木島日記

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  • 角川書店
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本棚登録 : 277
レビュー : 39
  • Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048732345

感想・レビュー・書評

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  • やっぱり面白い。これで二度目。
    サイコや北神伝奇と併せて読むと更にいい。

    オカルト民俗学、都市伝説系が好きな人にはたまらない作品。
    月の話「死者の書」とサヴァン型高速積分計算機の話が好き。


    うひゃひゃひゃひゃ…の土玉氏がいい味を出している。

    歴史の陰にこういう話があったりして、こうだったら面白いな…
    読んでいて想像するとゾクゾクする。

    明治、大正、昭和って…どうして、こんなにきな臭いんだろう。
    平成にはないきな臭さ。

    真実を隠すのに最適なのは胡散臭さ、
    この世界観についつい引き込まれてしまう。

  • 【14】

  • やっぱり漫画版よりも月に対する木島が気持ち悪い。漫画版では少々ホラーが入ったファンタジックな両思いの恋愛ものとして描かれているがこちらはどう見ても木島が一方的に月をいいようにしているようにしか見えない。以前どこがで大塚英志が「自分が小説を書くのは読者に現実逃避させるためではなく現実に戻すため」と言っていたがその言葉をつい思い出してしまった。(読者が素直にうっとりできるような作品は書かねえよってことね)

  • 原作ではなく作画に問題あり。

  • 漫画よりわかりやすい。

    死者の書で有名な折口信夫。
    それに惹かれて読み始めた木島日記。

    うん、面白い。

  • 以前、同タイトルのコミックを読んだことがある。
    今回懐かしくなったので読。

    折口信夫を狂言回しとした、
    様々な奇妙な出来事が語られる。

    個人的には、漫画版では良く分からなかったり、
    割愛されているところを補完してもらった感じでありがたかった。
    その分、冗長すぎるというか説明がくどいと感じた所もあったのだが。

    どうせなら挿絵をもっと入れて欲しかったなぁと思う。
    うーん、また漫画版の方を読みたくなった。

  • 漫画の方を読みたい。以上。

  • 話の筋は面白い。けれど、説明し過ぎて小説としては美しくない。作者いうところの「キャラクター小説」としては妥当な形なのだろうか。「ぼく」は謎の日記を手に入れる。その日記の文章を引用し、またその日記に登場する人物を折口信夫であろうと考え小説に仕立てた。その日記を元にした小説では、日米開戦の近付く不穏な空気の中で民俗学者・折口信夫の周囲には奇怪な人物が集まる。軍部の野望、軍と関係の深い研究機関の暴走、同盟国ドイツの思惑、その渦中に放り込まれ折口信夫は現実とは思えない体験を重ねていく。

  • なかなか私好み。ほんとは漫画から入りたかった。こういう日本民族のルーツが見られる話は興味深い。郷土史とか。うわっつらの年号だけ覚える歴史はつまんなかったけど、歴史の裏側や当時の風俗が分かるのは楽しい。

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著者プロフィール

大塚 英志(おおつか えいじ)
1958年生まれ。まんが原作者、批評家。国際日本文化研究センター研究部教授。まんが原作者としての著書に『多重人格探偵サイコ』(田島昭宇画)『黒鷺死体宅配便』(山崎峰水画)、民俗三部作『北神伝奇』『木島日記』『八雲百怪』(森美夏画)、『恋する民俗学者』(中島千晴画)など。
評論では『「捨て子」たちの民俗学――小泉八雲と柳田國男』(角川選書/第5回角川財団学芸賞)、『公民の民俗学』(作品社)、『怪談前夜 柳田民俗学と自然主義』『殺生と戦争の民俗学』(ともに角川選書)などがある。

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