NHKにようこそ!

著者 :
制作 : 安倍 吉俊 
  • 角川書店
3.35
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本棚登録 : 391
レビュー : 67
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048733397

作品紹介・あらすじ

俺は気づいてしまった。悪の組織NHKの存在を。俺が大学を中退したのも、無職なのも、今話題のひきこもりなのも、すべてがNHKの陰謀なのだということを。悪の組織を倒すその日まで、俺は雄々しく戦い抜く。だが、そんな俺の目の前に、とある宗教団体から刺客が送られてきた。日傘を差した清楚な美少女、岬ちゃん。彼女はいったい何者なのか?エロスとバイオレンスとドラッグに汚染された俺たちの未来を救うのは愛か勇気か、それとも友情か?驚愕のノンストップひきこもりアクション小説、ここに誕生。

感想・レビュー・書評

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  • 漫画化してアニメ化までしているので期待したのだけど、自分にはちょっと合わなかったみたい。無理やりテンション上げて逝っちゃってるところは日本語としてちょっと読めなかったので飛ばしちゃったし。結局生きていたければバカな夢を見るのではなく地道に働くしかないんだなって思った

  • さらっと読める、文体が軽やか、一人称で心の叫びが多い、というのが第一印象。
    こころのなかでどこか暗いものを持っていて、社会に少しだけなじめず、一人で居心地の悪い思いをしてるひとたちが集まる話。

  • 前作に続き、この小説も個人的にはすごく好きな話です。まだそれほどひきこもりが社会問題になっていなかったころにいち早くネタにして面白おかしく物語にしていました。次回作をずっと待っていたのですが、これ以降出てきません。残念です。

  • 主人公たちの作っていたエロゲーが市場的価値をまったく持たず、単なる自己確認に終わったところがリアルだった。このまますべて内向きで統一されれば鬱小説、しかし、最後に救いを見せてくれたので、エンタメ小説として成立している。

  • 高校時代に読んで変に共感できて怖かった.
    これと漫画版,アニメ版では漫画版が一番おもしろい.

  • 図。

    作者の小説を読んだのは初めて。
    大槻ケンヂの文体を想起した。

    身近で、すぐ近くにありそうな題材を小説に落とし込むのが上手。
    ひきこもりが主人公なのに、青春小説として成り立っているのは実体験を織り込んでいるせいもあると思うが、それだけではないような気もする。

  • 社会に適合できない主人公の鬱々とした日常に完全に同調した。
    人はひとりでいるのがいちばんいい、ひとりでいれば嫌なこともない。
    寂しいのは当たり前、寂しいのが嫌なのも当たり前。
    始まらなければ終わりもない。
    だからひきこもり続けるというのはとても正論に思えた。
    そうだ、ひとりでいいんだ。
    壊れる物なんて最初からいらない!
    作者の軽快な文章も逆にひきこもりの悲哀がにじみ出ているようで好きだ。ほかの小説も読んでみたい。

  • 読む人は選ぶ1冊だと思いつつも、私は4.5寄りの5点。
    ヒキコモリ・ドラッグ・鬱・ヲタク・ロリコン、そして太宰治も彷彿とさせるような。
    ドラッキーな描写もまた疾走感を上げているかのように思えたり。

    わかる人にはわかる、わからない人にはわからない。
    でもわからない人の方が健全だろうな。

  • 結局なんなんですかねな感じで。
    出だし面白気だったのになんでー。

  • 甘酸っぱくてとても痛々しい青春?物語
    絶対悪を求めていたり、悩みや不安との対立など
    著者のデビュー作であるネガティブハッピー・チェーンソーエッヂとも共通点を多々感じる

    ひきこもりが題材でもあるので痛々しさが凄まじい
    テキストは少々独特で結構笑えたりもする
    ただいろいろとぶっトんでいるので好みがわかれそうな感じ
    ネガティブだが心理描写が秀逸なので共感してしまうかもしれない。危険
    ただ青春、というかパッとしない主人公がどうしようもないことにジタバタしながら可愛らしいヒロインと甘酸っぱいような切ないような雰囲気は秀逸

    滝本さんはちょっと手を伸ばせば手に入りそうな、そんな羨ましい話を作るのが上手いなと思いました

    しかし岬ちゃんはかわいいな

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