暗い宿 (文芸シリーズ)

  • 角川書店 (2001年8月3日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784048733083

作品紹介・あらすじ

鄙びた日本旅館、洗練されたリゾート・ホテル、高級感溢れるシティ・ホテル……。様々な“宿”で発生する難解な事件に、犯罪社会学者・火村助教授と推理作家・有栖川有栖の人気コンビが挑む、新本格ミステリ短編集!

みんなの感想まとめ

様々な宿を舞台にした短編集で、犯罪社会学者と推理作家のコンビが繰り広げるミステリーが魅力です。各収録作は、宿泊施設で起こる難解な事件を描きながら、独特の雰囲気を醸し出しています。中でも「ホテル・ラフレ...

感想・レビュー・書評

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  • 泊まった宿で次々と殺人事件が起こる…火村とアリスはコナンくんなのか?(笑)

  • 宿とホテルをテーマにした短編集。
    収録作の中ではホテル・ラフレシアがダントツで後味悪かったな…切り裂きジャックを待ちながらみたいな後味だ…

    カルト宗教モノが好きなので、異形の客でシャングリラ十字軍とカテラルの光とかいう胡乱組織が出てきたとき大興奮したんだけど、結果として全然関係なく蚊帳の外だったのでちょっとガッカリ。いや話はおもしろかったけど胡乱組織に期待しすぎてしまったので…

    暗い宿といい201号室の災厄といい、人事不省に陥ってる犯人が多かったなという印象。

  • 久々に有栖川有栖さんの本を見つけたので借りて読了。有栖川、火村コンビの短編集だったので相変わらずの安定感は素晴らしい。気持ち良く最後まで読み切れた。

  • ミステリー短編集。
    【火村シリーズ】〈宿シリーズ〉
    民宿、リゾートホテル、温泉旅館、高級ホテル、異なるテーマのお宿で、それぞれのんびり宿泊…しているところ事件に遭遇。
    幅の広いどれも趣きの違うミステリー。
    どれも楽しめて、あとがきも粋です。
    個人的には今すぐ温泉につかりたい〜

  • これも久しぶりの再読。色々な宿を舞台とした四つの物語。個人的に印象に残ったのはホテル・ラフレシアかな。暗い宿、異形の客は正統なミステリという感じだけどホテル・ラフレシアと201号室の災厄は一風変わってるがそれだけ有栖川有栖先生の作風の幅があるという事だと感じられた。

  • 民宿&ホテルシリーズ。ホテルラフレシアは泊まってみたいなあ。個人的には「異形の宿」が面白かった。

  •  宿シリーズ……というか、まだシリーズとは化していないけれど、宿を舞台にした事件を4つ収録した短編集。
     普段は、自分たちとは関係ないところで起こった事件について、警察に呼ばれて係わっていくことが多い有栖川さんですが、この本では、コナンに出てくる小五郎のおっちゃん並みに、事件自体に遭遇します。

     「ホテル・ラフレシア」は、やるせなかった…。
     てか、ホテルの名前は、ラフレシア(世界最大の花)のように世界で一番のおもてなしがしたいということで名付けられた、てあるんだけど、私にしたら、ラフレシアて超臭い、ていうイメージしかないんだけど…。
     みなさん、そのイメージのほうが強くない?
     もし本当にこんな名前のホテルがあったら、ネットで話題になりそう。

     ちなみに「201号室の災厄」はマンガで読んだことありました。

  • 作家アリスシリーズ十作目。
    ホテルや旅館といった「宿」を舞台とした短編集。
    印象に残ったのは、イーグルスの「ホテル.・カリフォルニア」の歌詞を巧みに絡めた、妖しげな雰囲気の「ホテル・ラフレシア」。
    火村助教授の格好良さが堪能できる「201号室の災厄」も良かったけど、災難に遭遇したのがアリスだとしたら果たしてどうなっていたのでしょうか?想像するだけでちょっと怖いです。

  • 宿シリーズだそうだ。4編の短編集。火村とアリスシリーズ。何個シリーズのっかるんだ。「異形の客」はドラマでもやったやつだった。包帯ぐるぐる巻きの人が泊まりに来るってやる。「ホテル・ラフレシア」が一番印象的。衝撃のラストだった。あんまり推理小説っぽくないけど、切ない最後だった。こんなひどい終わり方ってある?と思う。でも人生はそういうものなのか。ホテルでの探偵ごっこは面白そうだ。

  • 後書きを読んで、宿シリーズと気がついた。
    それほどこの短編4作品には共通点がない。
    殺害動機も、方法も、トリックも。
    共通点があるとすれば、すべて後味が悪い。
    特に『ホテル・ラフレシア』は苦瓜を食べたような後味なので、そういう作品が好きな人にはオススメします。

  • 宿シリーズ(?)。短編集。
    TVドラマで使われていたのもあった。
    この原作をああしてしまったの…と思わなくもなく。

  • 火村&アリス。
    『宿』にまつわる短編集。

    『暗い宿』は、ちょっと無理では?というシュチュエーションがあった気がする。

    『201号室の厄災』は、ハラハラしまくった。

    『異形の客』は、すでにドラマで見ていたので、スラスラ読めたが、温泉地の書き方がリアルで、温泉に行きたくなった。

    『ホテル・ラフレシア』は、ちょっと悲しい結末だな。。
    でも、沖縄に行きたくなる。

    有栖川さんは、旅情を掻き立てるのが上手いのかもしれない。

  • 面白い。読みやすいミステリー。

  • 【図書館本】 いつもの楽しいヒムアリコンビ率が低くて残念。ミステリをキャラ読みしてる時点で自分の頭が残念なのは分かってる。 お気に入りは「ホテル・ラフレシア」かな。ヒムアリ率は低いけど(まだ言うか……)。作品の雰囲気や滅多にないアリスの活躍が高ポイント! やっぱこのシリーズ好きだなぁ。

  • 短編シリーズ。楽しめました。

  • 火村先生シリーズは短篇集が多いのだろうか?
    短篇集にしては面白いとは思うが長編好きの私には物足りない気もする。(京極堂シリーズの分厚い本くらいからやっと長編と認識w)さて、次も短篇集の絶叫城殺人事件読みます〜。もうしばらく有栖川有栖作品続きます。

  • シリーズが好きで、借りた本。

    どの短編にも宿が出てきて、面白かった。

  • 初有栖川有栖作品!
    ラフレシアが良かった!

  • 宿とは不思議なものであり、そこですごす時間は「思い出」として切り取られ記憶の別の部分にしまわれているような気がしてならない。「不思議な雰囲気」と言ってしまえばそれまでだが、そこで起きるすべてが「物語チック」なのだ。
    本作は推理小説なので、もちろん旅先で事件が起こる(すでに起こっている)わけだが、手口や動機は一切関係なく「ロマン感」があるように思える。
    個人的には、ブラックなオチ(推理小説にオチという言葉が相応しいかどうかは傍に置いておく)が印象的であった。犯人はわかった!手口もわかった!事件は解決だ!…だけど、おっと。 (10人が読んだとしたら、6人はわたしと同じ感想を持つと信じたい)
    雨の日の夕方〜夜、コーヒーを飲みながら読みたくなる1冊。

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著者プロフィール

1959年大阪生まれ。同志社大学法学部卒業。89年「月光ゲーム」でデビュー。「マレー鉄道の謎」で日本推理作家協会賞を受賞。「本格ミステリ作家クラブ」初代会長。著書に「暗い宿」「ジュリエットの悲鳴」「朱色の研究」「絶叫城殺人事件」など多数。

「2023年 『濱地健三郎の幽たる事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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