ブレイブ・ストーリー(下)

著者 :
  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (659ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048734448

作品紹介・あらすじ

さまざまな怪物、呪い、厳しい自然、旅人に課せられた苛酷な運命が待ち受ける"幻界"。勇者の剣の鍔に収めるべき五つの宝玉を獲得しながら、ミーナ、キ・キーマらとともに「運命の塔」をめざすワタル。先を行くライバル・ミツルの行方は?ワタルの肩にかかる"幻界"の未来は?そして、現実世界で亘の願いは叶えられるのか-。息を呑み、胸躍る数々の場面、恐ろしくも愛らしい登場人物たち-。物語の醍醐味がすべて詰まった圧巻の2,300枚。

感想・レビュー・書評

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  • 『上』よりも現実離れで読み進めにくかった。(想像力の低下?)
    息抜き読書にしてはどっしりしてたからあんまりオススメできない。
    でも、旅の終わりにワタルが気付いたことはすごく私にとっても大切なことだと感じた。
    辛いことを避けるよりも、嫌な方に動く可能性があるとしても、自分から動いて変えていこうとした方がずっといい。

  • 評判も良くファンタジー物語と聞いていたので読み始めたが、読了まで約1ヶ月と時間が掛かってしまった。
    チョット違うけどバックトゥーザフューチャーも10回位観たし、大分忘れたけどハリーポッター面白く読んでいたので、この本には忘れてたワクワクを思い出すために選んだのが理由だったけど、何だか入れなかったな。
    勿論結末に向けた状況作りが必要だということは分かってるんだけど、読み飛ばしも少ししたけどここを制覇するのに時間が掛かったな。
    最初のつかみと後半の盛り上がりは、流石宮部みゆきって感じだった。
    最後は早かったよ、少しウルっとしたしね。

  • 子供の頃はファンタジーの物語を読むのが好きだったのになー。架空の世界にすんなり溶け込めず。しかし最後の方ではほろっと涙が出てきたのでそんな自分にホッとしました。面白い小説だと思いますが、ファンタジーと自分の相性がよくないことを再確認。

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 幻界の厳しい自然、さまざまな怪物たち。立ちふさがる困難を乗り越え、辿り着いた「運命の塔」。ワタルの願いはかなえられるのか? 大感動が待ち受ける壮大な物語の最終章。

  • ファンタジー小説であるが子供向けではなく、大人向けの物語だと感じた。主人公の亘は小学生であるが、直面する現実は大人が読んでも重く、胸が痛くなる。もし自分がこんな現実に直面したら、乗り越えられるだろうか。そう思う程に。それは亘がいい子だから余計に感じた。読んでいて嫌味など全く感じさせない主人公。小学生らしい純粋な視線で情景や心情が描かれている。終始応援したくなった。
    亘は幻界の旅を通して出会いや別れを経験し、精神的に強く成長していく。幻界で出会うキ・キーマやミーナなどのキャラクターも魅力的で、彼らとの友情や絆を強く感じられた。
    最終的に亘は、不運な自分の運命を変えるのではなく、幻界の世界を救うことを選ぶ。自分の運命を都合良く変えても、自分が変わらなければまた悲しいことや辛いことが起きても乗り越えられないから。
    この物語は現実と向き合い、そっと背中を押してくれる勇気の話。ブレイブストーリーというタイトルの通りに。
    長いストーリーだったが、この本に出会えて
    良かった。読んで良かった。そう思える。

  • 全体を通しては好きな作品であったとは思いますが、上巻の後半ほどのワクワク感はもうひとつといった印象でした。

    わたしには少し長かったのもあるかもしれません。

    久々にファンタジー系の作品を読んだので、また同ジャンルも読んでみたいなと思いました。

  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPAC↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/376668

  • 映画と主題歌星5つ。原作読みたいんだけど、絶対いいんだろうけど長編だし、他に読みたい本ありすぎて読めそうにない。
    子どもにオススメしたい。読んでないけど絶対欲しい5つだから、読んでないけど星つけちゃう

  • うーん
    嫌いじゃないけど好きじゃない。
    描写が長いところ、ところどころ少し飛ばし読みしてしまった。
    説法っぽいな
    出てくるキャラクターは嫌いじゃないけど、、うーん

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。

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