忘れ雪

著者 :
  • KADOKAWA
3.40
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本棚登録 : 692
感想 : 142
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  • Amazon.co.jp ・本 (506ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048734509

作品紹介・あらすじ

傷ついた子犬を拾った少女は、獣医を目指す少年に助けられた。幸せな出逢いは、少女の悲しき家庭環境により別れを迎える。そして八年後、ふたりは偶然の、しかし必然ともいえる再会をしてしまう。ふたりの空白に、幼い日の思い出がよみがえった時、彼女は失踪する…。愛し合っているのに巡り逢えないふたり。かつてこれほどまでに美しく、せつない物語があったであろうか?新世紀、もっとも泣かせる"純恋"小説。

感想・レビュー・書評

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  • 前半は切なく、後半はミステリでしたね。純愛でしたが、それだけに絞った方が私は好みでした。

  • 著者の本は初読みでした。

    年度末の慌ただしさでヘトヘトになりなが、500Pを超える大作でしたが、3日間で読み終えました。

    純愛モノの恋愛小説。

    ラスト、ハッピーエンドにならないんですね...

    主人公は父の後を継ぎ桜木動物病院の院長で心優しき獣医の桜木一希、ヒロインは橘深雪。

    2人の出会いは深雪が小学校6年生の時、公園で出会った捨て犬が怪我をしていることに気づき、どうすればいいのかわからなかった時に後ろから「どうしたの?」と声をかけてくれたのが、当時17歳の高校生だった一希。

    自分が動物病院の息子だと告げ、父親に頼み怪我をしたラブラドールの治療をしてくれた。

    事故で両親を失い、伯父夫婦に引き取られたった1人で孤独に過ごしていた深雪は子犬を飼うことを決意し、クロスと名付けた。

    クロスを可愛がりながらも少女は自分とクロスに優しく接してくれたの一希と会うため、散歩の偶然を装い毎日一希の下校時間に合わせて出会った公園で一希を待つ。

    いつしか一希も深雪とクロスに会うことが日課となっていたが、そんな関係はながくは続かない。

    伯父夫婦の経済事情から京都にいる叔父夫婦のもとへ行くことに。

    京都に行く前日になり、ようやく自分が京都に行くことを一希に告げた深雪はお小遣いを貯めて買ったガラス玉がちりばめられた指輪を婚約指輪だと渡し、一希が獣医になる7年後の3月15日いつもの時間にこの場所で待ち合わせを提案する。

    「私とクロスが出会った日。そして、私とあなたが出会った日。あなたは7年後の3月15日にその指輪を持ってきて、私に結婚を申し込むの」

    出会ってからの2人は直ぐにすれ違ってしまう。

    そして時は過ぎ約束の日、一希はそんな約束をしたことすら忘れてしまっていた。

    1年後、クロスのおかげで奇跡的な再会を果たすも一希はクロスにも、深雪にも気づかない。

    すれ違ったままの2人。

    深雪はバリへ1年の留学に出ることを一希に告げ、深雪が旅立ったタイミングで残された出会った頃の風景を描いた絵と深雪からの手紙によって、幼き頃の記憶を思い出す。

    手紙には戻ってくる1年後の3月15日にあの場所で待っていると記されていた。

    そして迎えた再会の日、そろそろ公園に向かおうとしたタイミングで誤ってボールを飲み込んでしまったという急患の犬が一希の病院へ助けを求めにくる。

    目の前で死んでしまいそうな犬を見捨てることが出来ない一希は命を救うために緊急手術を行った。

    神のイタズラ?それともこれが2人の運命なのか?

