ゆめつげ

著者 :
  • 角川書店
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レビュー : 138
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048735599

感想・レビュー・書評

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  • 貧乏神社の弓月と信行兄弟が、弓月の夢告の力を買われ白加巳神社の権宮司、彰彦に招かれ、震災で行方不明となった青戸屋の息子、新太郎が候補3人のうち誰なのか視ることになる。
    しかし神社を出ようとする者が次々殺される事態となり‥‥
    おっとりした兄の弓月と、気苦労の多い弟の信行というのがほのぼのとして良い。

    神仏分離令などが発される前の混沌とした時代の波は読んでいて切なくなる。宗教を政府で管理するなどあってはならない。
    それでも。人は生きていく。きっと希望を見出して。

  • もっとほんわかとしたストーリーかと思ってました(¯―¯٥)
    世の中が大きく変わるとき人々は何を思ってどう動くのか。
    世の中の流れを読み取って動くものあり、流れに逆らって自らの手で変えようとするものもあり、流に任せるものもあり。
    弓月のゆめつげどうり未来は確定されたものではなく、動きかた次第なのだろう。

  • 安政の大地震で行方不明になった青戸屋の息子・新太郎を探すためにゆめつげを行う弓月と弟の信行。候補者の3人の子供たちとそれぞれの養い親。寺を抜け出そうとする人間を襲う浪人たち。夢の中に現れない新太郎の謎。青戸屋の息子に隠された秘密。

  • 話が転がり出すまではあんまり読み進まなかったけど、中盤からの物語の引き込む力は流石。終わり方も好み。

  • 舞台は幕末の神社、夢による占いが得意な神官が主人公。
    前半のイメージからは想像もつかないほど、ラストは壮大なスケールの話に。
    普段縁のないジャンルだが、楽しく読めた。

  • 若旦那シリーズを読了したので、流れで。

    でもドロドロ血なまぐさいというか、鬼気迫る話でした。
    若旦那みたいに、笑える要素はあんまりありません。
    毎日こんな状況になってしまう主人公がかわいそう…とか
    同情しちゃいました(苦笑)

  • やっぱりこの人の長編は読むのしんどい・・・

  • やっぱりこの人の長編は読むのしんどい・・・

  • 畠中さんの小説好きです。

  • 登場する人物のキャラクタが面白い。
    時代物だが、時代を感じさせない面白さ。
    気楽に読める小説。

著者プロフィール

畠中 恵(はたけなか めぐみ)
1959年高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学(現・名古屋造形大学)ビジュアルデザインコース・イラスト科卒業後、漫画家アシスタントと書店員を経て、漫画家デビュー。そして故・都筑道夫の創作講座を受講。『しゃばけ』が第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、本作でデビュー、作家となる。
『しゃばけ』シリーズが代表作で、『しゃばけ』『ぬしさまは』はNHKラジオドラマ化された。2011年、『ちょちょら』で第24回山本周五郎賞候補。2016年『しゃばけ』シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。

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