第4の神話

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著者 : 篠田節子
  • 角川書店 (1999年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (387ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048731966

作品紹介

むかれていく、ひっくり返されていく…血は一滴も流れない。カリスマ小説家・夏木柚香のこころの闇底をたぐるミステリ。第1の神話は風評どおりの華麗で奔放な女性作家。第2の神話は美談といえるほどの家族に愛をそそぐひとりの女性。それが真実のはずだった。それで終わりのはずだった。しかし、第3、第4の神話は…見つめるほどに逃げていく、違っていく、人のこころがいちばんミステリ。

第4の神話の感想・レビュー・書評

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  • もしかしたら、初?篠田さん。
    最初はあんまり面白さを感じなかったけど、一人の女性の人生がいろんなふうに浮かび上がってきてどんどんページが進んだ。

    女性の描き方が上手だなと思う。
    主人公の心情が、いいことも悪いこともストレートに書いてあったので、さっぱりと読めた。

    ほんとうのことは本人にしかわからないのかもしれないけど、
    「5年で忘れられる」著作を残すことの悲しさとか・・・
    そこには、忘れられない自分でいたいという自分への自負が強く強くあるように思った。

  • 長編。今は亡き大人気女流作家を、斜に構えたフリーライターが追う。
    作家の心の闇を追っていくミステリーかな、と思ったけどうーん。
    よき妻でよき母でいい女で人気作家って設定が遠すぎた。

  • 読了後の感想はうーん…。今は無き一人の女性作家が成し得たかった本当の事実を探る。証言者によって次々に変わる彼女の姿だけど、同性からするとあまり魅力が感じられないのは私だけだろうか?話の流れもやっぱりそうまとめるのか、みたいな雰囲気が漂いもう少しわくわくさせて欲しかった。篠田さんの幻想的な部分が好きな者としてはさらりと流れすぎた気がする。

  • 40に手が届く女性フリーライターが、急逝した美貌の女性流行作家の評伝を書くことになった。華やかな姿ばかりが目に付く彼女だったが、その裏側には想像を絶する孤独があることが分かった…という小説。フリーライターがどういう立場なのか良く理解できたけど、篠田節子の小説としては普通だった。

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