- Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048734042
感想・レビュー・書評
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初読み作家さん。
キャバ嬢とネット世界、まだBlogやSNSではなくホームページの頃の話。
ホームページのBBSは2chのような感じ。
途中からミステリーなんだと気がついた。
複数のトリックを組み合わせた、ちぐはぐな感じのミステリー。
すっかり騙されたし面白かった。
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同じく再読本。
田無あたりのキャバクラを舞台に、HPと
時刻表トリックを混ぜ合わせた何とも不思議な作品。
再読してみると、当時のHP全盛時代の雰囲気が
出ていて面白い。SNSの今とは、全く違う距離感。
ネットの書き込みをする人の心理が以外にも
よく表れています。
本名と源氏名を合わせたトリックも、ちょっと
新鮮で再読することで面白さを味わえた不思議な
一冊。 -
途中でこんがらがりました
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「まどろむ=MAD ROM」か……なるほどね。
ネットネタのお話。ネットに親しんでいない人には、読みにくい内容かもしれない。しかしネットに親しんでいる人には、案外身近で怖くもあり、哀しくも感じる話。こういうテーマはよくあるしもう目新しくもないけれど、なんだか考えさせられる気分。
ミステリ的な仕掛けもあり。なんか時刻表トリック(これはネタばれじゃあないです)かと思いきや、思いがけないところで足元をすくわれた。……騙されやすいなあ、私(苦笑)。 -
小川女子がいっぱい!
これで面白くないわけがない。小川さんの女子は丁度いいです。
可愛くない、温くない、でも全然強くない。
タイトルが可愛いところもお気に入り。 -
基本的に小川勝己という人間が書く小説が好きですね。
今後も追って行こう!
表紙やタイトルを見て、まさか恋愛小説!?と思いきや、全然。
『誰かに好かれたい』その願望を強く持つ女の人の話。
もっとハードボイルドな感じがやっぱりいいかなぁ・・・。
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キャバクラ「ベイビーキッス」で働いているみちる。店での営業活動に必死な彼女は、他の女の子たちから反感を買い始めてしまう。一方、家では自分のHPを作り、親しい友人たちとのやり取りをしていたが…
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キャバクラ「ベイビーキッス」で働いているみちる。店での営業活動に必死な彼女は、
他の女の子たちから反感を買い始めてしまう。一方、家では自分のHPを作り、親しい
友人たちとのやり取りをしていたが… -
タイトルと表紙のポップな感じに騙されました・・・。掲示板の荒らしの描写は思わず目をそらしました。縦書きだから余計に掲示板に書かれているというフィルターが薄れて怖かったです。「みちる」のトリックにも見事騙されました。でも読了後、小川さんのほかの作品にも手を出したのがまずかった。猟奇的な描写がハンパじゃないのです。苦手なはずなのに全作制覇してしまうところがこの作家さんのすごいところかもしれません。
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書き飛ばしたな。