ある愛の詩

  • 角川書店 (2004年2月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784048735209

作品紹介・あらすじ

「幸せを運ぶ神様の落し物」その幸せをつかめるのは--!? 小笠原の海で育った拓海のもとに現われたのは、イルカを魅了する歌姫・流香だった。彼らはあまりに純粋で思いを伝えられず…。せつなく涙する恋愛小説

感想・レビュー・書評

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  • 新堂作品2冊目の読了です。

    いろいろ疲れが溜まっていた自分への癒しの時間として選んだ本書。

    新堂作品との出会いとなった「忘れ雪」から1年と少し、本作も「忘れ雪」から1年後に世に送り出された作品とのことで、勝手に不思議な縁を感じています。

    本作はこれぞ純愛って感じの作品でした。

    しかも、「忘れ雪」は純愛物なのにハッピーエンドで終わらない切なさ満載の作品でしたが、今回は辿り着きましたね。

    大切な人ともとへ。

    拓海が大切な人へ辿り着いたのか、流香が大切な人へ辿り着いたのか、お互いがお互いの大切な人へ辿り着けたんですね。

    そんな2人を繋いでくれたのはイルカのティティス。

    純粋な心を持つ拓海が待つ小笠原へ、純粋な心を取り戻した流香が向かう。

    そんな流香のもとへティティスそっくりな子供のイルカが拓海を誘う。

    2人の本当の物語はここから始まるんですね。



    説明
    内容紹介
    多くの涙を誘った純恋小説「忘れ雪」から12ヶ月。新たな愛の物語が生まれる

    「幸せを運ぶ神様の落し物」その幸せをつかめるのは--!?小笠原の海で育った拓海のもとに現われたのは、イルカを魅了する歌姫・流香だった。彼らはあまりに純粋で思いを伝えられず…。せつなく涙する恋愛小説

    ある愛の詩 初のオリジナルテーマ曲CD付き(3曲限定版)   『忘れ雪』から12ヶ月、純恋小説の新しい風と波。出逢えたこと、それがすべて。イルカにみちびかれ拾った「神様の落し物」―それは、きらきらと優しい音と光につつまれる、トゥルー・ロマンス。


    内容(「BOOK」データベースより)
    小笠原でイルカのテティスとともに育った、あまりにも純粋な青年・拓海―。東京からやって来た愛を信じられない声楽家志望の美しき歌姫・流香。ふたりはきらめくドルフィンビーチで運命的な出逢いをする。帰京した流香にはコンクール出場に向けて重大な悩みがあった。そんなある日、「君の笑顔が見たいから」ただそれだけの理由で、上京して来た拓海は、流香のこころの闇を知り、彼女のためにある決意をする。ひかれあいながらも想いを告げられず哀しい運命に翻弄されるふたり―。心ふるえる、初めての体感ピュア・ストーリー。初のオリジナルテーマ曲CD付き。

  • すっごい純愛だったな~~

    解説を丸写しすると、
    小笠原でイルカのテティスとともに育った、あまりにも純粋な青年・拓海。
    東京からやって来た愛を信じられない声楽家志望の美しき歌姫・流香。
    2人はきらめくドルフィンビーチで運命的な出逢いをする。帰京した流香にはコンクール出場に向けて重大な悩みがあった。そんなある日「君の笑顔が見たいから」ただそれだけの理由で、上京して来た拓海は、流香の心の闇を知り、彼女の為にある決意をする。惹かれ合いながらも想いも告げられず哀しい運命に翻弄される2人・・・

    彼女の為にそこまでする??
    昼は工事現場で、夜はホストクラブで・・・
    小笠原の青い海しか知らなかった彼が・・・

    でも期待を裏切らない結末で良かった^^

  • 初め、拓海が純粋すぎて少しひいてしまった。くさいセリフに、自分を顧みない優しさ。
    全体的に純愛小説だから仕方ないけど…
    ただ、どんどん物語にひきこまれていったのは事実。
    ストーリー展開がなかなか面白かった。

  • 新堂冬樹さんの恋愛三部作の二作目。


    ほかと違って、これは恋が始まり、続いていくであろうと思える作品。

    テティスが導いてくれたホンモノの女神と。


    ベタベタな展開な気がするが、拓海の純粋さには心打たれる。

    これからも、独りにならずに生きていってほしい。

  • 高校生の時に読んだ本。イルカと少年(青年だったが)というモチーフに惹かれて買ったんだった。
    本は二度ほど読んだきりだが付属CDの曲がめちゃくちゃ気に入って今でもずっと聞いてる。最近になってそれがフランシス・レイのLove Storyだと知った。波音から始まりピアノの響きに重なってくる壮大なオーケストラ、最高!

