世界の終わり、あるいは始まり (文芸シリーズ)

  • 角川書店 (2002年2月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (512ページ) / ISBN・EAN: 9784048733502

作品紹介・あらすじ

東京近郊で連続する誘拐殺人事件。被害者たちの父親の名刺がすべて、なぜか私の子供の部屋にある。そのとき父親がとった行動は? 衝撃の長編サスペンス!

感想・レビュー・書評

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  • 衝撃の問題作って、本当に問題作ですよこれ…

    いいからもうさっさと息子に聞けよ…!!!!!!

    数々の妄想に付き合ってやったんだから、どんな現実でしめるきだろうと不安で胸がワクワクしてたんだけど、案の定だった。

    キャッチボールでしめた…酷い…

  • 自分の息子が殺人犯ではないか?と悩むお父さんの話。
    途中から妄想、妄想で、ちょっとしつこい。こんなのあり?て思ってしまった。
    でも続きが気になって読んでしまう。最後はすっきりしない終わり方。でも後味は悪くない。

  • 巷で起こる連続小学生児童誘拐事件の犯人が自分の息子ではないかと疑う父親の物語。
    親父の逞しい妄想力に驚かされるも、それが何度も続くとね…
    ミステリとしての爽快または絶望的な終わり方を期待する方には向いてはない。

  • 自分の子どもが連続殺人の犯人ではないかと疑う父親の話。
    ハラハラドキドキして、どれが真実なのか妄想なのかわからなくなってくる。
    もし家族が殺人犯だったら…?怪奇現象なくても十分怖かったです(^^;)

  • どこまでが妄想で、どこからが真実なのか。
    妙に飄々としてつかみどころのない雄介に不安になった。
    サイコパスというか、良心がないというか。
    結末はどうなるのか、これから妄想します。

  • 2008.11.23
    分厚すぎやし読まんと返そうかと思ったら姉が面白いっていうから読んでみた。確かに面白い。

    小さい子供の連続殺人事件が起きて、その犯人が自分の子供ではないかと疑う父親の妄想話。
    犯人は100%その子供なんやけどその父親の妄想が面白い。何回もそういうオチか!って思わせて、また妄想かい!みたいな。

  • 装丁 / 角川書店装丁室
    表紙写真 / KOICHI YOKOYAMA/amana images

  • 途中まで良かった。
    最後はちゃんとケリをつけてほしかった。
    しっくりこなぃぃぃぃぃっていうのが読んだ直後の感想☠️
    この人の本は初めて読んだので、次、違う本を読んでみる。

  • 現実と妄想が次から次へと。
    いったいどこが現実でどこが妄想なのか。

  • 子どもが連続殺人の犯人なのか、証拠を調べて進んでいったとおもったら妄想だった→の繰り返し。キラークイーンバイツァダスト的な。
    そんで最後は読者にブン投げて終わりというまったくすっきりしない結末。希望が云々とかいってるけどどこにあるのかまったくわからない。
    時間を浪費した。

  • 2014.3

  • うーん、疲れた!という感じ。
    ゲームでいうマルチエンディングのような感じ。
    でも一つ一つが余りにも真に迫っていて、緊張感がハンパない!
    最後は私はもっとスッキリしたのを期待してしまった。歌野さんだし。
    でも考えると、いろんなエンディングをこれでもか、と披露してたのしませてくれたんですよね。

  • 息子の大変な秘密を知ってしまった時、父はどうするのか、というお話。

    小児誘拐という悲惨な事件を扱っているわりに、肝心の息子の様子があっけらかんとしているのがどうにもしっくり来ず、最後まで違和感を感じ続けることに…
    しかも、最初の印象とあまりに違う。

    最初は「だまされたー!」と膝を打ちましたが、その後は同じ構成で…
    ひとつひとつ面白いしドキドキしながら読むのですが、結局そうなるのね、と思うのがわかってて読むというのも…
    まぁとりあえず、想像力の逞しいお父さんですね、と…。

    全体的にドキドキして面白かったのですが、結末がなんとも…
    逃げですか?とすら…
    ここまでひっぱっておいて、そうなってしまうのは残念でした。
    歌野さんだから、きっとすてきなラストが…と期待しすぎたのかもしれません。

