GOTH―リストカット事件

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 6127
レビュー : 862
  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048733908

感想・レビュー・書評

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  • まわりには猫かぶってふつうの高校生に見せているけど実はいつも死のことばかり考えてる高校生の「僕」
    まわりに殺人事件がおこり犯人をつきとめるが自首をすすめるでもなく警察に通報するでもなくまわりから見てるだけで悦に入る

    ラストがあーそういうことだったのかーっていうよりふーんあっそって感じであんまり驚かなかった

    一応話のヒロインだと思われる森野を全編通して痛めたりおとしいれたり下に見たりしてる感じがなんか気に入らない

    乙一の本読んだの初めて
    話題になってるから読んでみただいぶ遅いけど
    自分の中で乙一は池袋のジュンク堂の「外反母趾は痛い」というなんか狙いすぎて軽くすべってる色紙のサイン

  • 凄惨な怪奇事件の事実が淡々と述べられているだけで、あまり情緒的に引き込まれなし、恐怖を抱けなかった。雰囲気はダークな中二病。

  • 面白かった!

    すごくエンターテイメント。
    この作者は別名で書いている恋愛小説を読んだことはあったのだが、それほど響くものがなかったことと乙一名義のものはホラーっぽい、しかも短編が多いということで何かと敬遠していた。

    ただ実際読んでみると短編だからこそ起承転結がはっきりしていて、サクサク読み進められるように思う。
    また前半から中盤にかけてのホラー感、終盤のどんでん返しと切ない終わり方は読んでいてすごく物語に没入することができた。

    ラノベ出身の方のようなのでそれも読みやすい一因かなとも思ったが、決して物語は軽いものではないので本当に上手い作家さんだなと思った。

    全編面白かったが特に良かったのが犬と記憶と土。
    この三つ。
    おじさん系の犯人像はなんかジョジョの吉良吉影を思い出した。二話目の設定が似ているからそう思ったのだろうが。

  • 乙一作品を読むならココから
    前知識なしでここから読もう。


  • 人の死んだ場所を見に行くのが趣味の僕と死体を見たがる美少女森野夜。異常者を引き付けてしまう夜と異常者を見たがる主人公はすぐに事件に首を突っ込んでしまう。ミステリやらホラーやらジャンル訳が難しい。あえていえばゴシックミステリか。
    もとはライトノベルだったようで若干中2感がある、独特の距離感。構成は流石だなぁと感じるが、パターンがほぼ同じなので、最後の話のオチが読めてしまうのが残念。星2にしようかと思っていたが、最後の「樹」の動機にきゅんと来たので+1。

  • ストーリーは面白いが、主人公の残虐性に感情移入出来ず途中で挫折。

  • 面白かった。ミステリ部分もすっかり騙された(笑
    でも、どうも主人公に共感できないのは、私が歳をとってしまったからなんだろうなあ。高校生のときに読んでたら、カッコいい!!となったと思う。

  • ★2009年15冊目読了『GOTH リストカット事件』乙一著 評価B+
    前に読んだ文庫版のGOTH 僕の章の兄貴分。こちらが、単行本ですから本物?オリジナルなのでしょう。
    6章からなっていて、1暗黒系 2リストカット事件 3犬 4記憶 5土 6声 の構成です。前回の文庫版GOTH僕の章では、それらのうち2リストカット事件 5土 6声だけが収録されていました。今回は、それらを補う形で1+3+4の3章が読めましたからより明確に物語りを把握することが出来ましたが、まだ実はパズルのピースが足りない気がしていて、もう一度読み返す必要がありそうです。珍しいミステリ作品であることは間違えなさそうです。

  •  友人が初めて勧めてくれた乙一作品。すぐには読まず、本作を読んだのは乙一作品の中では3番目か4番目くらいだった。先に読んだのがたしか『失踪HOLIDAY』『きみにしか聞こえない』あたりだったので、作風の違いで少し驚いた。
     当時は見事に中二病を拗らせていたので主人公の残酷さが気に入っていた。今では森野の不器用さが気に入っている。
     叙述トリックも楽しい。読み進めるうちに今度は騙されないぞと身構えて読むようになっていったけれど、結構な確率で騙された。もう何度も読み返して話は分かりきっているのだけれど、乙一先生はやっぱり叙述トリックが上手いな〜と思いたい時はこの本を読み返す。

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著者プロフィール

乙一(おついち)
1978年福岡県生まれ。山白朝子(やましろ あさこ)、中田永一(なかた えいいち)の別名義で執筆する小説や、安達寛高(あだち ひろたか)という本名名義で脚本を記すこともある。
1996年に『夏と花火と私の死体』で、第6回集英社ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞してデビュー。
2003年『GOTH リストカット事件』で第3回本格ミステリ大賞受賞。2012年、『くちびるに歌を』(中田永一名義)で第61回小学館児童出版文化賞。
代表作として、映画化もされた本屋大賞ノミネート作『くちびるに歌を』のほか、『暗いところで待ち合わせ』『きみにしか聞こえない CALLING YOU』『失はれる物語』などがある。作品の多くが漫画化、映画化された。

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