  • 純粋な青年

  • まさに新堂ワールド。小笠原の海で祖父とイルカに育てられた純粋無垢な23才の青年と声楽家を目指す女子大生との純愛物語。

  • こんな純粋な青年、絶滅危惧種だと思う。

  • 純愛。
    拓海の流香を思う純粋でまっすぐなところがとても惹かれる。

  • 泣かずにはいられない。純粋すぎて胸が痛みました。

    新堂冬樹さんの作品には多くの動物が出てくるのですが、今回はイルカ。透明すぎる気持ちに目を向けられなくなる、そんな気持ちがよくわかり、感動しました。

  • 数年前に『忘れ雪』を読んで以来,手にした二冊目はこの『ある愛の詩』。
    わたしは白新堂しかしらない。

    あまりにも純粋すぎる青年,拓海。
    無垢な優しさは,その裏にはとても悲しいことを経験しているからなのでしょう。それ故に,ときに拓海の笑顔に切なくなることもあります。

    そして,
    愛という言葉に臆病になっている,もう一人の主人公,流香。

    ふたりのあまりにも美しすぎる『愛』に感動を覚えます。

    『愛』という言葉は時に胡散臭くも思いますが,この物語,このふたりに関しては本当に綺麗に描かれていると思います。

    そして,白新堂のドラマチックに進むストーリー展開。
    夢中になって読める作品でした。

    さらに,
    この作品の作風として,時系列はひとつにも関わらず,拓海と流香の視点が切り替わりながら進みます。
    このあたりの展開にも,この作品の面白さがあったと思う。
    付属していたオリジナルテーマ曲もばっちり。
    特に『青い奇跡』をこの物語の後半で聴くと,途中から加わる男性ボーカルが,まるで流香が拓海を受けれたように思えて込み上げてくるものがあった。

    そして,流香の最後のさいごの言葉。
    この物語は,その言葉を流香が口にすることができるまでのためにあったようにさえ思える。ただの,ありきたりの言葉なのに,それまでのすべての物語がその一言に,いろいろな想いを含めさせたのだと想う。

    『恋をしたい』という人に読んでほしい作品とわたしは思います。

  • 話がやや作為的に感じられたため、入りきれない部分もあった。ヒロインの描写にも少しくどさが残ったが、主人公の拓海の清々しさは気持ちよかった。

  • 表紙と題名に惹かれて高校の時に図書室で借りた本。文庫本で買い直したのでまた読み直したいと思っております。

    コテコテな恋愛小説は苦手な私ですがとても綺麗で、純粋なこの「ある愛の詩」はすんなりと読めました(´`*)

    イルカのティティスが好きです。
    持ってるだけで倖せな気持ちになる本です。

  • こういうのが読みたかったの。
    ほっこりと温かくなる純愛ストーリー。
    何より小笠原諸島の描写が綺麗で綺麗で・・・・
    絶対小笠原に行くぞ!と誓った。
    それにしても…拓海のような男子・・・いそうもない気がする。

  • 甘い、切ない、ハッピーエンド好き、本に恋する乙女さんにはお勧め。心の綺麗な人が羨ましくなる。

  • もうこの人の恋愛小説はおなかいっぱい。人死にはもちろん絶対交通事故が出てくるし、とにかく泣きの不幸話で狙いすぎ。ぜんぜん泣けないし。失笑はするけどwそもそもこのヒロインはむかつく。男がいなきゃ何もできない女すぎる。大体興味のない男に思わせぶりな態度とりすぎでしょ。しかもラストはバッドエンド風味という。
    テティスはかわうい。いるかとたくみのカップルでいいよw

  • 小笠原でイルカのテティスとともに育った、あまりにも純粋な青年・拓海―。東京からやって来た愛を信じられない声楽家志望の美しき歌姫・流香。ふたりはきらめくドルフィンビーチで運命的な出逢いをする。帰京した流香にはコンクール出場に向けて重大な悩みがあった。そんなある日、「君の笑顔が見たいから」ただそれだけの理由で、上京して来た拓海は、流香のこころの闇を知り、彼女のためにある決意をする。ひかれあいながらも想いを告げられず哀しい運命に翻弄されるふたり―。心ふるえる、初めての体感ピュア・ストーリー。初のオリジナルテーマ曲CD付き。

  • 目が離せずに、一気に読んでしまった。

    海の綺麗な世界。
    社会というにごった世界。

    なのに彼は純粋さを決して失わず・・・。
    「忘れ雪」を読んだ後に読んだので、最後までハラハラしていました^^;

  • 小笠原でイルカと共に育った拓海と、声楽家を目指す流香。
    2人は小笠原の海で出会い、その瞬間から魅かれ合う。
    夢の為に頑張る彼女のそばにいたいと、上京する拓海。
    彼女のことを見守り、応援しようと決めるのだが、すれ違いから離れてしまう。
    最後にはほっと心があったかくなる話。

    「忘れ雪」を読んだ後だったので、結末までハラハラした。
    ハッピーエンドに終わって一安心。
    けどおじいちゃんは死んじゃうし、イルカのテティスも死んじゃうし、ちょっと残念。
    しかし拓海にしても、間宮さんにしても、「忘れ雪」で出てきた桜木にしても、とにかくみんな尽くしまくる。
    現実にはこんな人いないよなーって思いつつも、引き込まれた。
    小笠原の描写が、美しくて素敵。

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著者プロフィール

 メフィスト賞受賞作『血塗られた神話』でデビュー以降、ノアール小説から純愛小説まで幅広い作風で数々のベストセラーを持つ。代表作は『溝鼠』、『カリスマ』、『無間地獄』、
『黒い太陽』、『忘れ雪』、『虹の橋からきた犬』等。また、新堂プロを立ち上げ、タレント、アイドル、作家のプロデュース、漫画原作等も手掛け、その才能は多岐に渡る。

「2024年 『虹の橋からきた手紙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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