幼馴染み 1983~2004

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 170
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048735148

作品紹介・あらすじ

ガキ大将の克美とみそっかすで泣き虫の明。-幼馴染みのふたりはやがて成長し、いつのまにか危ない関係に踏み込んでいく…。1983年「小説JUNE」に初掲載され、のちにルビー文庫で刊行された衝撃作『幼馴染み』。その本編2作に幻の短編「旋風」「パラレル遊戯」を加え、さらに待望の書き下ろし続編を収録-吉原理恵子、そしてボーイズラブの原点がここに。

感想・レビュー・書評

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  • 男の子二人が成長していく物語。
    成長していくにつれ、思春期の二人の掛け合い。
    うん、まぁよかったですが、時代を感じてしまいました。

  • まじで一時代の攻め、トンデモすぎて無理
    脅すな、犯すな、それを受けも馴染むなよ
    あと三点リーダ多すぎ
    登場人物も急に名前出てきて語られても全然把握できなかった

  • 時間経過が楽しい。
    ガキ大将なかっちゃん(受)と、そのフンの明(攻)。
    このギャップが面白い。
    明はもてまくっているけれど、かっちゃんひとすじ。
    「抱かせてよ」と迫られるかっちゃん。

    けっこう好きな展開だった。

  • 初出のJUNE掲載で読んで、忘れられなかった作品。
    だが、記憶に強く残ってるシーンがない。
    あとがきを読むと、改稿されて初出とは変わってるとか……
    たぶん、記憶に残ってるあのシーンが、変わってたのだろう(確認できてないけど)

    内容的には、学生もので執着攻め。
    今では、珍しくはないが、耽美が主流だった当時は、非常に新しかった。
    当時を懐かしんで読むならいいが、今時の物を期待して読むのは、オススメできないかな?

  • 懐かしいー

  • 文体が合わなかったけど、内容は好き。

  • 勝気な克美と、泣き虫で、克美の金魚のフン的な明。
    2人は幼馴染みだったが、時が経つと明は克美の身長を追い越し男前になり、女の子に言い寄られるようになる。克美はそんな明が面白くない。しかし、明は克美のことが好きだと言い、いつの間にか体の関係に進んでいく……。

    今となってはありがちな(?)お話の展開ですが、吉原さんのこの作品は、愛憎劇的な少年愛が主流だった時では衝撃作だったらしいです。学園モノで、舞台が現代だというのが珍しかった、ということでしょうか。

  • あの吉原作品とは思えない明るくライトな
    学園物です。

    気の強いやんちゃ坊主と気の弱い美少年の
    立場が逆転して、いきなり迫られるところが
    笑えます。

    明るい気分で楽しめる吉原作品です。

  • 借本。
    著者の心情表現が好き。
    幼馴染み好きには、たまらない一冊でしょう。

  • ガキ大将だった「克美」と、泣き虫だった「明」。
    タイトルの通り、幼馴染同士の恋愛です。
    ただ、普通の恋愛と違うのは、男同士の恋人関係だということ。
    お互いを思う気持ちが交錯して、揺れ動くそれぞれの複雑な心情に
    なんだかすごく切なくなりました…。

    -----------------------------------------

    図書館で何となく目についたので読んでみました。
    これが多分BL小説との初めての出会い。
    昔に出ていた作品だそうですが、そんな事は全く感じさせない様な、青春の恋の物語です。
    かっちゃんは、俗に言う「ツンデレ受け」というやつなのかな…?

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著者プロフィール

福岡県出身・在住。
「小説June」にてデビュー。
代表作に「間の楔」シリーズなど。
ドラマCDのシナリオも数多く手がける。

「2022年 『純銀のマテリアル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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