マリア・プロジェクト

  • 角川書店 (2001年11月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (576ページ) / ISBN・EAN: 9784048733304

作品紹介・あらすじ

フィリピン・マニラ近郊。熱帯樹林に囲まれた研究施設で人類史を覆す驚愕のプロジェクトが進行していた!神を冒涜する所業に一人の日本人が立ち向かう!

みんなの感想まとめ

テーマは、フィリピンを舞台にした胎児や臓器ビジネスの衝撃的な物語で、倫理的な問題に挑む日本人の奮闘が描かれています。物語は、スラム街での行方不明事件や、財閥の娘が直面する選択を通じて、社会の暗い側面を...

感想・レビュー・書評

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  • 10年前のお話と思えば……。

  • ちょっと無理があるような。

    フィリピンを舞台に、胎児・臓器ビジネスを扱ったお話。

    まあまあ面白いんですが、後半の銃撃戦にちょっと無理があるような…

    可もなく、不可もなくといったところでしょうか。

    胎児ビジネスとアクションが好きな人はどうぞ。

  • フィリピンのスラム街トンドで、若い女性がや幼い子供が行方不明になる事件が発生。一方、日本では、財閥の一人娘である大道寺諒子が恋人瀬島孝輔との結婚を諦め、二人の子供を中絶することになる。妊娠6月を過ぎていた胎児は掻爬が不可能で早期出産で処理することになったが、クリニックの医師新城は、胎児を生かしたままフィリピンに送る。
    題名の通り処女懐胎を行う話だが、先は読めてしまう。面白さは今一つ。

  • どうも好きになれない。
    楡作品ではじめての経験です。

  • 組織犯罪の小説の中にはフィクションとしながらも、
    実際現実に行われているのではないか?と思わせる話がある。本書もその一つ。
    フィリピン・マニラの開発研究センターで秘密裏に行われているおぞましいプロジェクト。
    世界三大スラム街トンドでは相次いで幼児や少女が誘拐されていく。
    現地駐在員の瀬島孝輔とかつての恋人、涼子との間に芽生えた命の行方‥
    いくつかの事象が一つの接点に向かって話は進行していく。
    こんなこと行われて良いはずはない、と思いつつ、需要がある限り、そして貧富の差がある限り
    “マリア・プロジェクト”に似た行為は今も世界のどこかで行われているのかもしれないと思うと恐怖を覚える。
    男女の会話が説明的なのがやや気になったが、テーマは鋭いところを突いている。キーワードは『卵子』。

  • 登場人物全てが年齢設定よりも年上に感じるま それはいいとして臓器売買にまつわるフィリピンの暗部フィクションも混じっているとはいえこういうことが行われていても不思議ではないと思わせるリアリティ個人的には戦闘シーンに興味が持てなかったので★マイナス1話の流れとして それしか考えられないか?

  • 先日、帚木蓬生「エンブリオ」を読んだ。
    両方とも、題材は同じ「胎児由来の卵子を成熟させ、人工授精によって出産にこぎつける」「それに伴う臓器移植」というもの。
    同じ題材でありながら全く違ったテーマで、全く違う物語のジャンルだった。

    「エンブリオ」は、生殖医療の倫理がテーマだったのに対して、「マリアプロジェクト」は性悪説にのっとって、科学者の狂気を描いている。

    一人の医師が生殖をコントロールしようとする動機が、「エンブリオ」に対して「マリア」は浅く思える。
    悩み、困惑し、迷いながら何かを選択していく人間としての姿が描かれていた「エンブリオ」。
    金儲けに走り、優越感から行動を起こしているマッドサイエンティストには、どうしてもたどり着けない。

    最後、銃撃戦で幕を引く「マリアプロジェクト」は、エンターテインメントではあるけれどそれ以上ではなかった。
    「エンブリオ」を読んだ後では、物足りなさを感じてしまいました 。

  • 途中でこれ箒木蓬生の本だっけ?と思ってしまった
    胎児の卵巣から未成熟卵を採取するって所が一緒だったから

    いつもの事ながら楡修平の小説はスピード感があります
    読み始めるとどんどん加速的にのめりこんでゆく

    お話は妊娠6ヶ月の妊婦が堕胎する事から物語が始まる
    堕胎された胎児の卵巣から取り出された未成熟卵を使用して
    何が行われるのか
    自分が女なので堕胎のシーンはかなり辛かった

  • 人工授精と臓器売買をテーマに扱った作品。面白いが、処女懐妊の話が申し訳程度だたのが残念。SF系かなと思っていたので。

  • 代理出産などもしかしたら実在するのではと思わせる内容。
    楡さんの作品は描写が細かく思わず引き込まれてしまう。

  • まず表紙に度肝を抜かれた。生殖医療絡みの犯罪で有り得ると思えることが怖い。

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著者プロフィール

1957年生まれ。米国系企業に勤務中の96年、30万部を超えるベストセラーになった『Cの福音』で衝撃のデビューを飾る。翌年から作家業に専念、日本の地方創生の在り方を描き、政財界に多大な影響を及ぼした『プラチナタウン』をはじめ、経済小説、法廷ミステリーなど、綿密な取材に基づく作品で読者を魅了し続ける。著書に『介護退職』『国士』『和僑』『食王』(以上、祥伝社刊)他多数。

「2023年 『日本ゲートウェイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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