後巷説百物語 (Kwai books)

著者 :
  • 角川書店
3.73
  • (221)
  • (132)
  • (422)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 1338
レビュー : 161
  • Amazon.co.jp ・本 (779ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048735018

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 男鹿などを舞台とした作品です。

  • 又市シリーズ第3弾。

    今回は百介が過去を振り返って語る形で、又市やおぎんの登場が少なく、ちと物足りない。。。気がしたが、百介の又市を懐かしく想う語り口が良く、第1弾からもう一度読み返したくなった。

    最後「風の神」では、ちと泣いてしまった。

    このシリーズ好きだなぁ◎

  • 【初出一覧】
    「赤えいの魚」 『怪』vol.0011(平成13年9月刊)
    「天火」 『怪』vol.0012(平成13年12月刊)
    「手負蛇」 『怪』vol.0013(平成14年8月刊)
    「山男」 『怪』vol.0014(平成15年3月刊)
    「五位の光」 『怪』vol.0015(平成15年8月刊)
    「風の神」 書き下ろし

  •  明治の世相と、江戸期の体験談が交叉する、怪異譚の第三弾。
     一白翁――山岡百介の語りと、消えゆく妖怪たちへの感慨が響く。
     前作の終息は悲しかったが、今回は不思議な静寂の中、爽やかさすら漂うラストになっている。

  • 読み終わりましたーーー
    百介さんが80歳くらいになってます
    名前も変わって一白翁とよばれておりまうす。そして九十九庵
    めっちゃ百にかかってるなぁ



    実は4,5年前に一度図書館で借りて読んだのですが
    今までとは違い若者4人のあーだこーだがだるくて読み終わらず返却
    今回やっと読了しましたよーーーー
    最後のお話が面白かったけど
    やっぱり又市さんが出てくれないと面白くないです

  • 年末からぽつりぽつり、ゆるゆると愉しんできた一冊をようやく読み終えました。(これは2006年01月04日に書いたものです。)

    京極夏彦さんの中でも最もデキのいいシリーズかもしれません。
    残念ながら最終巻のようです。

    あの山岡百介さんが一白翁という老爺となり若者たちに怪異を語る。

    テイストとしてはアシモフの「黒後家蜘蛛の会」と岡本綺堂の「半七捕物帖」を足したような感じ。
    頭の悪い連中が怪事件にあれやこれやのたもうたあげく一白翁に助けを求め昔がたりを聞く。
    年の功で若い頃よりシャープになった百介さん大活躍。

    いい時間をもらいました。

    最後の百物語の回で一白翁の語った怪異の一覧がそのままこのシリーズの作品リストでしょうか。
    どんな話だったかかなり忘れてますが『竹原春泉・絵本百物語』の該当すると思われる見出し語から並べます。

    * 小豆洗い
    * 野鉄砲
    * 白蔵主
    * 狐者異
    * 舞首
    * 飛縁魔
    * 芝右衛門狸
    * 船幽霊
    * 塩の長司
    * 七人みさき
    * 柳女
    * 赤ゑいの魚
    * 帷子辻
    * 天火
    * 山男
    * 手負蛇
    * 老人火
    * 五位鷺
    * 風の神(百物語の回)

    (2006年01月04日)

  • 何とも言えずじんわりとする結びのお話でした。
    百先生含む一味が好きですよー。

  • 百物語に始まって百物語に終わる
    ホント素晴らしかったです
    最後はつい泣いてしまった・・・
    百介さん・・・幸せだったんだろうか・・・
    これ読み終わると『巷説百物語』をまた最初から再読したくなってしまう
    あの日々が彼にとっては一番輝かしい日々だったんだろうな
    凄惨なことや辛いことがあったとしても、やっぱり忘れられなかったんだろうな

  • 百介さんにとって又市一味と過ごした日々は
    今もキラキラ輝く宝物のようなものだったんですね…

    でも、あの夜から宝石箱のふたは閉めた。
    閉めたのに、たまに光が洩れれば嬉しくなって…

    どんなに切なくても、私もそんな出会いがしてみたいと思いました。

  • 長く楽しい旅が終わってしまったような切なさ
    感動した

    2月23日  読了

全161件中 31 - 40件を表示

著者プロフィール

京極 夏彦(きょうごく なつひこ)
1963年、北海道小樽市生まれ。小説家としてだけでなく、世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員(肝煎)など妖怪研究家であり、他にも装幀家、アートディレクター、俳優など様々な顔を持つ。
広告代理店を経てデザイン会社を設立。1994年、そこで暇つぶしに書いた『姑獲鳥の夏』を講談社に送ったところ極めて評価を受け、同年、即出版・デビューに至る。瞬く間に執筆依頼が殺到する人気作家に上り詰めた。
1996年に『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、1997年『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、2002年『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、2004年『後巷説百物語』で第130回直木三十五賞、2011年『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞など、数多くの受賞歴がある。
代表作に「百鬼夜行シリーズ」「巷説百物語シリーズ」「豆腐小僧シリーズ」など。

後巷説百物語 (Kwai books)のその他の作品

京極夏彦の作品

ツイートする