NHKにようこそ!

  • 角川書店 (2002年1月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784048733397

作品紹介・あらすじ

自分のひきこもりの原因にはある陰謀が絡んでいると信じ込んだ佐藤達広。彼はその陰謀に対峙することを決意する。そんな達広の前に現れたのは日傘を差した清楚な美少女だった。彼女はなぜか達広につきまとい始める…

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

テーマは、孤独や苦悩を抱えた主人公が、自身の内面と向き合いながらも、日常の中で出会った人々との関係を通じて成長していく過程です。物語は、妄想や非現実的な要素が絡み合いながらも、軽快なライトノベルのスタ...

感想・レビュー・書評

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  • 全然とりとめのない、薬でトリップしてほとんどが「俺」の妄想話だけど、飽きずに読めた。
    まさにライトノベルな手軽さ。
    でも最後にちょっと感動もあって、暇つぶしにはもってこいでした。

  • 漫画化してアニメ化までしているので期待したのだけど、自分にはちょっと合わなかったみたい。無理やりテンション上げて逝っちゃってるところは日本語としてちょっと読めなかったので飛ばしちゃったし。結局生きていたければバカな夢を見るのではなく地道に働くしかないんだなって思った

  • 俺は誰よりも欲張りなんだ。中途半端な幸せは欲しくないんだ。ほどほどの温もりなんて、いらないんだ。いつまでも続く幸福が欲しいんだ。
    You&Iの共依存的セカイ。でも面白い。これでいい。

  • さらっと読める、文体が軽やか、一人称で心の叫びが多い、というのが第一印象。
    こころのなかでどこか暗いものを持っていて、社会に少しだけなじめず、一人で居心地の悪い思いをしてるひとたちが集まる話。

  • 前作に続き、この小説も個人的にはすごく好きな話です。まだそれほどひきこもりが社会問題になっていなかったころにいち早くネタにして面白おかしく物語にしていました。次回作をずっと待っていたのですが、これ以降出てきません。残念です。

  • 主人公たちの作っていたエロゲーが市場的価値をまったく持たず、単なる自己確認に終わったところがリアルだった。このまますべて内向きで統一されれば鬱小説、しかし、最後に救いを見せてくれたので、エンタメ小説として成立している。

  • 高校時代に読んで変に共感できて怖かった.
    これと漫画版,アニメ版では漫画版が一番おもしろい.

  • 図。

    作者の小説を読んだのは初めて。
    大槻ケンヂの文体を想起した。

    身近で、すぐ近くにありそうな題材を小説に落とし込むのが上手。
    ひきこもりが主人公なのに、青春小説として成り立っているのは実体験を織り込んでいるせいもあると思うが、それだけではないような気もする。

  • 社会に適合できない主人公の鬱々とした日常に完全に同調した。
    人はひとりでいるのがいちばんいい、ひとりでいれば嫌なこともない。
    寂しいのは当たり前、寂しいのが嫌なのも当たり前。
    始まらなければ終わりもない。
    だからひきこもり続けるというのはとても正論に思えた。
    そうだ、ひとりでいいんだ。
    壊れる物なんて最初からいらない!
    作者の軽快な文章も逆にひきこもりの悲哀がにじみ出ているようで好きだ。ほかの小説も読んでみたい。

  • 読む人は選ぶ1冊だと思いつつも、私は4.5寄りの5点。
    ヒキコモリ・ドラッグ・鬱・ヲタク・ロリコン、そして太宰治も彷彿とさせるような。
    ドラッキーな描写もまた疾走感を上げているかのように思えたり。

    わかる人にはわかる、わからない人にはわからない。
    でもわからない人の方が健全だろうな。

  • 結局なんなんですかねな感じで。
    出だし面白気だったのになんでー。

  • 甘酸っぱくてとても痛々しい青春?物語
    絶対悪を求めていたり、悩みや不安との対立など
    著者のデビュー作であるネガティブハッピー・チェーンソーエッヂとも共通点を多々感じる

