月の砂漠

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 49
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048734318

作品紹介・あらすじ

ITベンチャーの若き起業家永井恭二は、海外での株式公開を果たし時代の寵児としてマスコミにもて囃されていたが、妻のアキラと娘のカアイに家を出ていかれ、砂を噛むような茫漠たる思いを抱えていた。彼は偶然知り合った男娼のキーチに、妻子を捜すよう依頼するが…。三島賞作家が紡ぎ出す、「家族」というこの世でもっとも脆くそして拭いがたい絆。待望の受賞後、第一作。

感想・レビュー・書評

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  • 新しい作家開拓、と思って図書館で借りたものの馴染めませんでした。

  • 映画の小説化、ということで、頭の中で情景を描きやすかったです。
    キャストが分からんので、完全に想像ですが…。
    映画も観よう。

  • あぁちょっと、苦手です…。
    一気に読んでしまおうと意気込んでも、なかなか進まなくて結局途中で挫折。
    ダラダラとした空気とか、露骨な状況描写とか、全く好みじゃない。
    ちょっと読んでみてから借りればよかったのです、はい。

  • 家族再生の物語、なのか?
    もとは映画らしい。多分映画観た方が良いのだろう。

  • 映画版は観ていないけど、ビジュアルイメージが頭の中にすっと入ってきて素直に楽しめた。キャラクターを描ききれてなかったりする感じがあると思う。オチもちょっと物足りなかったです。

  • 難しい!(´Д`;)でもだんだんとわかってきて、2回読んだらおもしろいかと。

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著者プロフィール

1964年7月13日、福岡県北九州市門司に生まれる。立教大学英米文学科卒。
1996年『Helpless』で劇場映画監督デビュー。2000年『EUREKA』がカンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞とエキュメニック賞をW受賞。同作の小説版が三島由紀夫賞を受賞。2011年『東京公園』でロカルノ国際映画祭金豹賞審査員特別賞受賞。2015年度まで4年間、多摩美術大学映像演劇学科教授。2016年度、京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)映画学科の学科長を1年のみ務める。2020年公開の『空に住む』が遺作となった。2022年3月21日逝去。

「2023年 『青山真治クロニクルズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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