青の炎

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 2090
レビュー : 277
  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048731959

感想・レビュー・書評

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  • 悪の教典同様の倒叙物。
    どうしても比べてしまうが、トリックも落ちも悪の教典程のインパクトはなかった。
    しかし、出版当時はタイムリーで衝撃的であったろうことは容易に想像出来る。
    こちらを先に読みたかった。

    主人公が完全な「悪」ではないため、後味が悪い。
    友人たちと共謀するのかと思いきや、どんどん孤独になっていく。辛い。辛過ぎる…

    貴志作品としては中の下だが、通常のミステリとしては十分面白い。
    しかし辛いので読み返したくはない。

  • 家族を守るため、憎い男を殺す
    殺す側の目線から語られる殺人事件
    嘘をつくために嘘を重ねて、人を殺す
    切ない気持ちになる本

  • 切ない独りよがり。

  • 事件と結末だけを見れば救いのない少年犯罪なのだが・・・切ない。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/12014199.html

  • 主人公のようなキャラは好き。終盤は切なかった。

  • 救いのない話だった
    情状酌量の余地はあるように思うけど、守ろうと思った家族を結局自分で傷付けてしまい最後にとった判断が哀れだった

  • 始めて倒叙小説に触れたが、なんとも言えぬ感覚であった。
    終始、何かしらの事柄に気を止め、心が休まることのない感覚は自分の実生活における感覚となんら変わりなく、リアリティー溢れる描写に時間を忘れ読破した。
    事件だけを見ると冷血な少年犯罪だが、内容を見ると、犯人の苦悩に自身を投影しあくまでも、犯人=犯罪者という図式を作らせないように書かれている。
    主人公のパーソナリティもとてもかっこ良く、天才や超人としてではなく、現代の高校生をうまく描いていた。

  • 主人公の気持ちがとてもよく描写されていて、Last strawも、ブリッツも、最期も、自分のことのような感覚におそわれた。
    「瞋りの炎は際限りなく燃え広がり、やがては自分自身をも焼き尽くす」
    なるほど…。
    最後はあまりに切ないが、当初の家族を守る目的を達成する唯一の手段だったと思う。

  • 光と風を浴びて、17歳の少年は、海沿いの道を駆け抜ける。愛する妹と母のために―。氷のように冷たい殺意を抱いて。人間の尊厳とは何か。愛とは、正義とは、家族の絆とは―。熱き感動を呼ぶ現代日本の『罪と罰』。日本ミステリー史上、燦然と輝く永遠の名作、ここに誕生。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    面白かったーーーーー!
    貴志さんの、悪の経典しかよんだことなかったけど、こっちはグロくないから読みやすかった!
    どっちもほんと面白かったけども!!
    青の炎は昔映画見に行った覚えがあったんだけど、最後あたりのあややがずーーーーっと映るシーンでまじトイレいきたくてそのこと以外全然覚えてなかったんだけど、面白かったなあ…本…

    この本当に出来るんじゃないのかと思わせるほどリアルな感じとか、限られた時間が刻々と減ってく感じとか、ゆっぱりどこかうまくいかなくてからまわっていく感じとかもーーーーすごい!満足した!

  • 再読しても泣ける。やむを得ない殺人、そこに罪はあるのか。最後の最後まで家族のことだけを考える高校生を描いた、貴志祐介渾身の一冊。

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著者プロフィール

1959年大阪生まれ。京都大学経済学部卒。96年『十三番目の人格-ISORA-』でデビュー。翌年『黒い家』で日本ホラー小説大賞を受賞、ベストセラーとなる。05年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』で山田風太郎賞を受賞。

「2017年 『ダークゾーン 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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