで」
    時には優しい男たちの世界がありました。

    そんな刑事たちの静かな連作集。

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著者プロフィール

1963年、横浜市出身。早稲田大学卒業後、出版社に勤務。91年「ハミングで二番まで」で第13回小説推理新人賞を受賞。翌年『時よ夜の海に瞑れ』(祥伝社)で長篇デビュー。99年『幻の女』(角川書店)で第52回日本推理作家協会賞を受賞。主にハードボイルド、ミステリー、警察小説のジャンルで旺盛な執筆活動をおこない、その実力を高く評価される。

「2023年 『孤独なき地 K・S・P 〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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