GOTH―リストカット事件

著者 :
  • 角川書店
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レビュー : 862
  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048733908

感想・レビュー・書評

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  • 自己満足的な内容。混乱させる意図しか読み取れない。
    幾重にも真相を覆っても、そのカサの重圧に耐え切れているようには思えない。
    どこまでも現実離れしている世界は、魅了する範囲を超えて、逆に魅力を失わせている。
    登場人物は趣味ばかりが窺え、似た価値観の人間ばかりで構築された此の本の世界は如何も受け付けない。

    読みやす過ぎる程の内容で、短時間で読み終えた。文章も短絡的。
    すっきりしたか否かを問う以前に、内側を中で語り過ぎている部分があるようにも思う。

    具現化してみると面白いトーンではあると思う。

  • あまり好きになれない作品。病んでいるというか自分に酔っている主人公とヒロイン、どちらにもまったく感情移入できない。主人公たちのやりとりよりも事件の背景をもう少し詳しく描いて欲しいと思った。

  • んー、短編じゃない方がよかった。

  • 初乙一さん本。内容をよく知らないまま読んだけど余り楽しめなかったのでちょっと残念。狂人達の共演作品。「土」と「声」はそれぞれ騙された。

  • 最近こういうのにはまっていて、この本の前に読んだインザミソスープと比べるとグロい描写や怖い雰囲気が足らないとどうしても思ってしまった。

  • うー…。読むのがきつかった。やっぱ黒乙一はグロイ。疲れた。2011/123

  • 殺人現場を見るのが好きな主人公「僕」(最後まで名前は出ない)。
    黒い色のものばかり身につけ、殺人者の本を目が輝かせて読むクラスメート、森野。
    この二人がさまざまな猟奇な殺人に出会い、不思議な関わり合いをしていく短編。

    例えば最初の「暗黒系」というお話では、二人は殺人現場を目にしてそれを警察に報告するでもなく、森野は殺された女性の服装やしぐさを真似する。
    しばらくして行方不明になった森野。
    「僕」は森野は例の殺人鬼に殺されるているのだろう・・・と淡々と思う。

    「僕」は思う。
    森野は変わった人間だが、おそらくこれから先人を殺すことはないだろう。
    人間を人間と映し出す瞳をしている。
    人を殺すような人間は普段は普通に振舞っていても、ふとした瞬間人を人として見ない目つきをする時があるのだと。
    僕と森野はだから違うのだ。

    この中では「土」という話が良かった。
    とにかく発想がすごい!
    でもどのお話もあまりに子供っぽい。
    「GOTH」はゴスロリとかのゴスらしい。

  • なんと、うちの弟は乙一が好きらしい。
    あいつ漫画だけじゃなくて活字も読むのか!
    GOTHおすすめとか言ってきた!ハードカバー持ってた!
    というわけで帰省中に借りて読んでみた。
    乙一作品は、デビュー作『夏と花火と私の死体』をほんとのデビュー時にジャンプで読んだくらい。

    で、GOTHですが、、、

    だめだー。私にはだめだー。
    こわい。。。ぞわっとくる。
    ただそれだけ。深い意味とか全然わからん。


    でも、乙一が今時の中・高生に人気なのがわかる気がした。
    死ぬとか血とかがもはやゲーム感覚。
    こういう刺激を求めているのか、奴らは。

  • 怖いもの見たさで読んでみた。思ったより平気だった。たぶんあまりに常軌を逸した行為で想像力が追いつけないだけなのかも(ーー;)

  • 【内容】
    短編ミステリ.
    人の死んだ場所に立つことが趣味な男子高校生と事件に巻き込まれやすい女子高生を主人公に,6つの事件がシリーズ化されたもの.

    【感想】
    短編かつ話も難しくないので,休憩の合間に読みやすかったです.
    また,トリックがサイコパスっぽいストーリと重なって飽きが来ず,良い休憩が取れました.

    特に2話目「リストカット事件」の,男子高校生の思惑が明かされた時に「狙いはそっちだったの?!」と興奮しました.

著者プロフィール

乙一(おついち)
1978年福岡県生まれ。山白朝子(やましろ あさこ)、中田永一(なかた えいいち)の別名義で執筆する小説や、安達寛高(あだち ひろたか)という本名名義で脚本を記すこともある。
1996年に『夏と花火と私の死体』で、第6回集英社ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞してデビュー。
2003年『GOTH リストカット事件』で第3回本格ミステリ大賞受賞。2012年、『くちびるに歌を』(中田永一名義)で第61回小学館児童出版文化賞。
代表作として、映画化もされた本屋大賞ノミネート作『くちびるに歌を』のほか、『暗いところで待ち合わせ』『きみにしか聞こえない CALLING YOU』『失はれる物語』などがある。作品の多くが漫画化、映画化された。

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