- Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048732970
作品紹介・あらすじ
異星生命体「影」と「ガ」が太陽系突入。敵対する「影」の存在を追うために、人間の体に侵入した「ガ」は、地上に蔓延し増殖する「影」と戦いを始める…。小林泰三が挑む超ハードSFホラー小説。
感想・レビュー・書評
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一言で言うと、グロSF。
戦闘シーンが多めで、描写がグロい。
頭の中では地球上は足の踏み場もないほど肉塊で埋め尽くされ、ぐちゃぐちゃです笑
太陽系外のカイパーベルトに生息するプラズマ「一族」の一員である「ガ」。
ガが命じられた任務は、謎の存在「影」を退治する事。
影を追って地球に向かう途中で飛行機に接触し、墜落してしまう。
飛行機に乗っていた隼人の身体に寄生し、影を追って戦う。
宇宙、宗教、そして、独特の理屈っぽいというかテンポある会話のやり取り。
かなり古い作品なので、お得意の「記憶」系SFではないけれど、やっぱり好きです。
ラスト、ガの正体も、、、ああ〜、だからあんな事できるのか笑。なんだか納得できました。
とても楽しく読めました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2段組300ページの大作でしたが、ホラーと言うよりSF色が強過ぎる小説で、デビンマンとウルトラマンを足して劇画チックにした様な話しでした。
序盤の「ガ」一族のくだりは意味不明な単語(造語)が頻発で読むのを止めようかと思いましたが、他者のレビューでそこを乗り切ればドンドン話が展開していくとの事だったので、何とか乗り切りました。
終始デビルマン?の戦闘シーンばかりで、終わり方もまぁまぁレベルでした(^_^;) -
小林泰三版ウルトラマン。いや、デビルマンかも。
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201901
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【読書ノート】
・ニーモシネ1-25
期待してたより面白くなかった。ハードSFって言っても...って感じだし、ホラーと言っても、どちらかと言えばスプラッターでグロテスクな感じ。ウルトラマン的なものを期待し過ぎたのを割り引いても、カタルシス的なものが不足してるかな。 -
す…凄い。小林氏の魅力爆発。
好きな人は大好き、苦手な人は何を言ってるんだか全く理解できない様な経過を経て
生き返った主人公が超人に変身して、謎の地球外生命体との戦いを繰り広げるSF作品です。
グロい描写も多いんだけど、ニヤリと笑ってしまう。
「ジュワッ!」「ヘア!」ですもん(^w^) -
ウルトラマン??
聖書の通りの世界とは、解釈次第ではこんな気持ち悪い世界ですよってこと?
何だかストーリーがとっちらかってるような。
いろいろ謎が残る。