生首に聞いてみろ

著者 :
  • 角川書店
3.15
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本棚登録 : 788
感想 : 143
  • Amazon.co.jp ・本 (492ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048734745

作品紹介・あらすじ

首を切り取られた石膏像が、殺人を予告する-著名な彫刻家・川島伊作が病死した。彼が倒れる直前に完成させた、娘の江知佳をモデルにした石膏像の首が切り取られ、持ち去られてしまう。悪質ないたずらなのか、それとも江知佳への殺人予告か。三転四転する謎に迫る名探偵・法月綸太郎の推理の行方は-!?幾重にも絡んだ悲劇の幕が、いま、開く。

感想・レビュー・書評

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  • 冒頭からそれは伏線と敷かれていて、もっと早くにそこに気が付いて然るべきではあったけれど、自分で深く考えるより、法月君に明かされる方が心地よい。
    初見ではあまりいいと思わなかったように記憶しているけど、忘れ果てて再読したら思いのほか良かった。斜め読みしてしまったかしら。

  • タイトルに興味惹かれるが、内容はこじ付け感がびっしり。伏線張って回収するのは見事だが、全く探偵できてない。犯人は稚拙な行動のため、時間が経てば自ずと解決する事件ではないか。

  •  作品解説:著名な彫刻家・川島伊作が病死した。彼が倒れる直前に完成させた、娘の江知佳をモデルにした石膏像の首が切り取られ、持ち去られてしまう。悪質ないたずらなのか、それとも江知佳への殺人予告か。三転四転する謎に迫る名探偵・法月綸太郎の推理の行方は――!? 幾重にも絡んだ悲劇の幕が、いま、開く!!
     このミステリーがすごい!(2005年度版) 第1位

     う~ん…。評価するのが難しいですね。複雑すぎて何がなんだかわからないような伏線がひとつに収束されていく様は、確かにミステリーとして優れていますが、死体が登場する第4部までは、起伏に乏しい展開(ひたすら伏線の挿入)が続くため、「このミス第1位」という評価を踏まえつつ読むと飽きてきます。
     タイトルだけ見るとホラーの苦手な方は引いてしますかもしれませんが、気持ちの悪いシーンはありませんので安心してください。

  • 期待はずれでした。まず、殺人事件がなかなか起こらないし、事件が起こるまでの間も彫刻の首が切り落とされたことについてどうでもいい推理をしてみたりと前半かなり退屈な内容で読むのに時間がかかりました。事件が起こってからはなかなか面白い作品ですが1冊の本としてはハズレですね。 以前に読んだ法月さんの「キングを探せ」が面白かっただけに期待していましたが、まるでダメでした。

  • 05年のこのミス1位。

    テンポがゆっくりな感じがした。
    ところどころのエピソードがいろいろ暗喩してるんだけど
    題名にも、ああ、そっか。ってつながるんだけど
    いまいち、期待に沿わなかった。

    うーん。
    人が死ぬ部分より、彫刻の謎の部分がおもしろかった。
    すっきりしたのは、一番最後のページと最初のほうのナゾがつながったところかなあ。

    あまりガツンとはこなかった。残念。

  • 義理の夫の勘違い部分はなるほど!となった。

    法月先生が気付けずエチカを助けられなかった事や、リアリティのある他者との掛け合いを作ろうとしている点はかなり読み取れたのだがそれでもやはりデリカシー無さすぎる質問に対しての反応に人間味がないのが気になった。
    描写の少なさから法月先生とエチカちゃんにキャラとして良さを感じなかったので逆に一貫性のある堂本が1番印象に残るまであった。


    ただ、デスマスクを使用した母子像は凄くアイデアが好き。

    自分は犯人側をより知りたいと思うタイプなので各務嫁視点だったらより楽しめたかも。

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB00100576

  • 複雑な家族関係と登場人物。
    図示しながら、ぐいぐいと読み進めた。

  • 出オチ。
    タイトルがいいだけ。

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著者プロフィール

法月 綸太郎(のりづき・りんたろう)
1964年島根県生まれ。京都大学法学部卒業。’89年『密閉教室』でデビュー。’02年「都市伝説パズル」で第55回日本推理作家協会賞、’05年『生首に聞いてみろ』で第5回本格ミステリ大賞受賞。ミステリー評論でも高い評価を得ている。近著に『法月綸太郎の消息』、『赤い部屋異聞』など。


「2021年 『法月綸太郎ミステリー塾 怒濤編 フェアプレイの向こう側』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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