ハリウッド・サーティフィケイト

  • 角川書店 (2001年8月10日発売)
3.36
  • (10)
  • (15)
  • (47)
  • (5)
  • (1)
本棚登録 : 176
感想 : 28
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (768ページ) / ISBN・EAN: 9784048733212

作品紹介・あらすじ

異常者によって、女優のパトリシアの「子宮」が盗まれた事件は、全米中を震撼させていた。そしてLAPDに犯人から郵送された2本目の殺人テープ。テープハリウッドで起こる連続殺人事件は何か?本格ミステリー大長

みんなの感想まとめ

緊迫感あふれる連続殺人事件を描いた本作は、異常者による衝撃的な犯罪が引き起こす心理的な葛藤を巧みに表現しています。物語は、女優パトリシアの「子宮」が盗まれるという衝撃の事件から始まり、LAPDが直面す...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 長かった…。
    あと精神に来る描写が多かったのでしんどくなった部分もあった。
    なるほど、読み切ったぞ…!と思ったら序章…!?まだ続くんです…?
    2001年作品とは思えないくらいに様々な事がちょっと前くらいの作品かな、くらいの先取り感なのが面白かった。

  • いやー本当に他の作家とはスケールが違うわ。
    他の作品よりミステリー要素がちょっと弱いかなと思ったが、最後に明かされた性転換手術には見事に騙された。

  • レオナの活躍する物語。
    アンチレオナの多い昨今では共感を得る人は少ないと思われる。
    しかし、島田氏の臓器移植に対する着眼点はなかなか面白かったと思う。
    ハリウッドのドロドロしたところと、いつもながらの女性観の表現には満足感を得られる。
    島田作品を見てきた人は楽しめると思う。

  • 相変わらずスターで危ういレオナが主人公。
    ケルト神話における子宮の価値を語る美青年、子宮を奪われ死体となった女優、内臓と記憶をなくした女優。
    神話からナチの時代、現代の生物科学までつながり露になる人の業。
    どこまでもえげつなくてゲスでセンセーショナル、スリリングで飽きさせない。性や生殖がずばり根幹に据えられたはなしで決して上品ではなく、全く心暖まらないけどおもしろいことは確か。
    しかし、二年後の大事件への序章…だと?

  • 御手洗潔シリーズ。と言っても、ハリウッドの大女優、松崎レオナが主役。御手洗は電話だけの登場。

    変人御手洗が霞んでしまうほどのレオナのクレイジーさ。エログロ描写も目立ち、人によっては読み進めづらい作品かも。しかしながら、ケルト神話や再生医化学分野の話は読み応え有り。最後に明かされる真相も驚くべきものだった。レオナが苦手だからといってスルーするのは勿体ないと思うのだが、まぁ、随所でドン引きレベルの描写もあるのでなかなかお勧めしづらいのが正直なところ。にしても、意味ありげな最後の一文。この2年後って何??

  • 御手洗シリーズの番外編、レオナが主人公です。
    ハリウッドを舞台にレオナが大暴れしてます。レオナの性格の悪さや傲慢さに加え、変態趣味が惜しげもなく曝け出されているので、レオナが嫌いな人は耐えられないであろうこの本。わたしはレオナ好きなので、レオナの変態っぷりにちょっとびっくりしたけど楽しく読めました。誰にも負けない知性と強さを持つ反面、脆いガラスのように弱い部分も併せ持つレオナから目が離せません。危ないところに単独首を突っ込んで行って酷い目に合っては懲りずにまた首を突っ込んでいくところにはちょっと閉口だったけど、すべては「まぁレオナだから仕方ない」で納得してしまいました。
    物語の本編の他に挿入されるケルト神話も面白くて、御手洗シリーズはこういう本編以外の部分もすごく読み応えがあって面白いなぁと思います。
    御手洗は電話のみの登場。すっかり学者さんになってました。
    最後の最後で真相が明らかになったときは「な、なんだってぇぇー!」と驚いてしまいました。これはやられた!続刊があるような終わり方だったのが気になります。

  • その御手洗シリーズに登場したレオナ・マツザキなる女優が主人公。

    女性が読むのはかなりきついですね・・・
    私は何故こういう事件がおきたのか知りたかったので、何とか読み進めましたが。
    登場している女性になされる仕打ちがあまりにひどくて、目を覆うものばかりでした。
    主人公の女性も非常に変わってますし。

