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Amazon.co.jp ・本 (424ページ) / ISBN・EAN: 9784048734677
作品紹介・あらすじ
迷宮入りした「三億円事件」と現代に起こった殺人事件を結ぶ一筋の光。被害者、犯人、刑事たちが、34年の時を経て織りなす光と影の鮮烈な像とは――。豪腕作家による渾身のハード・ミステリー!
みんなの感想まとめ
緻密に構築された物語が展開される中で、34年前の未解決事件と現代の殺人事件が交錯します。老刑事・滝口が独自に捜査を進めることで、過去の「大事件」との接点が明らかになり、読者は徐々に全体像へと引き込まれ...
感想・レビュー・書評
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著者の本は初めて読む。力作といった感じ。三億円事件を題材にしたフィクションであるものの、かっちりと構築されている。物語のタイムラインに、事件の真相を小出しに挟み込み、徐々に全体像が明らかなるという凝った作り(少しの飽きやすさ)。文量を割くことで、著者が描き出す結末に説得力を持たせている。同じような作品として「罪の声」のことを思い出した。なお、作品自体は、登場人物の描写が暴力的なこともあり人は選ぶ。それと、一見すると誤読するような文章があり、多少の読みづらさがあった。
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読みごたえありました。
ただ、なんというか、後味悪かったなぁ。。
三億円事件の真相、知りたいけど、知りようもないんだろうな…。 -
「三億円事件」の核心に迫る渾身のハード・ミステリー!
いや~
読み応えありました!
2段で415P。
まさか、こういう結果になるとは・・・
最後の最後まで興味が失せる事なく面白く読めました。 -
面白かったです。
骨太でした。
キャラクター設定もハッキリしていて
登場人物が決して少なくないのに混合することなく
グイグイ読めました。 -
なんとも評価のしづらい……
内容としてはガッツリ面白いはずなのに、中盤に至るまでまるでノれなかったのはなぜだろう。
ひとえにキャラにあったのかな?
どいつもこいつも性格が悪いガッチガチの利己主義者。
しかも大事件の犯人たち、ショボっ!
女ごときに翻弄されてんじゃねーよ、とうんざり。
この作者の描くファム・ファタル像ととことん相性が悪いのではないかと心配になってきた……
全然読者が感情移入できない(アタシだけかもしれませんけど☆)女に入れ込んで、引っ込みがつかなくなったとかやめてくれ。
(もちろん犯罪に走った理由はそれだけじゃないけどネ)
でも後半、ぐぐっと面白くなった。
特にタキさんを逃がすために、屈強な同僚にボッコされる片桐とかのあたりから。
ずーっと反発し合っているようで、ちゃんと老刑事の執念、生き様がこの食えない野心たっぷりの刑事にも伝わっていたのだなあ、と。
つくづく(少なくとも私の場合は)、読んでいて心を震わされるのは、描かれている人の心なのだと思わされた。
どんだけ設定が凝っていて「驚愕のトリック!」とかが使われていても、描かれている人間がペラッペラだったら、それは自分にとっては駄作なのだな、と。
その点、この作品は面白かった。
ツッコミどころはあるし、ちょっと乱雑じゃね?という展開も、やっぱり執念の老刑事にねじ伏せられた感。
でもどこか、痒い所に手が届き切らない感じ……
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