- 本 ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048733908
作品紹介・あらすじ
森野が拾ってきたのは、連続殺人鬼の日記だった。学校の図書館で僕らは、次の土曜日の午後、まだ発見されていない被害者の死体を見物にいくことを決めた……。話題騒然の若き天才乙一、初の単行本がここに登場!
感想・レビュー・書評
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なおなおさんと土瓶さんのお勧めで読んでみました『GOTH』
これが乙一さんの作風かぁ〜
先日読んだ『くつしたをかくせ!』とは全然ちがうなw
いいですねぇ『GOTH』
僕と森野は、異常な事件やそれを実行した者に対して魅力を感じる
そして人間の残酷な面を覗き観察したがる
このW主人公もそれなりに異常だし、もちろん人は死ぬし(バラバラになって)、手は切られ冷蔵庫に並ぶし、生きたまま棺桶にいれられ埋められるし…
なのに、なぜか読んでるとワクワクしてきます!
(わたしも僕と森野のみたいにちょっと異常なのかなw)
なんか程よいグロさ、心地良い不快感みたいな不思議な感じの感覚ですw
とにかくおもしろいですね!
なおなおさん土瓶さんオススメありがとうございます(^^)
ただひとつ残念なことが…(ーー;)
わたしが借りたのは単行本なので一冊でナイフが完成してるんです!
なおなおさんがしているみたいに二冊並べてナイフをギラリとさせたかったぁ~٩(๑´0`๑)۶
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もうちょっと若い時に出会いたかった!
猟奇殺人とか、サイコキラーとかネットで調べまくってたあの頃に読みたかった笑 歳をとったせいかグロさや異常性を求めない体になってしまった( 'w' )
とはいえ、森野ちゃんも僕くんもいいキャラでした。
猟奇的、変質的な事件の情報を収集するのが趣味な森野と僕。2人と快楽異常殺人者との出会いの物語(でいいよね?)
森野ちゃんも僕くんもちょっと厨二を拗らせててかわいい感じ、とか思って読んでいたんだけど…。
「リストカット事件」から僕くんはわたしの想像の遥か上をいってました笑!
僕くんも そうとうヤバいやつだった( º言º )
だから、だからなの!!
「声」でまんまとやられました
うわー!僕くんマジかヤメテー!ん!あれ?よかったぁ…。てやられ方でした。( ᐛ )?ナンテ?
「犬」もね、
『助けてあげられなくてごめんね…』
『いっしょにまた、遊べるとよかったのにね…』で
乙一ぃ!泣く!グロくても切ない!ん!あれ?あ、そっち!?って。騙されまくってる笑 すき♡
個人的には「土」の、理性と異常性の間で苦悩する殺人者の話が好きなんだけど、ラストで革の手帳の意味を知った時にちょっとガッカリ。自分の異常性を恥じて震えてるのかと思って そこに興奮してたんだけど←
森野ちゃんと僕くんって
この後も何かのお話しで読むことってできるのかな??
僕くんの「愛じゃなく執着心」も気になるし、
オレンジジュース握りしめながら拗ねてる森野ちゃんも気になる…。
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平面いぬ
φ(..)メモメモ
ありがとうございます(人´-`*)
図書館からいっきに回ってきた予約本を
やっつけたら 再び乙一ワールドへ!...平面いぬ
φ(..)メモメモ
ありがとうございます(人´-`*)
図書館からいっきに回ってきた予約本を
やっつけたら 再び乙一ワールドへ!!2023/03/28 -
2023/03/28
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中田さん まだ「百瀬」と「くちびるに」しか読んでないなぁ。アンソロジーになっているのが多いのでしょうか?「吉祥寺」は読んでみたいなぁって思っ...中田さん まだ「百瀬」と「くちびるに」しか読んでないなぁ。アンソロジーになっているのが多いのでしょうか?「吉祥寺」は読んでみたいなぁって思ってました(˶' ᵕ ' ˶)
乙一をコンプリートするのは大変そうだ!
2023/03/29
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ずいぶん前に図書館で読了。
この作品が、私にとっての初、乙一作品でした。
衝撃的におもしろかったのを覚えてます。 -
非常に好みの作品だった!