    全体としてはすごく面白かったですが、それだけに残念でした。

  • 途中から妄想祭り。混乱。

    でも自分の経験を思い返すと悩むということは妄想することだな。

    しかしこの息子…えぐい。普通の子に見えるのに、というのが一番怖い。

  • 著者は初めて。
    妄想かよ!って最初ので叫んでからは、次の展開になる度にこれも妄想なんだろ?でも本当だったらどうしよう…な感じを繰り返して、後半はとにかく一気読み。
    オチも腹立つし酷い本だと思うが、他のも読んでしまう気にさせられた不思議。

  • 読了ー。
    珍しく5時間近くかかってしまった。

    うーん、後半につれ「わたし、今一体何読んでるんだっけ?」とふと何回か思った。←
    だって、序盤から中盤にかけてどんどん読み進んでいいたのに、
    二転三転、四転?いや、何ていうか本当にあれこれ覆すようなことばかりになって、
    何度も疑問符が浮かんだ

    何度目かで、「こういうやつかー」と読めてきて、(遅い?)ふんふん、って読んでたらまさかのあの終了。

    いろんな意味で、騙された、というか。
    雄介の大人顔負けの饒舌さや機転の良さ?周到さや悪知恵には感心したね。
    まさかそんな子、いないよね……「親」の存在が絶対で、「親」が一番の存在な年頃にまさか…親・家族に対してあそこまで距離おいて接したり考えてるところ、少々こわい。

    そして何が一番「え?」と思ったかって、序盤の一文に
    「東北の放射能~……」どうのの描写がなされていた部分。
    思わず、この作品の出版時期確認しちゃったよw

    案の定、大分前のだし。
    何でか、その一文でかなり「どきり」とした。

  • 地元が舞台っぽい(仮名も多いけど)ので、空気感みたいなものはすごくつたわってきた。

  • 「葉桜の季節に君を思うということ」を読み、同じ作者のこの本を読みました。
    どこまでが現実でどこまでが妄想なのか、不安な気持ちを不安定なまま持ち続け、そしてそれは最後まで晴れる事はありませんでした。
    とても面白く最後まで読みましたが、結局消化不良で終わってしまいました。
    それはそれで綺麗な終わり方なのかもしれないが、もやもやしたままで自分としては好きな終わり方ではなかった。

  • 途中までは面白かった。妄想に入るまでは。
    妄想に入ってからは「どうせ想像でしょ」と冷めてしまった。結局真実はわからずじまいでがっかりした。

    ----内容紹介----
    小学生ばかりを狙った連続誘拐殺人事件が勃発した。新興住宅地で家族と共に平和に暮らす富樫修は、小学校6年の息子の部屋で、事件にかかわるある物を目にしてしまう。その後、次々と見つかる息子犯人説への物証。「なぜ、我が子が」という戸惑いと、息子の将来だけでなく、自分も家族の未来も破滅するという恐怖。免れようのない悲壮な現実を目の前にしたとき、人はあらゆる知識と想像力を総動員して逃げ道を探す。自分を守るため、そして家族を守るために。
    物語前半は連続誘拐殺人事件の犯人探しを描き、後半では、息子の犯罪を誰にも相談できずに悩む父親の苦しみを、未来予想という作中作として挿入している。息子が警察に捕まった場合や一家心中を試みた場合、息子を自分で殺した場合など、読者は作中の数々のシミュレーションに翻弄され、結果、登場人物の苦悩を共有することになる。新本格派のひとりと称される著者の、斬新な手法がさえる1冊である。

    また本書は、少年犯罪に関する問題を示した社会派作品でもある。ごく一般的な少年が凶悪な犯罪に手を染める原因はどこにあるのか。少年法で守られるということは、罪を償う機会を与えられないということでもあるのではないか。少年の父親が嘆く「小動物を殺すなとは教えるが、人を殺すなとは教えないだろう。人を殴るなとは教えても、人を殺すなとは教えないだろう」という言葉が、重く響く。

  • 中居君が某雑誌で読んだと書いてあったのをきっかけに読んでみる事に。前半はすごく考えさせられる場面も多くて読み応えがあったが、後半は父親の妄想がほとんどで少しどうかな?って感じだった。

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著者プロフィール

1988年『長い家の殺人』でデビュー。2004年『葉桜の季節に君を想うということ』で第57回推理作家協会賞、第4回本格ミステリ大賞をダブル受賞。2010年『密室殺人ゲーム2.0』で第10回本格ミステリ大賞をふたたび受賞。

「2022年 『首切り島の一夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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