ブレイブ・ストーリー 愛蔵版

  • 角川書店 (2003年4月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (1012ページ) / ISBN・EAN: 9784048734455

作品紹介・あらすじ

2300枚におよぶ宮部みゆきの壮大なファンタジー小説に、謡口早苗の幻想的なイラスト100点を掲載。ファン必携の箱入り愛蔵決定版!

みんなの感想まとめ

壮大なファンタジーの世界へと誘う物語は、主人公亘が幽霊が出ると噂される建設途中のビルから異世界・幻界へ旅立つところから始まります。読者は、剣と魔法に満ちたこの広大な世界での冒険を通じて、かつて感じたワ...

感想・レビュー・書評

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  • ファンタジー小説です。
    昔々、ロードス島戦記というファンタジー小説を読んで続きが気になって、寝る間も惜しんで読んでいた頃のワクワク感を思い出しました。
    そして、その頃ほど、ファンタジーの世界にワクワクするような感情移入ができない自分に気づき、ちょっとさびしいような変な気持ちになりました。

  • 終盤の展開に泣きました。

  • 内容(「MARC」データベースより)
    小学5年生の亘は、幽霊が出ると噂される建設途中のビルの扉から、剣と魔法と物語の神が君臨する広大な異世界-幻界(ヴィジョン)へと旅立った…。謡口早苗の幻想的なイラストを掲載。2003年3月刊の箱入り愛蔵版。

  • うん年前に購入して読破!このバカ厚いけどカッコイイ装丁大好き!
    ヴェスナ・エスタ・ホリシアで別れた亘と美鶴がうん年後に映画で再開して感動!美鶴戻ってきたよ!おまじない叶った!涙!

  • 「冒険ファンタジー」と聞いてたのに、第一部はあまりそんな雰囲気じゃなくて意外だなあ、という感じ。ひたすらに厳しく残酷な現実が、あまりに痛々しくてしかたがない。しかもそれがあまりに「現実」なので、これをどう「幻界=RPGの世界」にスライドさせるんだろう……と危惧していたものの、さすがは宮部さん。しかも一部の「現実」がなければ、二部の「RPGの世界」の物語にも重みが出てこないだろうしな。
    二部以降、とにかくスリリング。ミステリ的な部分もあり、ホラー的な部分もあり。数々のキャラクターもすっごく魅力的だし、文句なし(一番好きだったキャラが死んじゃったのがあまりにショックでしたが)。ただ「楽しい」だけの話じゃないのもかなり高ポイント。考えさせられる場面が多いよねえ……。

  • 手に入れようと決意した時すでに絶版になってたため探して購入
    扱いが怖くて未だ読まず、上下巻の方を相変わらず読み倒してます
    この作品はファンタジーですが、映画とは異なりそこにたどり着くまでの導入部がかなり長かったです
    当時高校生だった私は、疲れました
    けれど一冊の本にしては多すぎるほどのものを、このおはなしは語ってくれました
    濃厚な、幻想的な空気を纏うこの作品
    ぜひぜひご拝読ください

  • 映画にもなっているが映画より数倍話が重い。
    賛否両論有ると思うが私は好き。
    ただこの愛蔵版重過ぎて読んで居られないのが難点。

  • ファンタジーとして描写は文句なし。世界構築も都合よくはあるが必要充分に機能している。小学生の成長物語としては、序盤の1/3は文句なしに幼い子供に贈りたいと思える。読破した今は良識ぶりたい世代に好まれそうな本だと感じている。少なくとも我が子には贈らない。厳しさと冷たさは違う。その点で、私とは感性の合わない書き手なのだろう。

  • 受験期なのに、読み始めたらとまらなかった。
    愛蔵版ならではの挿絵がお気に入り☆かなりの長編だけれど、オススメです!

  • 2006.11.18 ゼミで取り上げた作品。根気のエンターテイメント。とにかく長い。

  • 宮部みゆきの小説のジャンルには、『少年もの』がある。(私のかってな命名です)その中の最高傑作は『ステップファザー・ステップ』であるが、『ブレイブ・ストーリー』は宮部の『少年』が誕生する経緯を描いているという読み方も出来るのではないか。宮部の少年は、純粋で賢く勇敢で、少し哀しみを背負っているのが特徴である。たいてい中学生か高校生だ。この作品のワタルは小学五年生。純粋で哀しみを背負っているけど、『賢さ』と『勇敢』はこの長い長い冒険の中で試されることだろう。
    今ではすっかり有名になった宮部の『ゲーム女』ぶり。この本はゲームを小説に移しただけだという批判が当然出てきている。しかし、そういう批判をする人はこの長い長い物語を自分の金と自分の時間で愛情もって読書できないで言ったことではないだろうか。ゆっくりと読めばこの本は『ゲーム批判』の要素を充分持っている(その反対のゲームに対する愛情も充分にあるが)ことに気がつくだろう。例えばこの小説の中では『リセット』は効かない。

    少年が直面する現実は、大人が直面している現実でもある。子供は子供なりにこの冒険譚を読むだろうが、大人は大人なりにこの『幻界』の世界がいかに現世を反映しているか、読み取らなくてはならないだろう。大人は子供に負けてはいけない。この作品はワタルの成長物語であると同時に、ワタルの母親の成長を影の物語として抱えていることに最後になって気がつく。

    愛蔵版には謡口早苗氏の挿絵が100点以上挿入されてある。もうこのキャラ以外には想像できないぐらい上手く書かれた登場人物たちがどんどん出てくる。外箱の装丁といい、久しぶりに単行本を買った私は痛く満足した。私の姪が小学五年生になった時、この本を贈ってあげようと思う。小学五年生には難しすぎるのではないか、という意見には反対である。彼女はおそらく一つのエピソードももらさずこの世界を理解するだろうと思う。

  • 文庫で読んだんですが、分冊じゃない方がより読み込めるんじゃないでしょうか。
    映画観たヒトにもラストが違うので是非読んで欲しいと思います。
    ワタルの活躍もより詳しいし、映画とはちょっと違う部分が多いですね…。

  • 映画見る前に読了。図書館で借りたんですが、お金ができたら文庫版を買おうと思います。王道的だし疑問な場所もありますが、ぐいぐい読めてしまうところがやっぱりすごい。
    最後のほうはわかってたのに涙が出ました。

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著者プロフィール

宮部 みゆき(みやべ・みゆき):一九六〇年東京都生まれ。八七年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。『火車』で山本周五郎賞、『理由』で直木三十五賞、『名もなき毒』で吉川英治文学賞、ほか多数の文学賞を受賞。『霊験お初捕物控』『ぼんくら』『三島屋変調百物語』シリーズ、『きたきた捕物帖』シリーズなど著書多数。


「2025年 『東海道綺譚 時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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