サイコパス全開な主人公と美少女森野の掛け合いがよかった。
グロい部分もあったけど、全体的に漂う冷たい雰囲気が何とも言えず怖かった。
番外編もあるようなので読まねば。 -
叙述トリックは騙された後に前に戻って読み返すのがお約束な私。笑
グロい描写もあったけど面白かったです。
さすが本格ミステリ大賞受賞作 -
僕と森野はゴス(GOTH)仲間だ。異常な殺人事件やそれを実行した犯人に対して暗い魅力を感じている。一般の人に比べると感覚がずれている。悪趣味だ。だが、悲惨で聞いた瞬間に首が吊りたくなるエピソードを僕らはいつも求めていた・・・。
主人公二人の思想や行動基準が理解しがたく、彼らに対して何一つ共感することができなかった。作者自身はこの作品をライトノベルのつもりで書いたそうだが、「犬」「記憶」は本格ミステリとして一級品で読者の想像を覆す破壊力有り。他に類を見ない新感覚な短編集だが、万人にはオススメできないかな。
週刊文春ミステリーベスト10 7位
このミステリーがすごい! 2位
本格ミステリ・ベスト10 5位
本格ミステリ大賞受賞(2003年) -
叙述トリック苦手。作品評価は「すげ〜面白い」と評価するまでの読解力が追い付かなかった。疑問点をネットの考察なんかを読んで「ふぅ〜ん」という感じ。悲しい。
暗黒系、リストカット事件、犬、記憶、土、声とどれも短編で纏められていて、かつ絶妙に繋がっていると理解。どれもレベルが高いと思った。もう一度読んでも良いかなと思わせる作品。 -
2個目の章までは正直あまり面白いと感じなかったが、3個目以降は面白かった。
作者のあとがきを読み、私がこのような感想になるのもなんとなく理解した。
個人的には本の裏表紙(?)が凝っていてワクワクした。 -
人間の持つ『暗黒面』といわれる内容
人を殺したいと言う願望と
自分を殺したいと言う願望。
殺人者に対して、共感を示し、なぜと心理分析する。
殺人者のパートナー(シンパシー)的存在。
高校生の僕は、人を殺したいと言う願望があり、
猟奇殺人に、興味を持っている。
しかし、普通は 目立たない高校生を演じている。
僕のまわりで、おこる殺人に 駆けつける。
僕の同級生、森野夜は、長い黒髪と白い肌をもつ美少女。
表情を表に出すことなく、話しかけ憎い性格をもっているが、
僕とは、打ち解けて話すことができ、森野夜は過去の事件を
背負っていて、それを打ち明けることができる友達を
求めていた。手首にはリストカットの傷があり、
不眠症で、首を絞めるひもがあると、眠れると言う。
しかし、なかなかぴったりした ひもがなかった。
高校生の僕が、それを探し当てることに。
身体を細かく裁断して殺す。
手だけを切り落とす。手フェチ。
犬の誘拐事件から発生した殺人事件。
生きたまま棺桶に入れて、溺死させる。
お姉さんが、殺される時のメッセージを受けとる妹。
そこに、生まれている殺人の心の深層をあばこうとする。
なぜか、『ゾクリ』とする表現が、ある。
著者プロフィール
乙一の作品






ぜひ、再読してみてください♪
天才が出現した!ってことはこれもすごい作品なんですね(゚д゚)!
なおなおさん
この作品いい...
ぜひ、再読してみてください♪
天才が出現した!ってことはこれもすごい作品なんですね(゚д゚)!
なおなおさん
この作品いいですよ!
乙一ファンに足を踏み入れたかも(^^)
そして、気づきましたか!?
私たちは異常者なんです!w
実はナイフ隠してないですか?w
ほん3さん
『GOTH』楽しみましたよ♪
ほん3さんも根っからな乙一ファンみたいなのでまたオススメがあったら教えてくださいね^_^
やばし=͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇)
GOTHは番外編もあるので、そちらも是非!
乙一ファン仲間が増...
やばし=͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇)
GOTHは番外編もあるので、そちらも是非!
乙一ファン仲間が増えて嬉しいです!