武蔵と小次郎

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048734561

作品紹介・あらすじ

日本人を魅了してやまない孤高の剣士、宮本武蔵。彼はいかにして困難な時代に己の生を貫き、最強の相手に立ち向かったのか!?著者渾身、七年ぶりの書き下ろし最新長編。

感想・レビュー・書評

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  • 人はのう、体は朽ちても、心は残る。心は一つではない。5つか6つに分かれておる。そのうち1つか2つは人の死とともに消え失せるが後の3つか4つは現世に残っている。ゆえに神人同化の境地に達すれば、死に失せし者を、生きたる者の如く眼前に呼び出し話を交わすこともできる。

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著者プロフィール

1929年和歌山県生まれ。東北大学法学部卒業。78年に『深重の海』で直木賞受賞。その後、織田信長を描いた『下天は夢か』がベストセラーになる。95年『夢のまた夢』で吉川英治文学賞、2005年菊池寛賞受賞。1997年に紫綬褒章を、2003年には旭日小綬章を受章。剣道三段、抜刀道五段で武術全般に造詣深く、剣豪小説をはじめとして多くの武道小説を執筆。2018年5月26日逝去。著書に『明治撃剣会』『柳生兵庫助』『薩南示現流』『雑賀六字の城』『修羅の剣』『大わらんじの男』『龍馬』など多数。

「2022年 『深淵の色は 佐川幸義伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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