コイノカオリ

  • 角川書店
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本棚登録 : 446
レビュー : 87
  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048735773

感想・レビュー・書評

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  • 色々な設定の恋の香りが味わえます。
    「水曜日の恋人」シャンプーの匂いの裏に隠れている恋はつらいのかな。
    「最後の教室」レモンの香りは淡い恋心かな。
    「泣きっつらにハニー」蜂蜜の香りは妖しい感じがするけど。
    「海のなかには夜」あまりかおりのイメージではなかったけれども、相反する気持ちがでている。
    「日をつなぐ」豆を煮る時の匂い。落ち着く感じはするけれど、主人公は大変そう。
    「犬と椎茸」椎茸を煮る匂いも印象に残る匂いではあるが、このように使われるとは。

  • (2016/11/25読了)
    井上荒野さんの作品は好きでよく読んだ時期があった。私の中で読むのが辛い時期があり、乗り越えた訳ではないけど、ちょっと読んでみようかなと思い立って、アンソロジーを借りてみた。
    井上作品はやはり、ドンと胃の腑の奥深くに何かが落ちるような感覚で、私には群をぬいて心に残った。
    全体的に、薄い靄に包まらているようなのに、心に残る、不思議な作品たちだった。

    (内容)
    人は、一生のうちいくつの恋におちるのだろう。ゆるくつけた香水、彼のタバコや汗の匂い、好きな人に作った特別な料理―。柔らかく心に迫る恋の匂いをモチーフに繊細に、あるいは大胆に綴った6つのラブストーリー。

    (目次)
    角田光代 水曜日の恋人 … 女子高生と母の恋人
    島本理生 最後の教室 … 夜間高校での出会い
    栗田有起 泣きっつらにハニー … 女子高生とバイト先のマッサージ屋さん
    生田紗代 海の中には夜 … 大学の同じサークル
    宮下奈都 日をつなぐ … 母になったばかりの女性
    井上荒野 犬と椎茸 … 30年前の恋人と親友、夫と自分

  • 2019年3月9日

    <The scent of Love>
      
    装丁/角川書店装丁室
    写真:MIYOKO KOMIME / A.collction / amana

  • 短い物語が集まってて、とても読みやすかった。実際にありそうな物語たちばかりで、感情も移入しやすかった

  • 香りをキーワードにした短編集。
    読みやすかったけど、その後の気になるものもいくつかあった。

  • 俺的に。
    映画でも書籍でも、嫌だな?と思った作品は、レビューしないのが普通だ。
    カッコつけるつもりでも無いけど、それがマイルールだ。

    でも?
    今回のはちょっと頂けない。

    年甲斐もなく?男なのに?俺は恋愛小説が大好きだ。
    そして。。。
    恋愛映画も恋愛小説もハッピーエンドがマストだとも盲信している。

    〜〜〜

    で。
    本題だが。

    そんな俺的に、これは無いな?と思った。


    譲って。
    ハッピーエンドだけが恋愛では無い!て理屈も許せるとしよう。・・その通りだ。
    だが?
    こう言うのが、いわゆる大人の恋愛だ!てテーゼは如何なものか?とは、強く思う。


    本アンソロジーのタイトルは?
    恋の薫り/恋の香りでなく、コイノカオリだ。
    だから?
    こう言う変化球(*しかもシンカーやナックル系)も分からなくも無い。

    でも。
    ちょっと違和感を覚えたなぁ。。。

  • 匂いは、遠い記憶を思い起こさせるものでもある

    栗田有起さんは初かな

    2016.05

  • 甘酸っぱいような苦いような、時に悲しくなる短編集だった。

  • いろいろな恋愛が読めて、ちょうど良い長さで、おもしろかったです。
    こういう本から、また新しく読みたいなって思う作家さんを見つけるのがいいかも。
    どの話も好きでした。

  • 6人の作家さん(角田光代さん、島本理生さん、井上荒野さん他)のコイノカオリにまつわる話。
    それぞれ別の話ですが、香りっていろんな思い出に結びついていたりして、余韻の残る印象的な話が集まっています。

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著者プロフィール

角田光代(かくた みつよ)
1967年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。
1990年、「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞し、小説家としてデビュー。受賞歴として、1996年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞を皮切りに、2005年『対岸の彼女』で第132回直木三十五賞、2007年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、2011年『ツリーハウス』で第22回伊藤整文学賞、2012年『紙の月』で第25回柴田錬三郎賞、同年『かなたの子』で第40回泉鏡花文学賞、2014年『私のなかの彼女』で第2回河合隼雄物語賞をそれぞれ受賞している。
現在、小説現代長編新人賞、すばる文学賞、山本周五郎賞、川端康成文学賞、松本清張賞の選考委員を務める。
代表作に『キッドナップ・ツアー』、『対岸の彼女』、『八日目の蝉』、『紙の月』がある。メディア化作も数多い。西原理恵子の自宅で生まれた猫、「トト」との日記ブログ、「トトほほ日記」が人気。

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