ドミノ (文芸シリーズ)

著者 :
  • 角川書店
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レビュー : 231
  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048733021

作品紹介・あらすじ

迫りくるタイムリミットもつれあう28のマトリクス。必死の思いでかけまわる人々が入り乱れてぶつかりあって倒れ始めたドミノはもう、誰にも止められない。

感想・レビュー・書評

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  • 東京駅周辺を舞台にした極上のエンターテイメント作品

    保険会社社員
    女優志望の女の子
    三角関係のカップル
    大学サークルの仲間
    俳句のオフ会
    そして過激派の爆弾魔

    一見なんの関わりもなさそうな人たちが
    パタパタと繋がって事件が盛り上がっていく疾走感


    大勢のキャラがそれぞれ個性的で素敵

  • 最初たくさん登場人物がいすぎて、自分で理解し切れるかという不安と、最後これがどうまとまって行くのかと思ったけど、最後話もしっかりまとまり、途中もハラハラ楽しく読めておもしろかった!

  • 「ドミノイン上海」を読み始めて前作があることを知り、先に読むことにした。
     恩田陸の隠れた名作と言うだけあって面白いの一言。多くの登場人物を把握するのに少し時間がかかるが、その後はジェットコースターのように一気に読み通す。
     この勢いで「ドミノイン上海」に突入。

  • まさに「ドミノ」だった。

    最初の登場人物紹介の人の多さに驚いたが、最後は全てのドミノが上手く倒れて繋がった、良い話だった。

    展開がコロコロ変わり、かなりスピード感があったので、途中読むのが少ししんどくなった。

    面白かった。

  • テンポよく話が進んでいくからドミノみたい
    内容は薄いけどテンポ良いから一気に読めた

    テンポ良すぎて途中で紙袋の行方が分からなった…

    まさにドミノだなー

  • つまらないものを読んでしまったと言うのが正直な感想だ。ドミノin上海が話題になっていたのでまずはこちらからと思って読み始めた。ドミノ倒しからの発想だと思うが、あまりにドタバタであり出鱈目さで、読む勢いがページをめくるたびに落ちていった。ドミノin上海読むのだろうか?

  • 「ドミノin上海」を読み、「ドミノ」を15年ぶりに再読。

    東京駅で繰り広げられる、爆弾テロに様々な事情を抱えた人たちが絡み合い、事件が展開していく。

    売り上げ目標を達成すべくタイムリミットと戦う、関東生命のOL3人(頼れる中堅の和美、黒帯の優子、元ヤンのえり子)

    爆速バイクで配達するピザ屋の健児。

    子役オーディションに苦戦する親子、明子と麻里花。ライバルの玲奈。

    別れ話にそれぞれが策を練る、正博、佳代子、美江。

    ミステリ連合会の時期幹事長の選出を謎解きで競い合う大学生、春奈、忠司、真一。

    彼らの映画を作ったフィリップと配給会社勤務で神官の娘、久美子。ペットのイグアナ、ダリオ。

    俳句サークルで集まったおじさん4人(うち、3人は元警官)

    爆弾テロを企む過激派「まだらの紐」メンバー3人の男性。

    テレビキャスター、宮越信一郎。

    数々の人のストーリーが数ページずつ、同時進行で進んでいく。

    あっちの人とこっちの人が繋がり、
    また、こっちの人が別の人と繋がり…
    事は大きく、ややこしく、楽しく盛り上がっていく。

    見開きには東京駅の地図があり、イメージしやすい。

    動輪の広場の待ち合わせを銀の鈴と間違ったことで起こる偶然。

    みんなが別のものを入れて持っていた「どらや」の紙袋。

    別件で大量に集まってしまった警官たち。

    勘違い、すれ違い、偶然が必然のようになって繋がる楽しさはまるでドミノのよう。

    疾走感を感じた後に、スローモーション。
    映画を見ているよう。
    エンターテイメントをスカッと味わいたい日に。

    はじめの登場人物紹介は
    イラスト付きで、一人一人から一言も添えられていて、遊び心満載。

    「ドミノin上海」は数年後の世界。
    同じ人もたくさん登場するので、続けて読むと楽しさ倍増だと思う。

    映画化してほしいなー。

  • ドミノってそういうことですね。
    登場人物が多いのに、展開が早くて一気に読みきりました。スピード感あります!

  • 偶然の一致が10乗くらいかな。
    拡大の拡大で、どうなるのかなーというスピード感満載で、
    ストーリーが関東連合の飛ばし屋みたいに疾走し、エンタメ度高い。
    回収もよき。

    ずいぶん前の作品だが、個人的に、2019年の推し本です。

  • 「2017年 POPコンテスト」
    「2018年 POPコンテスト」

    http://opac.lib.tokushima-u.ac.jp/mylimedio/search/search.do?materialid=202001387

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著者プロフィール

恩田陸(おんだ りく)
1964年、青森市生まれ。水戸第一高校を卒業し、早稲田大学進学・卒業。1991年、第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった「六番目の小夜子」でデビュー。2004年刊行『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞及び第2回本屋大賞、2007年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞、第5回ブクログ大賞などを受賞した。同作品による直木賞・本屋大賞のW受賞、そして同作家2度目の本屋大賞受賞は史上初。大変大きな話題となり、代表作の一つに挙げられるようになった。同作は2019年4月に文庫化され、同年秋に石川慶監督、松岡茉優・松坂桃李らのキャストで映画化される。

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