    最後はかなり学術的になってましたが、それを裏付けるためにもあのグロテスクな表現は必要だったのでしょうか・・・

    読むのに精神的に疲れました。

  • これまた狂気にまみれていますね。
    ちなみに非御手洗作品です。
    ご注意あれ。

    その代わりのメインは
    松崎レオナです。
    そう、ドSで凶暴なあの方です。
    で、御手洗大好きなあの方。
    でもその割には報われてませんけどね。

    そして今回の事件は
    ドSな彼女にふさわしい
    とにかく狂気にまみれた事件です。
    異常な犯人が出てくるのですから。
    だって殺人をビデオに収めているんですよ。

    そして恐ろしいのがその先。
    その真相を探るのに
    レオナはなんとダークな場所へと
    潜入していくのです。
    彼女は何回危険に見舞われたでしょうか…
    かなりですよ。

    犯人は
    意外なところにいます。
    ただしこの作品に関しては
    犯人が絞られるかと。
    ただし真相は意外です。

  • レオナが主役の長編。ポルノと殺人の描写が結構えげつない。寝る前に読むといい夢は見られない(経験者)。時々挟まれるケルト神話は面白かった。しかしそれにしてもレオナの異常性は際立っている。事件を解決に導いても、その異常性が±ゼロにはならない。ドン引きのマイナス。終盤キャシィが電話でレオナを糾弾しているけれど、一々頷かせる。この点においてレオナをフォローすべき言葉はどこにもない。そして御手洗さん電話だけの登場。レオナの異常性の前では全くノーマルに見える不思議。や、レオナが異常すぎるんだな。

  • 要素要素がど派手だなあ。ヒロインも派手……というより破綻しすぎ! レオナってこういうキャラだったの? でも妙に憎めない。
    とにかくさまざまな要素が複雑に絡み合っていて、どこがポイントだったのかを忘れそうになってしまう。で、忘れかけた頃にその部分の解決をぽん、と出されちゃうものだから……まんまと罠にはまった形で驚愕しちゃったじゃないか(笑)。それほど「本格ミステリ」ではないかなあ、という気もするけれど、サスペンス&アクションで充分すぎるほど盛り上げられる。真相解明のサプライズもあるしね。
    それにしても二年後の大事件って何かな?

  • レオナ好きにはオススメですよ!
    でもレオナがダメな人は止めた方がいいですよ!
    とにかくレオナが活躍するだけの話ですよ!ミステリーってよりもハリウッド映画ですよ!

    前住んでた地域が出てきてなんかそういう意味では楽しかったですけども。

  • 「御手洗 潔」シリーズ!レオナが主役♪

  • レオナが愛されるべきキャラクターだと知っているが、やっぱり、規模の大きすぎる話は苦手。あと、別にエロい描写は見たくないのだと(苦笑)。

  • 同じ女性としてみればレオナはクレィジィな部分が多々あり、共感できる部分はカナリ少ない(笑)でもさ、こんなヒロインがいてもいいと思う。美しく強く、そしてクレィジィ。素敵じゃないの、ある意味で。

  • 強くて弱いレオナのがんばるお話。いろいろ学びました。

  • 御手洗シリーズ。レオナ大丈夫かよ…えっ?レズ? とか不安から始まって…。またまた不可解な事件が。

  • レオナシリーズ。相変わらず奇想天外な設定と、壮大な冒険活劇のような展開がしびれます。
    正常な人と異常な人の心理描写も的確で、感情も理解できる。
    ホゼが切ない最期で、悲しい気持ちになりました。

  • ジョアンがイアンだったとは完全に意表を突かれた。
    苦手なシーンが多く読んでて疲れたが、まだ続きがあるのか…

  • 削除

全19件中 1 - 19件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

1948年広島県福山市生まれ。武蔵野美術大学卒。1981年『占星術殺人事件』で衝撃のデビューを果たして以来、『斜め屋敷の犯罪』『異邦の騎士』など50作以上に登場する探偵・御手洗潔シリーズや、『奇想、天を動かす』などの刑事・吉敷竹史シリーズで圧倒的な人気を博す。2008年、日本ミステリー文学大賞を受賞。また「島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」や「本格ミステリー『ベテラン新人』発掘プロジェクト」、台湾にて中国語による「金車・島田荘司推理小説賞」の選考委員を務めるなど、国境を越えた新しい才能の発掘と育成に尽力。日本の本格ミステリーの海外への翻訳や紹介にも積極的に取り組んでいる。

「2023年 『ローズマリーのあまき香り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

島田荘司の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×