    その後、2人を襲う思いもよらぬ展開。

    まさかのミステリー要素も加わってハラハラドキドキ。

    満身創痍の状態でやっと一希は深雪のもとにたどり着く。

    やっと幸せになれると思った矢先、一希は深雪を守る為にナイフで刺され帰らぬ人に。

    新堂先生!ちょっとひどすぎませんか?思わず叫びたくもなります。

    ハッピーエンドではない純愛物語。

    こんな切ないストーリーなのにページを捲る手は止まりませんでした。

    説明
    内容紹介
    甘くせつなく、涙なしでは読めない恋愛小説。

    裏のノワール社会を描く新堂冬樹が、初めて挑戦する甘くせつなく、涙なしでは読めない恋と愛の物語。お互いに心は通じ合っているのに、引き裂かれ出会えない、激しい男と女の運命は…。

    内容(「BOOK」データベースより)
    傷ついた子犬を拾った少女は、獣医を目指す少年に助けられた。幸せな出逢いは、少女の悲しき家庭環境により別れを迎える。そして八年後、ふたりは偶然の、しかし必然ともいえる再会をしてしまう。ふたりの空白に、幼い日の思い出がよみがえった時、彼女は失踪する…。愛し合っているのに巡り逢えないふたり。かつてこれほどまでに美しく、せつない物語があったであろうか?新世紀、もっとも泣かせる“純恋”小説。
    内容(「MARC」データベースより)
    傷ついた子犬を拾った少女は、獣医を目指す少年に助けられた。幸せな出逢いは、少女の悲しき家庭環境により別れを迎える。8年後、ふたりは再会するが彼女は失踪する。愛しあっているのに巡り逢えないふたり。純恋小説。

  • 日常ではありえなさそうな話だけれど
    ほんわかして...でもとても切なくて...

    特に最後はもう涙が止まりませんでした。
    まさに純愛。

  • 新堂冬樹さんの恋愛三部作の一作目。

    あなたに逢えて良かったと同じく、報われない悲しい恋愛小説。

    すれ違いにすれ違いを重ね、やっと一緒になれたとおもったところからの別れ。

    新堂先生はこういう小説を描くのが上手いとおもった。

    クロスが引き寄せてくれた運命

    すごい感動できた。

    ただ、本人の姿をテレビで見て、すっごくガッカリした(笑)

  • 適当に選んだ作品で作者を見限るのは軽率かもしれません。新堂冬樹はチャットで推薦され、前に読んだ小説はたいしたことありませんでした。「忘れ雪」・・題名のイメージからも恋愛小説の本道かもレンタル。
    新堂冬樹を推薦したのは、テレビドラマ好きの若い女の子でしょうね。とても映画にはならない(笑)人物は薄っぺら、展開はこじつけの無理ばかり、恋愛自体が決め付け形で説得力なし。悲劇的展開でお涙頂戴かな〜、でも底が見えてます。
    やっぱ、この作者はやめよう(^^;・・10代の女の子向きです・・

  • バットエンドにしてもなんだか主人公に対する悲劇が可愛そすぎるし、亡くなったあとの周りで問題修復されてもよ。私には泣けるポイントがイマイチ分からず。うーん。

  • 110619

  • これは感動ものだな、表紙も可愛いし、白新堂だな…!と信じていたのにハイやっぱり新堂冬樹でーすって感じ。
    うう、黒くしたいなら最初からにしろよー戸惑っちゃうよー。
    泣けませんでした。ただただびっくりで、なぜそっちに話を進めたんだ!って怒りたくなるくらい。

  • 切ない

  • 「傷ついた子犬を拾った少女は、獣医を目指す少年に助けられた。幸せな出会いは、少女の悲しき家庭環境により、別れを迎える。八年後、二人は再会するが、少女は失踪する。愛し合っているのに、巡り会えない二人。純愛小説。」
    悲しすぎる(泣)あまりにもピュアだし。でも、獣医の青年が、いい人すぎて、同僚が勘違いしたのでは?最後までラブストーリーで終わるかと思いきや、えっ、ミステリー?サスペンス?ショックを受けた。

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著者プロフィール

 メフィスト賞受賞作『血塗られた神話』でデビュー以降、ノアール小説から純愛小説まで幅広い作風で数々のベストセラーを持つ。代表作は『溝鼠』、『カリスマ』、『無間地獄』、
『黒い太陽』、『忘れ雪』、『虹の橋からきた犬』等。また、新堂プロを立ち上げ、タレント、アイドル、作家のプロデュース、漫画原作等も手掛け、その才能は多岐に渡る。

「2024年 『虹の橋からきた手紙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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