    ひきこもりが題材でもあるので痛々しさが凄まじい
    テキストは少々独特で結構笑えたりもする
    ただいろいろとぶっトんでいるので好みがわかれそうな感じ
    ネガティブだが心理描写が秀逸なので共感してしまうかもしれない。危険
    ただ青春、というかパッとしない主人公がどうしようもないことにジタバタしながら可愛らしいヒロインと甘酸っぱいような切ないような雰囲気は秀逸

    滝本さんはちょっと手を伸ばせば手に入りそうな、そんな羨ましい話を作るのが上手いなと思いました

    しかし岬ちゃんはかわいいな

  • 日本 ひきこもり 協会でNHK.
    分類としては、やはり青春モノですね。

  • かなり読む人を選びます。
    ドラッグ、鬱展開、オタク、引きこもり。これらの要素全てに対して耐性や理解がなければ、読んでいて嫌になると思います。私は非常に気に入りましたが、とてもとても広くお勧めすることはできません。
    深夜アニメにもなってます。ストーリーや内容が深夜アニメ然としているところがあります。その原作小説ということだけあって、文体がライトノベルっぽいです。アニメ版「N・H・Kにようこそ!」と比べるとかなりコンパクトで、アニメ版の1~3話と20話~24話の内容に、ちょっと原作ならではの描写やエピソードがちょっと付け加わった感じです。アニメで自重されていると思われる設定や表現が増えています。250ページほどありましたが、あっという間に読み終わってしまいました。

    引きこもりの作者が、実体験を元に書いた小説。
    主人公のようなガチガチな引きこもりじゃなくても、少しでも「引きこもってしまいたい」と思うような経験があったなら、主人公の心理描写に共感できると思います。私も社会的に「引きこもり」とカテゴライズされるような生活はしていませんが、主人公や岬ちゃんの心理描写には共感をもてました。だから個人的には、とても面白かったです。

  • この世の中には『陰謀』が存在する。
    しかし、他人の口から語られる陰謀は、99%の確率で、ただの妄想、もしくは意図的な大嘘にすぎない。
    だが、しかし、それでも―
    ごくまれな確率で本物の『陰謀』を悟ってしまった人間が存在する。

    大学を中退したのも、無職なのも、ダメ人間なのも、すべては悪の組織『HHK(日本ひここもり協会)』の陰謀だと思い込む(もうとする)引きこもり歴4年の主人公のもとに、突然現れた一人の少女。彼女の壮大な『引きこもり脱出プロジェクト』計画は、彼を引きこもりから救い出せるのか!!


    やばいよ、この本。ドラックに、盗撮に、ロリコンおたく・・・一歩間違うと、いやいや、半歩も踏み出せば、犯罪者だよ。

    だいぶ想像してたのとは違う話だったけど、まぁ、面白かったからいっか。

  • (2002)

  • 2009/09/04 改行しすぎ。たまにいいフレーズがあるが。

  • 絶対的な悪者を求めて暴走する様はデビュー作と同じ。
    主人公の妄想・行動が駄目な方に猛ダッシュで駆け抜けていくところが面白い。

  • 主人公の最低っぷりが面白い。
    最低のダメ人間の彼は、自らをここまで追い込んだ"悪の巨大組織"の存在に気づく
    「そうか分かったぞ・・・Nは日本!Hは引きこもり!Nは協会!俺がここまで追い込まれたのも、NHKの仕業だったんだよ!」
    いかにもバカバカしくてアホらしくて最低の主人公なのに、気がついたらなぜだか彼に共感していて、どんどん読み進める話です。

  • 引きこもり題材の面白いというか…わかるわかるwみたいな;
    身につまされた気がしないでもないような。
    でも面白いです。そこまで引き込もってなかったけどな!

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著者プロフィール

2001年、第5回角川学園小説大賞特別賞を受賞した『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』でデビュー。その後『NHKにようこそ!』でブレイク。他著作に『超人計画』『ムーの少年』『ライト・ノベル』など。「後ろ向きに青春を駆け抜けろ」をキャッチフレーズに、「ひきこもり世代のトップランナー」として一世を風靡する。

「2021年 『異世界ナンパ 無職ひきこもりのオレがスキルを駆使して猫人間や深宇宙ドラゴンに声をかけてみました』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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