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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784048733274
作品紹介・あらすじ
八ツ墓村のモデルとなった津山事件、心中ブーム、迷い子塔と優生政策・・・、折口信夫が生きた昭和初期の時代を仕分けする、超民俗学伝奇小説の傑作!
みんなの感想まとめ
昭和初期の時代を背景に、奇妙な物語が展開されるこの作品は、古書店主木島平八郎の視点を通じて、埋もれた歴史や人間の闇を描いています。今回は国文学者の折口信夫が狂言回しとして物語の中心に立ち、彼の魅力的な...
感想・レビュー・書評
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「木島日記」の続編。奇妙な仮面を被った古書店主、木島平八郎が語る、昭和初期の時代の闇に埋もれた奇妙な話……。
という設定なのだが、今回は狂言回しとしての国文学者、折口信夫が物語のメインになっており、木島は申し訳程度にしか登場してこない。シリーズものとして考えた場合、まだ明かされていない謎もかなり残されているし、まだまだ続くと考えていいのかもしれない。
津山三十人殺し事件、心中ブームに人間避雷針と戦艦大和、迷い子塔と優生保護政策……それに関する「あってはならない物語」(もちろんフィクション)。とにかく登場人物の一人としてまともな人間が居ないこの異常さ。虚構だとはわかっていても、7、80年前でありながら、現代からは窺い知れぬ昭和初期という時代をある面では語っているのかもしれない……なーんて。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
木島との出会いがこのハードカバー版。漫画もイメージ通りで申し分ない。しかし小説の方が展開が突拍子もなく面白い。加えて土玉氏が大変魅力的なのでこちらをお薦めしておく。
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作者は時代の寵児の一人だと思う。どの作品でも上手く若者の心を鷲掴みしてる。上手いので敵が少ない分、最近は他の評論家に押されているが。難しいことを娯楽にアレンジしてくれている点で高く評価。この作品ですか?うん、おもしろいよ。主人公の折口信夫自体がもうキャラが建ってますから。折口信夫が生きてたらちょいと大変なことになっていたかもしれないけれど。でも作者が操る折口は魅力的なんだ。巨大な組織が動いているんだ。そういう組織はひょっとしてあるかもしれないなって思っちゃうんだ。
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【13】
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続編。
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漫画版とは各話の展開・結末が異なるが、
小説版の方が筋が通っていてこっちの方が良いかな。
所々に解説が入るので。
漫画の方はページの都合上色々と省いた箇所もあるのだとは思うが。
巻末にキャラクター紹介付き。 -
あってはならない物語。木島日記第二弾登場!
八ツ墓村のモデルとなった津山事件、心中ブーム、迷い子塔と優生政策…、折口信夫が生きた昭和初期の時代を仕分けする、超民俗学伝奇小説の傑作!
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民族学者・折口信夫とその周辺を描いたオカルト。迷い子塔や河童の話は出てくるが、北神伝綺に較べたらずっと胡散臭くオカルト的。(多分、意図されたものだけど)
木島の物語の方が好きらしく、彼の書生・根津の物語が面白かった。津山事件という大量殺人を、材料にした作品だけど。マンガ版に登場した根津が、こういう側面を持った人物だったとは、という物語。彼もまた、一癖ある来歴の持ち主だとは思ってたけど。
巻末には、森美夏さんのイラストとともに主要人物たちの説明が! -
木島日記の二巻。わざとなのか大人の事情なのか、これが最終巻なのに、その最後の話がこれかと道が急に行き止まりになった気分。
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続編。狂気に絡め取られてゆく。なんだかとっても耽美的!
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木島日記シリーズ第2弾です。
木島の付き人になっている根津の話、人身御供の話、迷い子と折口の話の3つの短編です。
表題作でもある、迷い子と折口の話の「乞丐相」が長いから中篇って感じかも。
巻末にはコミック版のキャラクターデータが掲載されています。
1ページに一人の人物のイラストと説明がかかれています。
奇人変人ばかりが登場するこの木島日記ですので、どんな事件も一筋縄で終わりません。
アニメ化とかしてもテレビ放送にはそのままじゃ流せないのが難点ですかねぇ。
だから面白いともいえますけどね。 -
相変わらずの怪しげな世界。すごくいい。
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「あってはならない昭和史」。漫画で読むよりかは読みやすかった。折口先生と美蘭の関係が漫画よりも官能的。
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帯背
超民俗学伝奇小説
帯裏
八つ墓村のモデルになった津山三十人殺し事件。
心中ブームと人間避雷針。
迷い子塔と優生政策。
民俗学者・折口信夫の名を騙り、昭和初期の世相を記録した「木島日記」より、あってはならない物語をお届けする。 -
犬さんと「キャラクター小説」について話す。推理小説の殆どはキャラクター小説ではないか、という話。エヴァンゲリオンに似ているということも話した気がするけどそれは怪奇小説、ということだったかなー。ホームズとワトソンくん、明智くんと小林少年、21面相これらはがっつりキャラクター小説に繋がっているという話をしてた。この本の折口信夫先生をはじめとしたキャラクターはキャラクターとしてしか成立してなくて、一つのキャラクターは一つのキャラクターの生命しか全うしない。というところがキャラクターと小説という構造のことを不思議に思う。設定と構造。わたしでは読んでるだけでわかり得ないけど、こういうピークの持ってき方があって、それに対して知識とキャラクターの性格を肉付けしている。何も残らない小説、といってはすごく失礼なのだとは思うけど、感想が美蘭のどうこう、とか折口先生のどうこう、とかで済んでしまうという部分もある。そういうところで、知識の肉付けが全然読んでも入ってこないけど、読んでるときは、それにからめとられて構造の中を進んでいく、という不思議。種明かしをされると大変面白くある。
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根津のと、間違えて口説いた話が好き。
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これだしてから、かなり経ってるよね。トンデモ本がイイ。
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木島日記二作目。乞丐相の話は面白かったです。場面を想像しただけで大笑いできます。折口先生のキャラクターが輝いている一冊。
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土玉氏の「うひゃひゃ笑い」がリフレイン。文字を追っているだけでもこれだけ刷り込まれるのに、声なんか聞いてしまったらうるさくてたまらんだろうなあ。(2002.5.5)
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漫画版は読んだことないのですが
こういう胡散臭いような くら〜いカンジ、好きですよ。
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