ミルナの禁忌

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 89
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048732123

感想・レビュー・書評

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  • 終末譚なのか…時代が千年万年単位で前後するので世界を掴むのが難しかったです。
    白楽天ミルナが人類を救う為に生きたり死んだりしてミレニアムを飛び回る…登場人物はあまり居ないのに、ミルナも他の人も掴み所がない。。それと肉体損壊は相変わらず。
    スペアがなにかと居るのは多重人格探偵サイコみたいだなと思いました。キリストでさえスペアがいる。白倉由美と大塚英志は同一視してるんだけどどうなんだろう?

  • 断片的で綺麗なイメージのスケッチ作品。白倉由美さんの漫画が好きだったのが購入動機だけど、これはこれですごく気に入りました。千年國学園の地下教室の、眠りつづける少女の死体。孤島で「エスプレッソ」という薬を飲まされ続けている美しい女性の一群。小説としてまとまりに欠けるきらいはあっても、こんな想像力豊かな本はまれだと思います。ハッピーエンドなのも好感が持てる。「見るなの禁忌(禁止)」というのは民俗学用語のようです。最後に、各章のタイトルがとても詩的で素敵。

  • カバーの写真が死体の写真って事くらいしか覚えてない。もう一度読みたい。

  • 時を駆ける少女。孤独と禁忌。迷子になる。

  • 死体の話。それは、読む人を選ぶもの。けれど同時に読める人には素敵だと思われる。後半の描写をわかりにくい気持ち悪いと捕らえたら、それは正解。だって、これは死体の話だから...それでも好きだと思える自分は間違っているのかどうなのか

  • なぜか紀伊国屋で衝動買いしたもの
    孤島学園物に弱いらしい。

  • 昔嵌って読んでた漫画家の白倉由美さんの出された活字本。この話の世界観は漫画では表現できないのかも知れない・・だから文章として書いたのかな?。好きだった頃のこの方の作風、世界観、言葉使いが変わっていて、読後は期待はずれな感が強かった。それとも私自身が年を取って変わってしまったのだろうか。もう一度読み直してみたいと思う

  • 眼科の待ち時間に読んだ私が悪かった。もう一度ちゃんと読みたい。

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著者プロフィール

1965年千葉生まれ。
著書に「きみを守るためにぼくは夢をみる」(星海社)、「ネネとヨヨのもしもの魔法」(徳間書店)等がある。

「2016年 『僕らの惜春』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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