失はれる物語

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 3850
レビュー : 591
  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048735001

作品紹介・あらすじ

きみの音楽が独房にいる私の唯一の窓、透きとおった水のような6篇の物語。ブロードバンド映画「手を握る泥棒の物語」原作、書き下ろし短篇「マリアの指」同時収録。

感想・レビュー・書評

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  • 積読の中から今日はこれを。
    以前、装丁の綺麗な本でおすすめしていただき、文庫よりも是非単行本でとの事だったので購入した。
    私の好きな装丁の綺麗な本Best3に入るくらい本当に綺麗で気に入っている。表紙は水に濡れたようになっていて、雫は立体的に浮き出ている。この表紙の紙がトレーシングペーパーの少し厚いような素材だが、表紙を外して裏を見ると楽譜が印刷されており、表から見るとその楽譜が透けて見えるといった感じ。栞紐の鮮やかなブルーも素敵だ。私の拙い説明よりも、是非本屋さんで手に取ってみてください。

    前置きが長くなったが、内容は少し切ない話の詰まった短編集。元々はライトノベルとして書かれた物だそうで、軽く読め一編一編が単発ドラマを見ているような感じ。また、少しの時間ができた時にさらっと読みたくなるだろう。

  • 内容もさることながら、装丁の美しさに呑まれてしまう。

  • 初めて著者の作品を読んだ。一気に引き込まれた。
    文章に無駄が無いので、「これは大事な伏線だな」ということがわかるので心して読むのだが、その伏線が「そう来たか!?」という使われ方。
    うまい作家ってすごい。よくこんなこと考え付いて書けるなあ…。

    よくレビューで、思わず笑ってしまったり涙したりしてしまうから電車の中で読まない方がいいと言われている本をみかけるが、私の場合、この中の「Calling You」は電車で読んでいて最後の方、危なかった。

  • 借り物。6つの短編のうち、4作品は再読。あのころ汲めなかった意味を、見出だせたような気がする。自分の爪先以外のものを見て歩くことはめったにない主人公たち、絶望的なこの世の微かな光、人間は変わることができること。主張したいことはないとあとがきにはあるけど、心に残る言葉、たくさんあります。

  • 「Calling you」や「幸せは子猫の形」がお気に入り。どちらも切なくて一読の価値あり。

  • 過去とつながるケータイの話が一番泣けた、

  • 前哨戦無しにいきなりワンツーのカウンターを食らって暫くジャブがきたけど終わりにアッパーカットで締められたような読後感。私には乙一さんの作品は2冊目ですけどやっぱり強烈ですね♪ 6編の短編集のいずれもが個性的でした。装丁自体も凝っていて らしい作りになっています。いやあ面白かった。

  • 乙一さんは読むと必ずトラウマになるのに、ふと思いついて読んでしまいますね。
    友達に貸してもらったか、勧められた記憶があります。中学時代に読みました。

  • 乙一さんちゃんとした1冊は初読み、かも?ww

    ちびちび読んでたので最初の方の内容を忘れちゃったけど、ちらっと見たらだんだん思い出してきましたw

    Calling You:いきなりこうくるか!?という衝撃

    失はれる物語:むーん、せつない・・・かな?

    傷:ラスト、よかった~。

    手を握る泥棒の物語:・・・ねーわ!と思いつつ、中田永一の「百瀬、こっちを向いて。」を彷彿とさせるようなw

    しあわせは子猫のかたち:世界は何も変わっていない。なのにまるで違う景色に見える奇跡。

    ボクの賢いパンツくん:wwウケるwww

    マリアの指:おー、きたきた!こーゆーの好き。

    ウソカノ:うんうん、イイネ!

    なかなかよかった!お勧めデス♡

  • calling youが心に残ってる物語。

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著者プロフィール

乙一(おついち)
1978年福岡県生まれ。山白朝子(やましろ あさこ)、中田永一(なかた えいいち)の別名義で執筆する小説や、安達寛高(あだち ひろたか)という本名名義で脚本を記すこともある。
1996年に『夏と花火と私の死体』で、第6回集英社ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞してデビュー。
2003年『GOTH リストカット事件』で第3回本格ミステリ大賞受賞。2012年、『くちびるに歌を』(中田永一名義)で第61回小学館児童出版文化賞。
代表作として、映画化もされた本屋大賞ノミネート作『くちびるに歌を』のほか、『暗いところで待ち合わせ』『きみにしか聞こえない CALLING YOU』『失はれる物語』などがある。作品の多くが漫画化、映画化された。

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